<<前のページ | 次のページ>> |
|
2022.12.31 |
蔓忍 |
今年最後の仕事を終え、蔓忍の塊を眺めている。
色のない世界が好きで、
できるだけ手を加えないでいることがうつくしいのだと、
いつの頃からかそう捉えていました。
もしかしたら、その意識が少し変わるのかもしれない。
今はそんなことを感じています。
この一年も、たくさんの方々とのご縁をいただくことができました。
繋がってくださいましたすべての皆さまへ、
心から感謝申し上げます。
これからも、植物とともに。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
|
|
|
2022.12.29 |
結び柳 |
松と自然薯、結び柳。
植物もまた、一期一会。
出会ってくださった方々へ感謝の気持ちを込めまして、
お正月飾りをおつくりいたしました。
選ぶ植物も、その姿も、すべて違うものばかり。
ご注文いただきました方々へ、順次お渡ししております。
新年をお迎えするための木々や花々もご用意しております。
年内のアトリエオープンは、本日最終日となります。
13時から19時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.12.25 |
赤 |
クリスマスの赤と、お正月の赤。
同時にやってくる華やかな彩りを、
どこか遠くで眺めているような感覚がある。
今年も、あと一週間。
年内の営業は、12月29日が最終日となります。
どうぞよろしくお願いいたします。
|
|
|
2022.12.23 |
新月 |
水仙の花が、そっぽを向いて咲いていた。
言葉なき植物のこえ、
窓の外には風の音、時々雪。
星々が大きく輝いて見えた、新月の夜のこと。
|
|
|
2022.12.17 |
灯り |
雨の一日は薄暗くて、
朝から蝋燭を灯しています。
吐く息は白く、冷たいけど温かい。
今を静かに、静かに整えていく。
|
|
|
2022.12.16 |
小々坊 |
初雪を見たのは、一昨日のことでした。
今日は青空の下、常緑の木を生けている。
シャシャンボという名の、黒い実が生る木。
何度でも、植物は必要な人のもとへと行く。
於 六禾 / 料理屋くおん
|
|
|
2022.12.15 |
鳥 |
鮮やかな朱色の、ヒヨドリジョウゴ、
小さく芽吹く、ウグイスカグラ。
帰り道の、ハクセキレイ。
於 イマソラ珈琲
|
|
|
|
2022.12.14 |
存る |
雨上がり、
石の階段を一つ一つ上って行く。
十二月の新嘗祭。
初雪のあと、霞んで見えなくなった山の頂。
大いなる空に広がる無数の光。
見えなくても、そこに在るもの。
|
|
|
2022.12.10 |
陽だまり |
柔らかな冬の陽射し。
今の感じが一番好きかもしれない。
十二月の気忙しさが遠のき、新しい年を迎える頃、
どんな景色が見えてるだろう。
私は、わたしたちは、どんな場所に立ってるだろう。
|
|
|
2022.12.9 |
ヤドリギ |
桜の木に宿った木。
宿られた桜の枝先が芽吹くといいなと願いつつ、
植物の神秘を思っている。
於 六禾 / 料理屋くおん
|
|
|
2022.12.9 |
冬苺 |
真っ赤な冬の苺を生けました。
この季節の赤色を、
この季節に彩りを。
於 utsuwa11
|
|
|
2022.12.8 |
宿り木 |
今年もこの場所にヤドリギをお届けしました。
宇は、大らかなやねの下。
宿る木を愛でながら、
とびきり美味しい苺のショートケーキをいただいて、
十二月の幸せなひととき。
於 宇 noki
|
|
|
|
|
2022.12.6 |
カマツカ |
一本の木が、
山々の風景を呼び、そこに風を吹かせてくれる。
大切な出来事が、確かな感覚の一部と生る。
小さな一つを紡いでいこう。
心いっぱいに花を生けよう。
冬山の景色が、きっと届きますように。
於 stance dot
|
|
|
|
2022.12.5 |
今朝 |
朝の光に、
植物の姿が浮かび上がってゆく。
目を瞑り、柔らかな光で感情を包み込む。
いつかの痛みが、
いつのまにか消えてなくなりますように。
|
|
|
|
2022.12.4 |
しろの、 |
和歌山の窓話さんにて、
松本昌子さんのうつわの展示が始まりました。
しろのうつわの自由な姿、うつしい風景。
菓子の会「しろの音」では、
真っ白なうつわに、真っ白な栗の山。
モミの木と栗の香りに満ちた初めての感覚でした。
しろの、新しいステージへ。
松本昌子 器展 「しろの、」 at 窓話 2022.12.3〜12.11
|
|
|
2022.12.3 |
宿り木 |
ヤドリギが入荷いたしました。
大きな株や小さな枝、
実がついていても付いていなくても、圧倒的な姿です。
明日のアトリエオープンは15時からとなります。
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.12.2 |
山の便り |
十二月の山の便り、発送いたしました。
真っ白な嵯峨菊と、真っ赤な冬苺。
冬の色を、ぎゅっと詰め込みました。
今年最後の山の便りを、どうかお楽しみいただけますように。
次の便りは、2023年となります。
山の便り
|
|
|
|
2022.12.1 |
danny exhibition |
イラストレーターdannyさんの個展が、
箕面・西宿ビルの大川家具製作所シュールームにて、
明日より開催されます。
繊細な色鉛筆の描写、山々の風景、柔らかな時間。
正解のない答え合わせに、
その世界に生きていることを感じている。
山の木々と苔をしつらえて、ここに寄り添いました。
ぜひゆっくりとご覧いただけましたら幸いです。
danny exhibition 2022 2022.12.2〜12.30 12〜19時
at 大川家具製作所ショールーム / credenza
danny
|
|
|
2022.11.30 |
鶯神楽 |
葉が散り、小さな蕾が生まれている。
決められたリズムもルールもなく、
自由に伸びる姿がいい。
今の季節の、ウグイスカグラ。
於 NOVA 珈琲と焼き菓子
|
|
|
2022.11.29 |
ネズ |
どこまでも深い青の色。
森の奥へと迷い込んだかのような香りの実。
雨の日のこの場所も、とても気持ちがいいのです。
於 akkord
|
|
|
2022.11.28 |
鍛冶屋のいえ |
この度、十周年を迎えられるHOUSEHOLD INDUSTRYさんが、
和歌山・黒江の自邸ギャラリー「鍛冶屋のいえ」にて、
明日より展覧会を開催されます。
暮らしながら、日々鉄の在り方を見つめられている場。
自然光の仄かな光と影に映しだされる世界。
真っ直ぐな眼差しには、いつも感動を覚えます。
自然物のオブジェやカトラリー、新作の花器など、
大切に積み重ねられてこられた今の武田さんの世界を、
ぜひご覧いただけますように。
うつくしい鉄の花器は、
大きく自由に伸びた木々を、
大らかに受けとめ、しっかりと支えてくれました。
HOUSEHOLD INDUSTRY 10th anniversary
2022.11.29〜12.5 予約制 HOUSEHOLD INDUSTRY
|
|
2022.11.27 |
宿り木について |
もうすぐ十二月ですね。
今年のヤドリギの入荷は、
12月2日と12月中頃を予定しております。
今年はどんな姿に出会えるでしょう。
入荷しましたらまたお知らせさせていただきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
|
|
|
|
2022.11,25 |
樹皮 |
樹皮で編まれた籠に、山の木々を生けました。
紅葉の臼の木と、梅モドキの紅い実。
散りゆく葉も、朽ちる実もうつくしい。
於 暮らし用品
|
|
|
2022.11.24 |
藪紫 |
焙煎された珈琲豆の渋い香りと、
冬の紫。
於 イマソラ珈琲
|
|
|
|
2022.11.24 |
苔 |
山ツツジを生けました。
苔の色に冬山の景色へと想像は向かい、
今年もまた、真っ白な世界を見たいと思う。
蔓竜胆の、赤い実ひとつ。
於 六禾 / 料理屋くおん
|
|
|
2022.11.23 |
ヒヨドリジョウゴ |
冬の赤。
今朝届いたばかりの山の木々に包まれながら、
水揚げ作業に励んでいます。
今日はアトリエオープンいたします。
窓話さんのシュトレンも、お求めいただけます。
雨の日の、新嘗祭。
|
|
|
|
|
2022.11.19 |
シュトレン |
和歌山にて、
季節の野菜や果物をつかった美味しいお料理をいただける素敵なお店、窓話さん。
この冬、窓話さんのシュトレンを、
アトリエにて販売させていただけることとなりました。
赤ワイン香る、ドライフルーツとナッツたっぷりのシュトレン。
自家製酵母で発酵された生地に、
無花果、クランベリー、レーズン、八朔ピール、デーツに柿。
八角やカルダモン、シナモンの香りが赤ワインと相まった、大人のシュトレンです。
少しずつカットしながら、温かな珈琲や紅茶、ワインに合わせてお召し上がりください。
クリスマスを迎える頃まで、
時間とともに、素材が沁みていく変化もお楽しみいただけます。
11月21日(月)より、
アトリエにて数量限定で販売させていただきます。
シュトレン 一本3,300円
お取り置きもさせていただきますので、ご希望の際にはメールにてご確認ください。
kfleurs05@gmail.com
冬の植物とうつくしいシュトレンとともに、
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
窓話
|
|
|
|
2022.11.18 |
ゴンズイ |
馬の尾に、ゴンズイの木を生けました。
生けても生けなくても、
土は愉し気で、踊るように、流れるように、
感覚の交感の先に小さな森は生まれ、
うつくしい風景となりました。
明日より、ship uluさんにてぜひご覧ください。
於 shop ulu
Takashi Suzuki solo exhivition 2022.11.19〜11.29
|
|
|
2022.11.18 |
ノササゲ |
色鮮やかな紫のさやと、
はぜたあとの真っ白な世界。
柔らかな陽の当たる場所に、ノササゲを生けました。
秋の終わりと、冬のはじまりに。
於 utsuwa11
冬の入れもの 三人展 2022.11.19〜11.26
|
|
|
|
|
|
2022.11.17 |
余白 |
日々の余白に、
うつくしい風景を愛でる。
潮風を浴びてそびえ立つ赤松の木、
凪ぎの時間、水面のように静かなときを。
|
|
|
2022.11.10 |
竜胆 |
愛らしいリンドウの蕾。
役目を終えて、穏やかに咲いている。
蕾だから、咲いているとは言えないのかな。
咲かずとも、うつくしい姿。
|
|
|
|
2022.11.2 |
彩り |
エビヅルが実り、
小真弓の葉は、真っ赤に色付いている。
彩りと実りの季節。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
13時から19時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.10.29 |
風 |
一瞬風が吹いたような気がした。
木々に抱かれ、
神聖な気配に包まれながら、
ここに出会えた奇跡に、感謝の気持でいっぱいになる。
私たちは、たったひとつの目的のために。
|
|
|
|
|
|
2022.10.28 |
自然 |
広い空を仰いでいる。
広い海を眺めている。
自然物も、自然現象も、
見える世界も、見えない世界も、
輪郭が曖昧なままの感覚が、言葉となり降り注がれていく。
今なのか、何処なのか、
大いなる自然の、それはほんの一部分。
|
|
|
2022.10.25 |
新月 |
始まりの一筋。
はじまりへの祝福を。
|
|
|
2022.10.25 |
臼の木 |
美しい紅葉の、臼の木を生けました。
彩りの移り変わりを愛でながら、
次の季節を感じてゆく。
於 六禾 / 料理屋くおん
|
|
|
2022.10.22 |
枝垂れ梅 |
ダンスしているみたいな、枝垂れ梅の立ち姿。
共に馴染むこと、淘汰されゆくこと、
夏の間に広がった草や、
土に消えた根のことを思いながら、手を動かしている。
舞台の上で静かに咲く白い花を、心待ちにしています。
於 菓宵
|
|
|
2022.10.21 |
高野箒 |
秋の花は、儚さをまとっている。
ここにいるよと静かに咲いて、風に揺れるコウヤボウキ。
小さきものは、うつくしい。
ゆらゆらと壁に映る光を眺めながら、
美味しい珈琲をいただいた日。
於 ハマ・ノ・テlabo
|
|
|
2022.10.19 |
秋日射 |
窓からの日射しが柔らかくて、
やさしくて嬉しい。
今日も金木犀のトンネルをくぐり、アトリエの扉を開ける。
空気が凛と冷えてきて、好きな季節。
時を待っている、エネルギーの塊と。
|
|
|
|
2022.10.18 |
鳥不止 |
鳥とまらずの伸びやかな姿、
うつくしく色付いた葉、細い棘。
ウドの花のあとの愛らしさ、
秋グミとマユミ、
華奢な佇まいの姫臼の木と、その向こうに見える山々の風景。
野生の気配を、
いつも心いっぱいに受け止めてくださる方へ。
於 stance dot
|
|
|
2022.10.16 |
金木犀 |
晴天に恵まれ、
po one day shopが終了いたしました。
朗らかで賑やかで、温かな一日となりました。
お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
秋は様々に実る季節だと、
あらためて胸いっぱいに感じることができました。
声をかけてくれたpoのさかたさんとまつもとさん、
ともに過ごさせていただいた素敵な出店者の皆さま、
お会いできましたたくさんのみなさまへ、
本当にありがとうございました。
甘い香りが、ふわりと揺れる。
|
|
|
2022.10.15 |
po |
快晴の朝。
今日は宝塚のpoさんへ、
秋の草花や木々、切花や苗など植物いろいろをお持ちします。
朗らかな秋の一日となりますように、
皆さまにお会いできますことを楽しみにしています。
満開の金木犀に、いってきます。
po one day event 2022.10.15(土) 11〜15時半
at po 宝塚市長尾台1-9-13
|
|
|
|
2022.10.14 |
ことば |
空っぽから、はじまる。
声なき言葉を、静かに紡いだ時間でした。
明日より、和歌山normにて河合悠さんの個展が始まります。
素晴らしい空間に、ぜひお出かけください。
河合悠展 2022.10.15〜10.23 11〜19:00 at norm
遠い昔から繰り返されてきたこと
この世界で彷徨うことなくいられるのは
私もかつては誰かの亡骸だったから
風が一筋吹けば 影に名前が与えられ 光が運ばれてゆく
|
|
|
2022.10.13 |
姫緑青 |
ただ静かに寄り添うだけ
出会ってくれた、蒼き光とともに
|
|
|
|
2022.10.12 |
po |
宝塚のお山の上で友人が営むお店poさん。
優しくて美味しいとびきりのお菓子を作るpeaceful spaceさかたさんと、素敵なお洋服などを作るまつもとさん。
山の上のpoは、たくさんの方に愛されるオアシスのような場所です。
お庭の青葛藤は深く色付き、
今週末には、初めてのone day eventが開催されます。
嬉しいお声をかけていただいて、
素敵な方たちとともに出展させていただきます。
実りの季節の野生の植物、切花や苗もの、
秋の球根などをお持ちいたします。
晴れるといいな、素敵な一日となりますように、
皆さまのお越しをお待ちしております。
po one day event 2022.10.15 (土)11〜15時半 於 po
|
|
|
|
2022.10.11 |
礎 |
朽ちた木の幹が、
苔やシダの生きる場となり、支えとなっている。
生きてこそ、朽ちてなお。
誰かの終わりは、誰かの始まり。
だからこそ、生きている今は尊い。
この山奥に、湧き出る水の清らかさよ。
|
|
|
|
2022.10.8 |
高野箒 |
ひんやりとした朝。
色付き始めた木々の葉、
高野ボウキの花は、ささやかに咲いています。
今日と明日も、アトリエをオープンいたします。
13時から19時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.10.6 |
山の便り |
十月の山々の植物を、
三島のsoraさんへお届けしました。
遠くから聴こえる温かな声に、
植物の清らかな気配とともに、私もまた想いを乗せて。
山の便り
|
|
|
2022.10.5 |
山ほろし |
鉄の表札の足元に、秋の野草を植えました。
空を仰ぐ青ダモの木が、うつくしい。
少しずつしっかりと、ここに根付いてくれますように。
|
|
|
2022.10.5 |
po |
宝塚の高台にある友人が営むお店poさんにて、
秋の一日を愉しむイベントが開催されます。
素敵な方たちとともに、出店させていただきます。
秋の実りの切花や山野草の苗など、
山々の植物をお持ちいたします。
poのお庭に繋がりゆく、
実る秋の素敵な一日となりますように、
皆さまのお越しをお待ちしております。
2022年10月15日(土) 11〜15時半 於 po 宝塚市
po one day event
|
|
|
|
2022.10.1 |
神聖幾何学 |
昨夜の空は、
細い月があまりに綺麗で、吸い込まれるように眺めていた。
ホトトギスの花に深まりゆく秋を感じ、
小さな菊の愛らしさが心に染み入る。
自然界がもたらすうつくしさに、もっと近づきたい。
|
|
|
|
2022.9.29 |
姫臼の木 |
珈琲が並ぶカウンターに姫臼の木を、
テーブルの真ん中にはナツハゼを生けました。
少し色付き始めた葉に、小さな秋を。
於 NOVA 珈琲と焼き菓子
|
|
|
2022.9.29 |
実り |
花は実となり、種は生まれて命を紡ぐ。
秋の草花や木々や蔓色々と、
古い硝子瓶や陶、
春へ向けての球根や山野草の苗もたくさん入荷いたしました。
明日と明後日はアトリエをオープンいたします。
13時から19時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.9.24 |
小豆梨 |
青い実が生り始め、アズキナシを生けました。
夕方の虫の音。
この季節にしか見えない景色を、今しか聞こえない声を。
於 六禾 / 料理屋くおん
|
|
|
2022.9.23 |
余光 |
秋分の日、
normさんにて植物の販売が終了いたしました。
たくさんの方にお越しいただきましてありがとうございました。
美奈子さんのうつわに一輪を生け、
normの空間に一本を生け、
息吹く風景を愉しみながら過ごした一日となりました。
光と闇がゆずり合い、生まれる微かな光。
櫻井美奈子展 「余光」 は、残り二日となります。
ぜひこの風景をお楽しみいただけましたら幸いです。
|
|
|
2022.9.22 |
余光 |
明日は、normにて開催中の櫻井美奈子展 「余光」に寄せて、
植物の販売をさせていただきます。
美奈子さんの花器に花生けを、
秋の野生の植物が、normの風景に静かに寄り添っています。
明日は、木々や草花、蔓や実など、山々の植物をお持ちいたします。
美奈子さんのうつわに合わせてお選びいただいたり、
小さな草花を束ねたり、一本からもお選びいただけます。
normに広がる風景とともにお楽しみいただけましたら幸いです。
皆さまのお越しをお待ちしております。
櫻井美奈子展「余光」 2022.9.17〜9.25 11〜19時 at norm
|
|
|
2022.9.21 |
花器展 |
京都岩倉のCIRCLE THE GALLERYにて、
明日より花器展が開催されます。
ギャラリーがセレクトされたそれぞれの作家さまの、
独創的な土器や硝子のうつわに、山の植物を生けました。
風景に、秋の風がとおる。
花器展 2022.9.23〜10.2 12〜17時 at CIRCLE THE GALLERY
|
|
|
|
|
2022.9.19 |
木々 |
緑に囲まれたうつくしい場所へ、木々を生けました。
大きな錦木は濃い香りを放ち、
気配は深い山のよう。
暮れゆく時間の中、蝋燭は灯り、静かに音楽が流れている。
中から外へと木々は連なり、境界線は消えていく。
特別な時間を、ありがとうございました。
建築・設計 間工作舎
|
|
|
|
|
2022.9.19 |
木々の間に |
川緑とウド、
白妙菊と烏瓜、
野イバラとカクレミノ、
野紺菊とオヤマボクチ、
青葛藤に自然薯・・・
野生の草花をきゅっと束ねて、utsuwa11さんへお届けしました。
木々の間に、展示は明日までとなります。
森に迷い込んだような空間とそれぞれの作家さまの作品を、ぜひゆっくりとお楽しみください。
木々の間に 2022.9.17〜9.20 11〜17時 at UTSUWA11
|
|
|
|
|
|
2022.9.17 |
余光 |
櫻井美奈子展 「余光」が、
和歌山のnormさんにて本日より始まりました。
美奈子さんの美しいうつわに、山々の植物を生けました。
窓からの光は、一日の中で様々に表情を変えます。
仄かな光を想いながらつくられた光を透かす土の作品、
食卓での器、花生けのための器、
ランプシェードのやさしい光と、岩永絵里さんの蝋燭の灯り、
normの大らかな空間とともに、息する植物は在ります。
初日の今日は、菓宵 田村亜沙子さんのお菓子会が開催され、
余光が静かに灯るうつくしい会となりました。
9月23日(金)には、植物の販売をさせていただきます。
素晴らしい空間とともにお楽しみいただけましたら幸いです。
櫻井美奈子展「余光」 2022.9.17〜9.25 at norm 11〜19時
|
|
|
2022.9.15 |
耳すます |
四年目のノッキンロール。
今年もまた、草木とともに寄り添えて幸せです。
地球の核の声
響いて
沁みて
身体を巡る
身体と大地の波動の交歓
地球の磁場は
弧を描く
円く昇る
ノッキンロール tipura studio展 at 宇
2022.9.16〜9.23 12〜18時
|
|
|
2022.9.10 |
実 |
野イバラの実はうっすらと、
吊り花もカンボクの実も、真っ赤に色付いている。
実ることは小さな奇跡の連続で、
今夜の月があまりに綺麗に見えるから、
きっと全部、大丈夫。
|
|
|
|
2022.9.9 |
木々の間に |
木を感じる。土に触れる。
射し込む光。漂う静けさ。
森の恵を受け取る器、
木からなるもの、
耳元で歌う賛歌
いつもの場所に、森が生まれる。
UTSUWA11さんでの展示に参加させていただきます。
皆さまの作品を大らかに包み込むような
空間に、森の風景を。
9月19日(月)の午後には、山々の植物を小さく束ねてお届けします。
こちらはお求めいただけますので、どうぞよろしくお願いいたします。
木々の間に 2022.9.17(土)〜9.20(月) 11〜17時
at UTSUWA11
|
|
|
2022.9.8 |
山の便り |
九月の山の便り、発送いたしました。
ミソハギ、川緑、ヒヨドリ草、藤とアケビ・・
木々の実は色付き始め、秋の草花が咲いている。
次回は10月1日お届けの予定です。
皆さまのお申込みお待ちしております。
山の便り
|
|
|
|
2022.9.7 |
耳すます |
身体と地球が繋がる感覚
それは
きっと
安らかな響きが沁みわたる
「耳すます」 ノッキンロール tipura studio 展
今年もまた、
素敵な皆さまとご一緒させていただきます。
身体と大地の波動の交歓
tipura studio ちなつさんのことばに耳をすます
植物の声を聴きながら、
どうぞよろしくお願いいたします。
「耳すます」 ノッキンロール at 宇 2022.9.16〜9.23
|
|
|
2022.9.7 |
白露 |
柔らかな虫の音。
九月、今日からアトリエをオープンいたします。
オープン時間は、13時から19時までとなります。
秋を彩る植物とともに、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.9.5 |
夕暮れ |
夕暮れに、水面が凪いでいる。
雲に覆われた明るみは、静かな闇への始まり。
遠くへ行こうと思えば、いつだって飛んでいけるから。
|
|
|
2022.9.5 |
余光 |
9月17日より、和歌山normさんにて、櫻井美奈子さんの個展が始まります。
日が暮れてなお残っている、余光。
太陽の光がやわらぎ、より一層美しく感じられる秋の夕べ。
そんな仄かな光を想いながらつくられた、陶の作品が並びます。
光を透かす土の作品、
秋から冬へと移り変わる植物の色合いを映したような器、
美奈子さんのさまざまな器に、私は花生けをさせていただきます。
期間中9月23日(金)には、植物の販売をさせていただきます。
秋分の日、彩り深まる山々の植物を、
美奈子さんのうつわとともにお楽しみいただけましたら幸いです。
また、展示初日 9月17日には、
菓宵の田村亜沙子さんによります「余光の菓子会」が開催されます。
こちらは予約制となりますので、詳細はnormさんのサイトにてご確認ください。
うつくしい秋のはじまりに。
櫻井美奈子展 「余光」 at norm
2022,9,17〜9.25 11〜19時 期間中無休
|
|
|
2022.9.4 |
蓮 |
早起きしたら、美しい光に出会いました。
蓮の花に、たくさん触れた夏だった。
|
|
|
2022.8.31 |
天地始粛 |
馬酔木、蔓忍、アケビ、ネジ木、
ブナの古木。
八月の終わり、ようやく暑さ静まりはじめ、
今日のアトリエは、あの山の景色のようでした。
Small significant things 小さいけれど大切なこと。
9月からは、オープン時間を13時から19時とさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
|
|
|
2022.8.30 |
蓮 |
夏の夜の宴が終わり、蓮の花がふわりと咲いた。
八月最後の一日、
明日はアトリエをオープンいたします。
15時から20時までの夏時間営業は、明日が最終日となります。
秋をまとい始めた植物たちとともに、
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
|
|
|
|
2022.8.28 |
新月 |
夏の終わりのengine meals `WOOST'、終了いたしました。
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。
午後から夕刻、そして夜へと、
植物に囲まれながら移りゆく景色の中、
WOOSTよっちゃんのとびきり美味しいengine mealsは、
心と身体に静かに沁みていくようでした。
皆さまが愉しんでくださっている様子を感じながら、
とても幸せなひと時となりました。
蓮の葉でチマキを包む手、
一つ一つ丁寧につくられたお料理の美味しさ、
彩りのうつくしさ、
つくることへの真摯な想い、
よっちゃんの姿を傍で見ながら、静かな感動を覚えていました。
植物と食物のエネルギーに包まれて過ごした一日。
特別な時間をつくってくれたWOOSTのよっちゃん、
お料理に合わせて美味しいナチュールワインを選んでくださった、wine shop SAPOさん、
お越しいただきました皆さま、
お召し上がりくださいました皆さまへ、心から感謝申し上げます。
吹く風に、秋を感じる新月の夜。
|
|
|
|
2022.8.27 |
WOOST |
今日は、夏の終わりのengine meals `WOOST'、
いつものアトリエが、すこし違った表情をしています。
蓮畑から届いた美しい蓮の葉は、
WOOSTよっちゃんの手で美味しいチマキに包まれます。
アトリエにてお召し上がりのお客さまには、
美味しいナチュールのワインもご用意しております。
谷町のwine shop SAPOさんにて、
WOOSTさんのお料理に合わせてお選びいただきました。
ぜひお料理とともにお楽しみいただけたらと思います。
八月の終わり、
ひと時の美味しい楽しい時間をお過ごしいただけますように、
皆さまのお越しをお待ちしております。
夏の終わりのengine meals `WOOST' 8/27(土) 15〜21時
|
|
|
|
2022.8.25 |
woost |
夏の終わりのengine meals `WOOST' は、
明後日8月27日(土)の開催となります。
たくさんのご予約、ありがとうございます。
お取り置きのご予約受付けは、明日8月26日(金)で締め切りとさせていただきます。
当日分もご用意いただく予定ですが、なくなり次第終了となりますのでご了承ください。
尚、お席のご予約は受け付けておりませんので、
満席の際にはお待ちいただく場合がありますことをどうぞご了承ください。
夏の終わりに、
美味しい楽しいひと時をお過ごしいただけますように。
夏の終わりのengine meals `WOOST' 8/27(土) 15〜21時
|
|
|
2022.8,25 |
藪山査子 |
生まれたての、ヤブサンザシの実。
少しずつ少しずつ、色付いてゆく。
夏の終わりを、ゆっくりと、ゆっくりと噛みしめていく。
於 六禾 / 料理屋くおん
|
|
|
2022.8.23 |
蔓忍 |
野ブドウの蔓を編みながら、
蔓忍を束ねながら、
季節が進んでいくのを感じている。
Blue jay 青い鳥は、
どんな私でも大丈夫。
|
|
|
|
2022.8.19 |
高砂百合 |
凛とした立ち姿に、愛らしい蔓が絡まっている。
うつむいている。
やがて咲く。
実る始まり。
小さな奇跡の連続で、今ここに生けている。
於 stance dot
|
|
|
|
|
2022.8.18 |
WOOST |
八月の終わりに、
WOOSTさんをお迎えして、
旬のお野菜をたっぷりと使ったエネルギー溢れる美味しいものを、
お召し上がりいただける一日を催します。
アジアンテイスト溢れる色鮮やかなオリジナルのお料理は、
WOOSTよっちゃんのエネルギーそのもの。
アトリエの二階で、ゆっくりと美味しい時間を過ごしていただけますよう、植物をしつらえ準備いたします。
すべてテイクアウトも可能です。
また、お取り置きもできますので詳細は下記にてご確認ください。
夏の終わりのengine meals、
ぜひお楽しみいただけましたら幸いです。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
夏の終わりのengine meals `WOOST'
2022.8.27(土) 15〜21時 於 Kfleurs
|
|
|
2022.8.17 |
蓮 |
雨の止み間の、蓮池。
何でもない一日が、こんなにも幸せだった。
|
|
|
2022.8.16 |
女郎花 |
朝起きたら、
テーブルの上にオミナエシが咲いている幸せ。
小説の中に自分自身が映り込み、
目の前の世界が変わって見えたとき
本当は、どこへ行きたいと願うのだろう。
|
|
|
2022.8.15 |
独活 |
今にも泣き出しそうな、灰色の朝。
湿気を含んだ空気に、小さく秋を感じている。
自分への、ささやかな贈りもの。
ころころ笑って、拗ねたように曲がりゆく、
ウドの花って、可愛いな。
|
|
|
2022.8.14 |
カタツムリ |
眠りから覚めたら、季節がほんの少し進んでいた。
久しぶりのアトリエでは、カタツムリがお迎えしてくれて、
ずいぶん大きくなったなぁと思う。
ゆっくりと場所を整えながら、
今日からアトリエをオープンいたします。
15時から20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております
|
|
2022.8.5 |
お知らせ |
体調不良のため急なお休みをいただくことになり、
ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。
少しお休みをいただきまして、
次回のアトリエオープン日は、8月14日(日)を予定しております。
どうぞよろしくお願いいたします。
|
|
|
|
2022.8.2 |
ネジキ |
あの山のネジキを、
テーブルの真ん中に生けました。
真夏の翠は、心に涼を与えてくれるから、
少しずつ、少しずつ。
於 Nova 珈琲と焼き菓子
|
|
|
|
2022.7.30 |
彩り |
色鮮やかに、鬼百合が咲きました。
ウワミズ桜の実は色濃くなり、もうすぐ八月がやってくる。
今日も、アトリエは夏時間。
彩り豊かな夏の植物とともに、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
|
2022.7.29 |
蓮 |
蓮を生け、
蓮を食する。
神聖な気配は、いつも美しさをまとっている。
WOOST engine meals 於 shop ulu
|
|
|
2022.7.28 |
臼の木 |
生けた臼の木が、
街路樹の緑に重なっていく。
蒸し暑さが凪ぎのように静まりゆく、緑の不思議。
於 イマソラ珈琲
|
|
|
2022.7.24 |
黒文字 |
窓辺の椅子に腰かけた途端、耳元で蝉が鳴き始めた。
いつもより、何だか賑やかな夏。
少し疲れているようだったから、橘のお茶を淹れてみる。
涼しくなった頃に、黒文字の苗を植えよう。
八月の黒文字の森は、どんなだろう。
|
|
|
|
2022.7.20 |
秋の田村草 |
実生の夏ハゼを生けました。
赤から黒へと、艶っぽく色付き変化していく実。
ブッドレアの彩りと、秋の田村草。
真夏の騒々しさを忘れてしまいそうに、
ここはしっとりとした気配。
於 菓宵
|
|
|
|
2022.7.20 |
菓宵 |
新しくお店をオープンされた菓宵さんのお庭に、
木々や草花を植えました。
入口の花壇には、古木の枝垂れ梅。
趣のある古い建物に、新しい風が吹く。
新たな始まりへ、おめでとうございます。
於 菓宵
|
|
|
2022.7.20 |
山百合 |
山百合が咲いて、
甘い香りが部屋中に広がっている。
鮮やかな色と模様に引き込まれていたら、
午後の眠気から覚めたみたいで。
今週もアトリエは夏の時間、
15時から20時までお待ちしております。
|
|
|
2022.7.17 |
タモ |
空へと向かう、
高い高い青ダモの木を植えました。
心地良い気が流れる素敵な場所。
暑い夏を乗り越えて、
ゆっくりとしっかりと、
ここに根付いてくれますように。
|
|
|
2022.7.15 |
椅子 |
古く、フランスの教会で使われていた椅子。
素朴な佇まいが、うつくしい。
昔、祖母に連れられて出かけて行った小さな教会にも、
古い木の椅子が並んでいたっけ。
そんなことを思い出している、夏の午後。
|
|
|
2022.7.14 |
雁皮 |
ガンピの木を生けました。
景色は軽やかに、
小さなオモダカの花も添えて、
一杯の珈琲と、夕暮れを味わいながら。
於 ハマ・ノ・テlabo
|
|
|
|
2022.7.11 |
眠りの木 |
眠くて眠くて仕方がなくて、
重い瞼をこすりながら、ここ数日の景色を思い出している。
糸を束ねたように咲く美しいネムの花が、
ハラリハラリと水辺に散って、
ヒグラシの声が遠くに聴こえる。
涼し気な気配と、湿度の息苦しさと、
夏はまだ始まったばかりなのだ。
|
|
|
2022.7.8 |
半月 |
暮れ始めた頃、
蝋燭に灯を灯しました。
何か壮大な流れの中で、
目に見えないものたちに突き動かされているような感覚と、
祈りともちがう時間。
帰り道、
雲間から一瞬見えた月は、白い半月でした。
|
|
|
|
2022.7.8 |
夏時間 |
湿気を含んだ朝の気配。
夏ハゼの実は色付き始め、笹栗の実は生まれました。
アトリエは今日から夏時間での営業となります。
真昼の時間帯を避け、
15時から20時までオープンさせていただきます。
夏の夜時間、
ゆったりとお越しいただけましたら幸いです。
涼し気な植物とともに、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.7.2 |
素心 |
真っ白なアザミの花のあと。
素心が、もうすぐ飛んでいく。
純白で、透明な素志。
誰の中にも、誰がためにも、揺るぎなく存在するもの。
|
|
|
|
2022.7.1 |
木 |
窓辺の木々が、
元気に育っていて嬉しかった。
伸びすぎていた蔓は、少し切り戻しました。
嬉しい作業。
木のようで。
たとえどんなに私の意思を込めたところで、
そのものが、どこまでも木のままであると嬉しい。
その想いが、初夏の心地良い風を吹かせています。
akkordさんにて。
木のようで 尾ア耕将作品展 2022.6.28〜7.3 at akkord
|
|
|
2022.6.30 |
野草 |
ウツボ草、ヒヨドリ草、丘虎の尾、
多分最後の蛍袋。
初夏の植物が涼し気に咲いています。
六月最後の日、今日もアトリエオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.6.29 |
ウワミズ桜 |
夕方の光。
梅雨が終わってしまったようで、
降った雨が思い出せない。
植えたばかりの木々や草花が、
あの場所にしっかりと根付いてくれますように、
祈る思いで仰ぐ空は、今日も青くて高かった。
|
|
|
2022.6.27 |
花 |
広く高く空を仰いで、私たちは息をする。
この素晴らしい世界を。
アンコールの曲は、花。
|
|
|
2022.6.26 |
休息日 |
まるで絵画を見ているような、うつくしい時間でした。
植物は輝く、光の束。
今日は休息の日。
|
|
|
|
2022.6.25 |
傷 |
小さな傷をいっぱい抱えたまま、
懸命に生きている日々は尊い。
不器用にしか生きられない正直さを、愛おしく思う。
人生の最初の想い出は、
いつでも、じぶんといっしょにあるんだよ。
わすれないように、わたしは
ハコヤナギの小枝を折って、もってゆこう。
大切な絵本の最期のページと、
白く古いお皿は、今の自分への贈りもの。
|
|
|
|
2022.6.25 |
山紫陽花 |
色とりどりに、山紫陽花が入荷しました。
小さな唐松草、アワモリショーマ、
山野草の苗色々と、
雨の降らない梅雨の一日。
|
|
|
2022.6.23 |
ドクダミ草 |
足元には、八重のドクダミ草。
始まりの場所に、しっかりと根付きますように。
雨予報が嘘みたいな、連日の快晴。
お庭仕事で日焼けした肌には、
擦り傷と切り傷がまるで勲章のように在る。
素敵な場所の、始まりの始まりに。
|
|
|
|
|
2022.6.21 |
夏至 |
横笛の音色と獅子舞いに心静まる朝。
色鮮やかな躑躅やアザミ、
木々を愛でながら山の中を歩いていると、
罠にかかった小鹿に出会ってしまいました。
丸く愛らしい目を、直視できなかった。
目の前にある命、
これからの命、
命のための命。
決して忘れてはいけない、夏至の日の出来事。
この日のための蝋燭を灯しながら。
|
|
|
2022.6.19 |
笹百合 |
降りそうで降らない雨予報。
お空のご機嫌を伺いながら、お庭づくりの予定を立てている。
晴れたり曇ったり曖昧なのは、
空も心もきっとおんなじ。
笹百合の横顔のうつくしさに、今日も見惚れている。
|
|
|
|
2022.6.16 |
野苺 |
自由に伸びた姿が気持ち良い。
愛らしさの中に潜む、無数の棘。
甘酸っぱい実を味わいながら、夏の始まりを思っている。
於 stance dot
|
|
|
2022.6.13 |
山紫陽花 |
紫式部、虎の尾、山紫陽花。
山々に咲く小さな花を、植えました。
細やかな石と、苔のあるお庭。
於 刻家
|
|
|
2022.6.10 |
ホオズキ |
ホオズキの花と、まだ青い実。
夏の始まりの、少し危うさをもまとっている。
熟するよりも、もっと軽やかで。
於 料理屋くおん
|
|
|
2022.6.8 |
ヤマモモ |
甘酸っぱい山モモの香り。
初夏の香りって、こんなだったかな。
夏ハゼの木陰でゆっくりと珈琲をいただいて、
きっともうすぐ梅雨の始まり。
於 ハマ・ノ・テlabo
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2022.6.6 |
泉を聴く |
鳥取での二日間、
泉を聴く、終了いたしました。
たくさんの方々にお越しいただきまして、ありがとうございました。
何から言葉にしていいのかわからないくらい、
溢れるような想いがあります。
大好きなこの場所で、大好きな方たちとともに、
うつくしい風景を。
それぞれの持つ世界が交わり、響き合い、
柔らかに調和が生まれていく。
Librarieという素晴らしい場所と、そこにいる人たち、
訪れるたくさんの方々の気配が交わり合い、
泉のように何かが静かに湧いて広がりゆくようでした。
私たちの試みを大らかに受け止めてくださいました、
HAKUSEN、Librarieの小島さん、スタッフの皆さま、
遠くからも、近くからも、お越しくださいましたたくさんの皆さまへ、
心より感謝申し上げます。
山陰の風は、本当にやさしかった。
それぞれの感覚を信じ、
共に風景をつくってくれたtipura studioのちなつさん、
rinntohitsujiのりんちゃん、民の物のたんばくん、
とびきりの一皿を作り上げてくれた宇のあつみさん、りうくん、
ひらめきを声にして、皆をここへ導いてくれた尾アさんへ、
ほんとうにありがとう。
宝物のような時間でした。
|
|
|
|
|
2022.6.2 |
泉を聴く |
山の緑は色濃くなり、
川の水の冷たさが心地良い。
山々の植物とともに、明日は鳥取へ向かいます。
食、鉄、灯、花、古、木
それぞれの感性の響き合いが、
大らかな泉のように湧いて広がりますように。
うつくしい山陰の地で、
皆さまにお会いできますことを楽しみにしております。
泉を聴く 於 Librarie by HAKUSEN 2022.6.4・5
|
|
|
|
|
2022,5,27 |
十二周年 |
ドクダミ草が満開を迎え、
十二年前、ようやくたどり着いた場所は、
古く小さな団地の一室でした。
鉄の扉を開けた瞬間、今に繋がる風景が見えて、
何でもない五月のこの日に、植物のアトリエは始まりました。
あの頃の自分に、大きな声で伝えたい。
良いことも、そうとは言えないことも、
続けていられる今は、ただそれだけで愛おしい。
繋がってくださるすべての皆さまへ、心から感謝申し上げます。
ほんとうにありがとうございます。
これからもずっと、植物とともに。
|
|
|
2022.5.27 |
満天星ツツジ |
五月の終わり、
緑萌ゆるツツジの木をお届けしました。
うつくしく、美味しい場所へ。
於 豆椿
|
|
|
2022.5.26 |
風薫る |
時折り吹き抜ける風が心地良い、窓辺の特等席。
この場所で、ゆったりと過ごしていただくのもお勧めです。
明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。
都合によりまして、明日27日は15時から19時まで、
明後日28日は13時からのオープンとなります。
変則的となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
初夏の緑溢れる場所で、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.5.24 |
臼の木 |
臼の木の緑が、爽やかに映えている。
花壇の忍冬は満開となり、
ブルーベリーは実生し、
ジューンベリーの実は色付き始めていました。
今日は栗の木のカウンターで、美味しいタルトとコーヒーを。
於 akkord
|
|
|
2022.5.22 |
睡蓮 |
初夏の陽射しに、水面の光が輝いている。
水は記憶するとしたら、いつも流れていなくてはいけない。
一昨日観た映画では、
嵐の中、船上でのダンスシーンが印象的だった。
闇を引き受けた人生の、
苦しみの先に散りばめられた光を掬う。
水が流れるように、今を流れていく。
|
|
|
2022.5.21 |
神聖幾何学 |
カナメモチの花が咲いて、
吸い込まれるように眺めている。
フラワーオブライフ、生命の花。
今日も、アトリエオープンいたします。
|
|
|
2022.5.20 |
ドクダミ草 |
自分にとって必要なものも、大切に思えることも、
誰かにとってはそうと言えない。
人と違っていることも、わかり合えないことも、
ただそれだけのことなのだ。
生きにくい今を生きていることを、
それを選んだ自分がいることを、
足元の土を感じながら、心地良い冷たさの中にいる。
甘くて苦い、五月の香り。
摘んだドクダミ草を、花束にした日。
|
|
|
2022.5.16 |
木々 |
木漏れ日が心地良い朝。
今日はアトリエオープンいたします。
オガタマの甘い香りと、緑溢れる気配とともに、
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
|
2022.5.14 |
テイカカズラ |
しっとりと、薄暗い朝。
湿気が植物の香りを際立たせている。
テイカカズラのカーテン、黒文字の束。
今日はアトリエオープンいたします。
|
|
|
2022.5.13 |
小紫陽花 |
しとしとと、一日中降り続いた雨。
梅雨のような気配の中、小紫陽花を生けました。
花が咲くと、清涼感のある甘い香りが漂います。
弱い雨は好きだから、なるべく傘はささない。
紫陽花の季節の始まり始まり。
於 utsuwa11
|
|
|
2022.5.12 |
ズミ |
ズミの花を生けました。
硝子の向こうで、笑っているみたいな愛らしさ。
テーブルの上には、苔生したネズミモチの木。
柔らかな若葉は、爽やかな風を運んでくれる。
於 stance dot
|
|
|
2022.5.12 |
ブナ |
山深い場所に生きる大木の、ほんの一枝。
瑞々しい若葉萌ゆるブナの木が、
美味しくて、うつくしい場所へ。
於 豆椿
|
|
|
2022.5.12 |
ドクダミ草 |
白い蕾が、少しずつ開き始めている。
季節は巡り、
アトリエのドクダミ草がまもなく一斉に咲き始める。
心と身体がちぐはぐに思えても、
若葉のエネルギーに触れていると、
自然と自分自身が整っていく。
今を、自然の流れのままに生きているって、きっとそういうことなのかな。
そんな話をしていたのは昨日のこと。
今日は、13時よりアトリエオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.5.11 |
泉を聴く |
鳥取県湯梨浜町、
東郷湖を臨む小高い丘に在る Librarie by HAKUSEN。
6月の初旬、
とても素敵なこの場所で、
素敵な仲間たちとともに、特別な二日間を催します。
それぞれが抱く感性の響き合いが、
大らかな泉のように溢れて広がりますように。
うつくしい山陰の地へ。
食 宇
鉄 tipura studio
灯 rinn to hitsuji
花 Kfleurs
古 民の物
木 尾ア耕将
泉を聴く 2022.6.4・5 於 Librarie by HAKUSEN |
|
|
|
2022.5.10 |
モチツツジ |
モチツツジ、ズミの蕾、
淡いピンクが愛らしい。
明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。
両日ともに午前中生け込みのため、
13時からのオープンとなります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
|
|
|
2022.5.8 |
白糸草 |
昔、洋裁学校に通っていた母が縫ってくれたワンピースは、
あまり好みではなかったけれど、
ありがとうって、ちゃんと言えてたのかな。
今できることは、今しかできない。
今伝えたいことは、今伝えなければ。
白糸草が咲いたから、そんなことを思い出している。
今日は、母の日。
|
|
|
|
|
|
|
2022.5.5 |
岩鏡 |
新緑に包まれて、深呼吸。
飛び交う鳥も虫たちも、
湧き水が溢れていて、
流れのままに、
山が生きている。
岩鏡の花が咲いていて、遠き山々のことを想う。
|
|
|
2022.5.3 |
山の便り |
五月の山の便り、発送いたしました。
優しい若葉色に、柔らかな風を感じている。
イカリ草のほのかなピンク。
新緑の山々の気配もお届けできますように。
山の便り
|
|
|
|
|
2022.5.2 |
食べる瞑想 |
巡る物語 祈りの刺繍。
展示の最終日は、宇のあつみさんによりますお菓子の会。
七重さんが制作されたランチョンマットに、
野生のカキドオシをあしらいました。
食べる瞑想、五感を通して味わい尽くす。
あつみさんの美しいお菓子に心満たされた時間となりました。
この会を持ちまして、
巡る物語 祈りの刺繍 浜七重作品展は終了いたしました。
お越しくださいました皆さま、本当にありがとうございました。
晴れと雨を繰り返しながら、駆け抜けた十日間でした。
可憐な鈴蘭の花を支える力強い根、繊細な刺繍。
植物のエネルギー溢れるこの季節のことを、
改めて感じ触れる時間となりました。
真摯に作品と向き合い、言葉を紡ぎ、連日在廊くださった七重さん、
五感に響くうつくしいお菓子を作ってくださった宇のあつみさん、
展に寄せて、
herbal energy soltをブレンドしてくれた月の海のかなこさん、
展示にお越しくださいました皆さま、
心を寄せてくださいましたすべての皆さまへ、
心から感謝申し上げます。
カキドオシの花の色が、展に染まって見えました。
|
|
|
|
2022.5.1 |
巡る物語 祈りの刺繍 |
巡る物語 祈りの刺繍 浜 七重作品展は、
本日最終日となります。
今朝は雨。
二人静の花が、静かに咲きました。
雨音を聴きながら、
しっとりとした気配が心地良い空間となっています。
今日も、七重さんが終日在廊してくださいます。
刺繍に込められたそれぞれの物語を、
ゆったりとご覧いただけましたら幸いです。
明日は、宇のあつみさんによりますお菓子の会となります。
ご予約いただいた皆さま、どうぞお待ちしております。
巡る物語 祈りの刺繍 浜 七重作品展
|
|
|
|
2022.4.28 |
カマツカ |
カマツカの花が満開となりました。
植物の溢れるほどのエネルギーと、
日々移りゆく風景を楽しみながら過ごしています。
展示は今日から残り四日となります。
作家の七重さんも全日在廊してくださる予定です。
皆さまのお越しをお待ちしております。
* 尚、お支払いは現金のみとなっております。
カード等はご利用できませんのでご了承ください。
巡る物語 祈りの刺繍 浜 七重作品展 2022.4.23〜5.1
|
|
|
2022.4.27 |
上溝桜 |
若葉萌ゆる、
白い花咲くウワミズ桜を生けました。
翠眩しい欅の木とともに、山の気配をそのままに。
大きく広く、深呼吸。
於 料理屋くおん
|
|
|
2022.4.25 |
蘭 |
満開のセッコク蘭。
小さく束ねたブーケを贈る。
真っ白に見えるその奥の、ささやかな声が聴こえたから。
|
|
|
|
2022.4.24 |
いのちの種 |
ひと粒の種のなかに
豊かに広がる
大地との物語が宿されている
植物の「はじまり」から「おわり」まで
すべてがそこにふくまれていて
ひと粒はそれじたいが
ひとつの宇宙なのだという
「いのちの種」
巡る物語 祈りの刺繍 浜 七重作品展 2022.4.23〜5.1
|
|
|
|
2022.4.24 |
青 |
月と太陽のメディスンバッグ。
包まれているのは、herbal energy salts
月の海かなこさんが、寄り添いブレンドしてくださいました。
優しい香りと、矢車菊の青。
海に映る月の光は、夜を照らす太陽の微笑み
寄せては返し揺れ動く心を静かに見守ってくれる
medicine bag 浜 七重
herbal energy salts 月の海
|
|
|
|
2022.4.23 |
ツツジ |
穏やかな空に見守られながら、展示初日が終わりました。
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。
刺繍を進めていく時間は、植物の成長に少し似ている。
植物が本来持つ自然の速度で成長していく時間の流れが刺繍する時間と重なり、
ひと針が成長の過程のように大切に思えてくる。
ゆっくり伸びていく植物刺繍の制作過程は、いつもとても愛おしい。
七重さんのことばです。
二日目の明日は、13時頃より在廊してくださいます。
満開を迎えたツツジとともに、
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.4.22 |
巡る物語 祈りの刺繍 |
うつくしい刺繍の作品が並び、風景が整いました。
明日より、浜 七重さんの作品展が始まります。
新緑の光溢れる季節に、巡る物語、祈りの刺繍を。
明日の初日は、作家の七重さんが在廊してくださいます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
*尚、お支払いは現金のみとなっております。
カード等はご利用できませんのでご了承ください。
巡る物語 祈りの刺繍 浜 七重作品展 2022.4.23〜5.1
七重さん在廊予定日 4/23.24.29.30. 5/1
|
|
|
2022.4.20 |
オトコヨウゾメ |
小さな苗木だったオトコヨウゾメ。
ささやかな花が咲いたから、お庭にそっと植えました。
紫式部の木がうつくしく立つ場所へ。
そこには丁寧な暮らしの様子が映り、
暖かな時間が溢れていた。
日々の営みの大切さを、あらためて思う。
人も、植物も。
|
|
|
2022.4.19 |
翁草 |
毎晩のように見る夢を、
思い出そうとしても思い出せない。
もう一つの物語。
うつむいて咲く花を、そっと覗いてみたら、
はっきりと浮かび上がってみえるもの。
翁草の花の、芯。
|
|
|
2022.4.18 |
山吹 |
山吹の花が咲き、
鮮やかな黄色に元気をいただく。
原因不明のもやもやは、きっと春の憂鬱なのだ。
起こるすべては必然だから、
今日も列車に揺られながら、窓の外をぼんやりと眺めている。
行きそびれた旅のこと、自分自身の弱さと。
|
|
|
2022.4,17 |
巡る物語 祈りの刺繍 |
アンティークリネンに、繊細な羽根の刺繍。
数年前にいただいた美しいメディスンバッグには、
いつも大切なものを入れて持ち歩いています。
今回の展示では、どんな刺繍に出会えるでしょう。
日々真摯に制作に向き合われている七重さんの祈りの刺繍、
ぜひたくさんの方にご覧いただけましたら幸いです。
浜 七重さんの作品展は、4月23日(土)より始まります。
巡る物語 祈りの刺繍 浜 七重作品展 2022.4.23〜5.1
|
|
|
2022.4.15 |
お知らせ |
きらきらと、若葉が光に満ちている。
急なお知らせとなりましたが、
明日16日(土)と17日(日)の両日共に、
10時から14時までアトリエをオープンいたします。
午前の光も美しいです。
短い時間ですが、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
|
2022.4.13 |
藤 |
春の花々のリレーが始まり、
今日のアトリエは色鮮やかに花盛り。
突然の初夏のような陽気に心が追いつかず、
どこかに忘れものをしてしまったような気分もある。
ゆっくりと歩いていたいのに、
容赦なく時は過ぎるから、
大切なものを見失ってはいないのか、
時々自分に問いかけてみる。
気がつくと、藤の季節が始まっていた。
|
|
|
2022.4.13 |
利休梅 |
真っ白な利休梅の花。
柔らかな花弁が透けてみえる。
今日と明日はアトリエをオープンいたします。
都合によりまして、両日ともに13時からのオープンとなりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
|
2022.4.12 |
穂ツツジ |
一斉に芽吹き出した穂ツツジの葉。
空へ飛び立つ小鳥に見えて、
見上げたら、青ダモの花が咲いていた。
於 六禾
|
|
|
2022.4.11 |
花と実 |
真っ白に花咲く、ジューンベリーを植えました。
グミの木、ブルーベリー、足元には香りのハーブたち。
春の陽射しをたっぷり浴びて、立っている。
愛らしい花々が実に生る姿に、毎日会える幸せ。
於 kahvila kiitos
|
|
2022.4.9 |
お知らせ |
巡る物語 祈りの刺繍 浜七重作品展、
5月2日(月)宇のあつみさんによりますお菓子の会は、
一部二部ともに満席となりました。
ありがとうございました。
以降キャンセル待ちをお受けさせていただきますので、
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
巡る物語 祈りの刺繍 浜 七重作品展
|
|
|
|
|
2022.4.9 |
花祭り |
一連の出来事には、どんな意味があるのだろう。
雪が残る山を見上げ、
青い服の女性に出会い、
花祭りを知った夜と、
ふわっと空を飛ぶことになった日。
|
|
|
2022.4.6 |
苔桜 |
満開の桜の下で打ち合わせ。
苔生した姿にも、
花のあとには若葉が生まれ、いつか散りゆく様を思う。
秋の始まりの頃、
終わる寂しさの気配も含み。
|
|
|
2022.4.5 |
木と鹿 |
枯れた桜もブナの木も、
大きな木をしつらえて、
生き物の気配は息吹いている。
ゆらゆらと、ゆらゆらと。
大岡弘晃氏制作の、ハマ・ノ・テlabo焼き菓子袋空間。
於 ハマ・ノ・テlabo
|
|
|
|
2022.4.5 |
pink |
それぞれのユートピア、Take Me To Your PINK
三つ葉ツツジのピンクの花は、
そろそろ咲き始めてるのかな。
uluさんでのpink展、4月9日より始まります。
於 shop ulu
|
|
|
2022.4.4 |
巡る物語 祈りの刺繍 |
鈴蘭の花咲くころ、
浜 七重さんをお迎えして、刺繍と布小物の作品展を開催いたします。
繊細で力強い七重さんの作品を眺めながら、
一針一針に込められた想いの糸を感じています。
芽吹きのエネルギーに満ち満ちて、
ささやかに咲く鈴蘭の根の力強さの如くに。
活動二十周年を迎えられた七重さんの作品を、
新緑の光溢れる植物とともに、
ぜひゆったりとご覧いただけましたら幸いです。
また、展示の最終日には宇のあつみさんをお迎えして、
春の菓子会を開催いたします。
翠眩しい季節に、
美味しい春のテーブルをお楽しみいただけますように、
皆さまのご参加をお待ちしております。
巡る物語 祈りの刺繍 浜 七重作品展 2022.4.23〜5.1
*4.27お休み
翠、春の菓子会 2022.5.2(mon) 13:00〜 16:00〜
|
|
|
2022.4.2 |
山葵 |
山葵の花が咲き、こごみが芽を出した。
ほろ苦い春の季節の始まり。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
尚、明日3日(日)は、生け込みのため13時からとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
春の植物とともに、皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.3.30 |
紅桜 |
夢から覚めたように桜が咲き始め、
三月が終わる。
あの山にはまだ雪が残っていて、
溶ける頃には心もほどけていくのかな。
咲きほころぶ前の姿と、終わりゆく花の姿。
どこを掬い上げても尊いもの。
柔らかな春の風は、きっと笑顔を運んでくれる。
於 六禾
|
|
|
|
|
|
|
2022.3.27 |
ことほぎの光 |
ことほぎの光 rinntihitsuji展、終了いたしました。
雨の日も風の日も、
陽射し溢れる時間も夕の闇にも、
りんちゃんの蝋燭は、静かに光を放ちながらここに在りました。
春分の日、
目覚めるように咲き始めた木蓮の花は、
展の終わりに、たった一輪を残して散りました。
物言わぬものたちの静かな声を聴く。
春の訪れを言祝ぎ、大いなるものに感謝を、
こころには祈りを。
りんちゃんの言葉を掬い上げながら過ごしたうつくしい時間でした。
凛とした一筋の光。
最終日には、蝋燭と声の会。
ゆみやんの大らかな声に導かれながら、
内側から聴こえてくる静かな声と、いのちの響き、
暮れゆく時間の中、蝋燭に火は灯る。
感覚は開き、今このときを息している。
共にうつくしく響き合う素晴らしい時間となりました。
ほんとうにありがとうございました。
蝋燭と声の会を持ちまして、
ことほぎの光 rinntohitsuji展は静かに終わりを迎えました。
言祝ぐようにうつくしい蝋燭を生み出してくれたりんちゃん、
包み込むように風景をしつらえてくれた民の物たんばくん、
調和の響き合いへと導いてくださったあめつちヨガのゆみやん、
美味しい焼き菓子で展に彩りを与えてくれたpeaceful spaceのさかたさん、
展示にお越しくださいました皆さま、声の会にご参加くださいました皆さま、
展に心を寄せてくださいましたすべての皆さまへ、
心より感謝申し上げます。
今はまだ、余韻の中に。
|
|
|
|
|
2022.3.25 |
ことほぎの光 |
ことほぎの光、
連日たくさんの方々にお越しいただきましてほんとうにありがとうございます。
春分の日に満開を迎えた木蓮は、少しずつ散り始めました。
花が終わり、もうすぐ新しい葉が生まれます。
今朝、山葵の花が咲き始めました。
植物の一片一片を丁寧に刻まれた、うつくしい蝋燭。
民の物の古いものが、包み込むように風景を支えてくれています。
ことほぎの光 rinntohitsuji展は、明日が最終日となります。
どうやら雨の予報。
りんちゃんが、
明日の雨の日には、蝋燭たちがきらきらと輝くと言ってくれました。
静かに灯る蝋燭の灯の、
その奥にある凛とした一筋の光を。
明日は、りんちゃんとともに皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
そして、蝋燭と声の会へ。
|
|
|
|
|
|
|
2022.3.22 |
ことほぎの光 |
ことほぎの光、展示五日目が終了いたしました。
連日たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございます。
蝋燭の灯りの中ゆったりとお過ごしくださり、
丁寧に大切な一つを選ばれている皆さまの姿がとても嬉しいです。
ときを待って、木蓮は満開となりました。
春分を祝うように花々は一斉に咲きはじめ、
うつくしい時間が流れています。
明日の23日(水)はお休みをいただきまして、
展示をご覧いただけますのは24日から26日までとなります。
24日には蝋燭を追加していただけることになりました。
りんちゃんのもとで仕上げを待っていた蝋燭たち。
民の物の古いものとともに、ぜひゆっくりとお楽しみください。
さかたひさこさんの焼き菓子は、すべて完売いたしました。
ありがとうございました。
ことほぎの光、展示は残り三日となります。
明日24日は、民の物たんばくんが在廊してくださいます。
この風景をぜひお楽しみいただけますように、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
そして、最終日は蝋燭と声の会へ。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.26 *23休
|
|
|
|
|
|
|
2022.3.20 |
光の源 |
りんちゃんが蝋燭の定期便に添えられている小冊子、
光の源。
ラトビアの養蜂場で働いていた頃のことや楽しいエピソード、
感性の言霊に響くような言の葉が、たくさん散りばめられています。
ぜひ手に取って、ゆっくりとご覧ください。
肌寒い今日、
灯した蝋燭にそっと手をかざしてみたら、とっても温かかった。
温かいって、幸せ。
明日は、rinntiohitsuji りんちゃんが在廊してくださいます。
木蓮は満開となり、虫狩りも咲き始めました。
春分の日、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.26 *23休
りんちゃん在廊日 3月21日・26日
|
|
|
2022.3.20 |
Arcturus |
Aster Candle 星の香る灯火
"Aster”とは、ギリシャ語で星。
今回の展示のために、
春から初夏の夜空に最も輝く星アークトゥルスをイメージして、
りんちゃんが香りのキャンドルをつくってくださいました。
清らかな植物の香りが、すっと心に風を通す。
ピンクの色画は、りんちゃんの友人である画家の灰方るりさんが描いてくださったAura colorです。
紅桜がそっと咲き始めて、この色と重なりました。
|
|
|
|
|
|
2022.3.20 |
ことほぎの光 |
柔らかな陽射しの朝、
ことほぎの光、展示は三日目を迎えます。
蝋燭と植物の香りに包まれながら、
ゆっくりと過ごしてくださる皆さまの様子が、ほんとうに嬉しい。
蝋燭に寄り添う古い物たちが、静かに風景を支えてくれています。
民の手から手へ受け継がれてきたであろう古い物。
うつわや瓶、カトラリー、オブジェなど、
民の物の様々な用途の古いものもたくさんご覧いただけます。
今日は、民の物たんばくんが午後から少しの時間立ち寄ってくださいます。
古い物のお話など、ぜひ聞いていただけたらと思います。
また、残り少なくなっていました、
peaceful space さかたひさこさんの焼き菓子ですが、
今日の午後に追加してくださる予定です。
蝋燭と古い物、植物の在る風景にて、
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.26 *23休
|
|
|
|
|
2022.3.18 |
ことほぎの光 |
ことほぎの光、展示初日が終了いたしました。
春の嵐のような雨の一日、
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。
薄暗い室内に静かに火は灯りました。
うつくしい蝋燭と、そこに寄り添う古いもの。
湿気を含んだ香りも、静かに咲き始めた花々も、
人と人が話す声も、ぜんぶが交わり尊い時間と感じていました。
rinntohitsujiりんちゃんと民の物たんばくん、
それぞれの作品やものに向きあう真摯なまなざしが心に響きます。
お越しくださった方々がゆっくりとお二人とお話をされていて、
きっと皆さまそう感じられたことと思います。
ことほぎの光 rinntohitsuji展、
この風景を、この気配を、ゆっくりと感じていただけましたら幸いです。
明日からも皆さまのお越しをお待ちしております。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.26 *23休
りんちゃん在廊日 3月18・21・26日
|
|
|
2022.3.17 |
ことほぎの光 |
明日より、ことほぎの光 rinntohitsuji展が始まります。
りんちゃんの手からつくられた蝋燭たちは、
どれもほんとうにうつくしい。
ラトビアの養蜂場から届く蜜蝋の香りがやさしく広がっています。
灯る姿に、心もまた暖かくなる。
蝋燭の在る風景を、
民の物たんばくんが共にしつらえてくれました。
独自のまなざしで選ばれた古い物も、すべて販売させていただきます。
peaceful space さかたひさこさんより、
美味しい焼き菓子も届きました。
明日の初日は、りんちゃんたんばくん共に在廊してくださいます。
アトリエの木蓮は、きっと満開を迎えます。
蝋燭と古物、植物の在る風景とともに、
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
*尚、お支払いは現金のみとなっております。
カード等はご利用できませんのでご了承ください。
ことほぎの光 rinntohisuji展 2022.3.18〜3.27 *23休み
|
|
|
|
2022.3.16 |
ことほぎの光 |
蝋燭を灯し、
静かに整えていく。
ことほぎの光 rinntohitsuji展は、明後日より始まります。
一つ一つ大切に生み出される、
りんちゃんの蝋燭に出会えることが本当に楽しみです。
春を迎える植物とともに。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.26 *23休
りんちゃん在廊日 3月18・21・26日
|
|
|
|
|
2022.3.15 |
民の物 |
ことほぎの光 rinntohitsuji展が、もうすぐ始まります。
心を整え、場所を整え、そのときを待っています。
りんちゃんの蝋燭とともに、
空間を彩ってくれるのは民の物の古物。
京都で古い物を扱うお店を営まれているたんばくんが、
展を支えてくださいます。
独自のまなざしで丁寧に選ばれた世界各国の古いものたちは、
期間中アトリエにてすべてお求めいただけます。
りんちゃんの蝋燭ととともに、ぜひお楽しみください。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.27 *23休み
*3.27は蝋燭と声の会 ご予約の方のみお越しいただけます。
民の物たんばくん在店日 3月18日・27日
|
|
|
2022.3.14 |
蝋燭 |
植物の一片一片を
丁寧にかたち作ったりんちゃんの蝋燭。
灯したら、どんな光が映るだろう。
人も植物も大いなる自然の一部で
小さな細胞の奇跡のようなあつまりで
そのことがとても愛おしいと思えるのです。
ことほぎの光にて、祈りの蝋燭をぜひご覧いただけますように。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.26 *23休
りんちゃん在廊日 3月18・21・26日
|
|
|
|
2022.3.13 |
peaceful space |
ことほぎの光 rinntohitsuji展に寄せて、
信頼する友人 peaceful space さかたひさこさんが、
焼き菓子を届けてくださいます。
こちらは、展示初日より店頭にて販売いたします。
また、最終日のあめつちヨガyumiyanによります蝋燭と声の会にも、
会に寄せた特別なお菓子とお茶をご用意くださいます。
こちらの会は既に満席となっております。
ことほぎの光 rinntohitsuji展は、3月18日より始まります。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.27
蝋燭と声の会 2022.3.27
|
|
|
2022.3.13 |
ことほぎの光 |
目の前のことに取り組むことしかできない日々の中でも
目の前にできあがった蝋燭たちを眺めながら
そのぜんぶが一斉に灯されたとイメージすると
ふつふつと力が湧いてくる
ひとりひとりの小さな力や日々の営みに光が灯れば
その集合体はとてつもなく大きくなる
そう思うと希望はなくなることはない
平和を願う先に
いまできる目に見える行動も
時間がかかるような目に見えない行動も
どちらも向かう先がひとつであれば
おなじ力があると信じています
平和を願う言霊がひろがり現実となっていくこと
そして世界中のひとびとが春の訪れを穏やかに感じられるよう
ここから祈り続けます
rinntohitsuji
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.27
在廊日 3月18・21・26日
|
|
|
2022.3.12 |
二人展 |
暮らし用品さんにて。
今日は、温かな春の陽射しに包まれた一日となりました。
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。
石原多見子さんの陶は、今日も植物を大らかに受け止め、
風景を支えてくれています。
花は、うつわに生けてこそ花になる。
古人のことばがふとよぎる。
うつわに生けること、風景に生けること。
いつも真ん中にある感覚として。
石原多見子・Kfleurs 二人展 at暮らし用品 〜2022.3.15
|
|
|
2022.3.11 |
からし菜 |
黄色い花が咲きました。
暮らし用品さんでの展示は、残り四日となります。
石原多見子さんの陶が追加されたようです。
明日の午後からは、
植物も少しお持ちして、終日在店させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
石原多見子・Kfleurs 二人展 at暮らし用品 2022.3.15まで
|
|
|
2022.3.10 |
もみじ |
大きな木に見守られた場所。
蕾が紅く膨らんで見える。
消化しきれない感情を、それでもしっかりと味わっていく。
大いなる空を仰ぎ、春を待つ木々のように。
|
|
|
2022.3.8 |
いのちといのち |
初めてりんちゃんと蝋燭に出会ったのは、
数年前のあべの王子みのり市で、
お互いに隣り合わせで出店していた日でした。
穏やかで凛とした佇まいのりんちゃんと、
そのままを映し出したような姿の蝋燭たちが印象に残っています。
いのちといのち。
りんちゃんが生み出す蝋燭への想い、
伝えてくれたことばの一つ一つが、今も鮮明に心に在ります。
それはきっと、彼女自身の奥深さと心根の強さを感じられたから。
流れのままに、
今こうしてりんちゃんに蝋燭の展示を開催していただけること、
本当に幸せです。
民の物たんばくんの古い物も、
展示と最終日の声の会を、しっかりと支えてくれます。
ぜひたくさんの方にご覧いただけましたら幸いです。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.27
rinntohitsuj
民の物
|
|
2022.3.7 |
お知らせ |
3月12日と13日は、
急な都合によりましてお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
次回のアトリエオープン日は、
3月18日(金) ”ことほぎの光” rinntohitsuji展からとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
atelier
|
|
|
2022.3.8 |
蝋燭と声 |
”ことほぎの光”展示最終日の3月27日は、
あめつちヨガのyumikoさんをお招きして、
蝋燭と声の会を開催いたします。
からだの水が記憶する振動
呼吸が起こす風のような振動
わたしはそれらと身体を動かす
いのちから聴こえる鼓動は
息となり言葉を紡ぎ
その眩きふるえは
声となりて
蝋燭と声 2022.3.27(日) 15時半〜
満席となりましたので、引き続きキャンセル待ちでのご案内となります。
|
|
|
2022.3.7 |
猫柳 |
ふわふわの、ネコヤナギを生けました。
向こうには、新しくできたばかりの白い扉。
窓辺の木々も、少しずつ芽吹き始めている。
美味しいマフィンのお店、アコルトさんへ。
於 akkord
|
|
|
2022.3.7 |
ことほぎの光 |
揺らぎの中にある凛とした一筋の光。
春分のころ、
rinntihitsuji 鈴木りえさんをお迎えして、作品展をおこないます。
りんちゃんの生み出す蝋燭は、その灯火は、
どこか深い部分に触れて沁みていく。
祈りを込めた蝋燭が、春の光溢れる植物とともに
三月のアトリエの風景となります。
蝋燭をとおして、
春の訪れを言祝ぐ(ことほぐ)ような時を。
ことほぎの光 rinntohitsuji展 2022.3.18〜3.27 12〜18時
|
|
|
2022.3.6 |
小休止 |
束の間の一呼吸。
一面の雪景色。
三月の銀世界は、ひと時の小休止。
|
|
|
|
|
|
|
2022.3.5 |
初日 |
暮らし用品さんにて、二人展初日が終了いたしました。
お越しいただきました皆さま、ありがとうございました。
石原多見子さんの陶と植物の在る風景は、
時間とともに少しずつ移ろい変化しています。
陶に合わせて植物をお選びいただけることも、嬉しい時間でした。
明日からもまた、
引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。
入口の辛夷の花が、明日はきっと咲いてお迎えしてくれるでしょう。
石原多見子・Kfleurs 二人展 2022.3.5〜3.15 於 暮らし用品
|
|
|
2022.3.4 |
梅花黄連 |
石原多見子さんとの二人展が、
明日から暮らし用品さんにて始まります。
多見子さんのうつわに草木を生け、風景が整いました。
植物を大らかに受け止めてくれる陶、
ささやかな梅花黄連の花、芽吹きの木々。
明日の初日は多見子さんとともに在店し、
植物の販売もさせていただきます。
明日のみ14時まではご予約制となります。
詳細は暮らし用品さんのHPにてご確認ください。
皆さまのお越しをお待ちしております。
石原多見子・Kfleurs 二人展 於 暮らし用品 2022.3.5〜3.15 |
|
|
2022.3.2 |
卜伴椿 |
明日、移転二周年を迎えられるstance dotさんへ、
山々の植物を生けました。
万作、ネジ木、雪柳、忍冬・・
真っ白な壁には、深紅の椿。
店主めぐみさんの誠実な姿勢が、
作られるものや空間に沁み渡っている。
いつもそう感じています。
二周年おめでとうございます。
於 stance dot
|
|
|
2022.3.1 |
二人展 |
石原多見子さんのうつわに、花を生ける。
自由に伸びゆく木々も、小さな草花も、
しっかりと大らかに受け止めてくれます。
今回の二人展では、
一輪挿しや掛け花、花留めのオブジェなど、
花生けのためのうつわをたくさんお作りくださいました。
展示は暮らし用品さんにて、3月5日(土)より始まります。
初日は石原多見子さんとともに在店し、
植物の販売もさせていただきます。
尚、初日3月5日のみ14時までは予約制となります。
詳細は暮らし用品さんのHPにてご確認ください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
石原多見子・Kfleurs 二人展 at 暮らし用品 2022.3.5〜3.15
|
|
|
2022.2.28 |
山の便り |
三月の山の便り、発送いたしました。
木蓮、青文字、接骨木、鶯神楽、
貝母百合、忍冬、からし菜・・
蕾膨らむ三月の草木を、
花咲くまでもその後も、
ゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。
次回の発送は4月1日となります。
山の便り
|
|
|
2022.2.27 |
光 |
日常は、奇跡のような繋がりでできている。
そう感じていた昨日と、答え合わせのような時間。
部屋の片隅に、辛夷の木を生けました。
朝目覚めたとき、一番に目が合う場所へ。
|
|
|
|
2022.2.25 |
貝母百合 |
貝母百合が立ち上がり、小さな蕾が見え始めた。
ここ数日の寒さで、
遠ざかっていたかのような春が、
すぐそこまでやって来ている。
菫、勿忘草、山葵、梅花黄連・・
小さな春の花々。
明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。
|
|
|
2022.2.24 |
陶と植物 |
曖昧な境界線と、自由な表現。
多見子さんの陶が植物の一部のようで、
土そのものを感じている。
石原多見子×Kfleurs 二人展 at暮らし用品 2022.3.5〜3.15
|
|
|
|
2022.2.23 |
白木蓮 |
嬉しい花便り。
木蓮の、うつくしい白。
固い蕾がほどけたとき、どんな世界に繋がるだろう。
於 credenza
|
|
|
2022.2.22 |
卜伴椿 |
深紅の花が、うつくしく咲きました。
椿が似合う人、
椿が似合う場所。
於 ハマ・ノ・テlabo
|
|
|
2022.2.21 |
二人展 |
数年前、初めて石原多見子さんの陶に触れたとき、
表情の大らかさに感動したことを覚えています。
多見子さんご本人にお会いして、
作品はその方自身を映すものだと感じました。
ご縁をいただきまして、
大阪阿倍野の暮らし用品さんにて、
石原多見子さんとの二人展をさせていただきます。
花を生けるためのうつわ、
自由な発想で生み出さる作品の数々と、
春に向かう山々の植物を、
風景にしつらえます。
展示初日は、うつわに寄り添い植物の販売もさせていただきます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
石原多見子・Kfleurs 二人展 at 暮らし用品 2022.3.5〜3.15
|
|
|
2022.2.19 |
田虫葉 |
なかなかほころばない、小さな蕾。
ツツジの花に先を越されても、
びくともせずに、ここに立つ。
華奢な線の先に咲く白き花のうつくしさは、
そんな時間をもまとっている。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
|
|
|
|
2022.2.18 |
黄色 |
万作、キフジ、カラシ菜、
春に咲く黄色い花々を生けました。
小さな葉っぱの米ツツジ、木々と陶の響き合い。
於 utsuwa11
|
|
|
2022.2.15 |
朝 |
もしも行き先に迷ったら、
必ずここで待ち合わせよう。
痛みの描写は、遠い雲に紛れて消えた。
今朝の光は、ちょっと特別。
|
|
|
2022.2.11 |
蕾 |
木蓮の花便りを聞きながら、
まだ固い蕾を眺めている。
ゆっくりと、ゆっくりといこう。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
春へと向かう二月の植物とともに、お待ちしております。
|
|
|
|
|
2022.2.10 |
辛夷 |
枝ぶりの自由な姿、小さな蕾。
映る影もうつくしい。
大きなコブシの木を生けました。
テーブルには万作、窓辺には虫狩りを。
於 NOVA 珈琲と焼き菓子
|
|
|
2022.2.9 |
水仙 |
空に向かい、自由に手を伸ばす。
窓辺の水仙が、もうすぐ咲きそう。
クヌルプの孤独、
選ばない自由もあるのだから。
|
|
|
2022.2.8 |
梅 |
固い蕾がほころび始め、春の花々はリレーする。
花の色はきっと白、かな。
梅の木を生けました。
於 六禾 / 料理屋くおん
|
|
|
2022.2.7 |
鳥 |
長い長い散歩の途中、
ふと真っ白な羽根が舞い降りてきた。
木々を飛び交う鳥を眺め、愛らしい声を聴く。
感情の機微に触れ、
今日は鳥のことを想っている。
|
|
|
|
2022.2,3 |
立春 |
神馬不在の小屋の向こう。
常緑の木々の森。
またここに来られて、本当に良かった。
始まりのときを、どんなふうに迎えよう。
|
|
|
2022.2.2 |
声 |
時より打ち寄せる波に、少し怖さも感じていた。
きっと必要な流れで、ここに来ることになっていた。
望むことが先で、行方はもう決まっている。
だから静かな声に、そっと耳を傾けてみる。
|
|
|
2022.2.1 |
山の便り |
二月の山の便り、発送いたしました。
二月は木蓮、そして田虫葉。
春を待つ木々、
固い蕾の毛皮を脱ぐその日まで、
ゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。
次回の発送は3月1日となります。
山の便り
|
|
|
2022.1.31 |
木蓮 |
場所を整えて、心を整える。
固い蕾がほどける頃、空の色はどんなだろう。
木蓮の花、二月のはじまり。
|
|
|
|
2022.1.30 |
切り絵と草編み |
切り絵と草編み、展示が終了いたしました。
たくさんの方々にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。
草を摘み、草を編み、紙に切り出す。
二人の重ねた長い時間が、
呼応し合うようにうつくしい風景となり、
人と人が繋がることの尊さを、沁み沁みと感じた時間でした。
すべては、植物に包まれながら。
切り絵の濱田久美子さん、
草編みの中村未来子さん、
美しいDMをつくってくださった櫻井美奈子さん、
お越しくださった皆さまと、
想いを寄せてくださったすべての皆さまへ、
心より感謝申し上げます。
陽射しは、もう春のそれと感じています。
一月の終わりに。
|
|
|
|
|
2022.1.29 |
鶯神楽 |
今朝、ウグイスカグラが咲きました。
小さな花、小さな葉っぱ。
切り絵と草編みのある風景は、
人々の気配、植物の呼吸とともに日々変化を続けています。
展示は、明日が最終日となります。
濱田久美子さん中村未来子さんとともに、
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.1.27 |
切り絵と草編み |
展示五日目となります。
今日27日は、中村未来子さん濱田久美子さんともに在廊くださいます。
尚、濱田さんの在店は14時以降となりそうです。
陽射し溢れる午後も、静かな夕暮れのときにも、
それぞれの景色をゆっくりとお楽しみいただけますように、
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
切り絵と草編み 2022.1.22〜1.30 12〜18時
|
|
|
2022.1.26 |
草編み |
未来さんの草編みには、
その向こうに祈りのようなものが感じられます。
夏至のラトビアで出会った花冠作りが、原点だと教えてくれました。
草花が光り輝く夏至の頃、
花を摘み、花を編み、自然への祈りをささげる。
静かな草編みのある風景。
|
|
|
2022.1.26 |
guide to plants |
はまさんの切り絵に出会ったのは、
友人から贈られたこの本が始まりでした。
美しい植物の切り絵の世界に触れ、
はまださんの眼差しを、もっと知りたいと感じていました。
今こうして、
ここでたくさんの切り絵に触れることができて、本当に幸せです。
こちらの本は、展示期間中お求めいただけます。
ぜひ手に取ってご覧ください。
guide to plants 濱田久美子
発行 編集 BOOK LORE
|
|
|
2022.1.25 |
切り絵と草編み |
展示四日目が終了いたしました。
切り絵と草編み、それぞれが呼応し合う風景を、
ゆっくりとお楽しみいただいている皆さまの姿が沁みています。
本当にありがとうございます。
明日はお休みをいただきまして、
展示は27日から30日までの残り四日間となります。
27日と30日は、
濱田久美子さん中村未来子さんともに在廊くださいます。
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.1.24 |
朴葉 |
あの山で拾い集めた朴の葉。
朽ちた姿が愛おしい。
美しく切り出された姿に、息吹さえ感じている。
|
|
|
2022.1.24 |
亜麻 |
刈り取った亜麻を未来さんにゆだねたら、
美しい草編みが生まれました。
繊維の強さと、華奢な線、
優しいだけじゃない、強さ。
|
|
|
2022.1.24 |
白嫁菜 |
綿毛と根っこ。
ささやかな花を託してはまさんにお願いしたら、
こんなにも美しい切り絵となりました。
シロヨメナ、という名前。
|
|
|
2022.1.24 |
枇杷 |
大きな枇杷の葉の草編み。
風景の中心で、存在観を放っています。
心の真ん中にあるもの。
展示は三日目となります。
この景色を、ぜひご覧いただけましたら幸いです。
尚、お支払いは現金のみとなっておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
切り絵と草編み 濱田久美子・中村未来子展
2022..1.22〜1.30
|
|
|
|
2022.1.22 |
初日 |
展示初日が終了いたしました。
お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。
お天気に恵まれた一日、
絵に射す光、編んだ草は息するように、
それぞれが軽やかに浮かび上がる。
時間とともに風景は変化し続け、
真ん中には、はまさんと未来さんの朗らかな笑顔がありました。
お選びいただきました草編みの作品は、すべてお持ち帰りいただけます。
切り絵の作品は、会期終了後に郵送でのお渡しになります。
明日からも、植物の或る風景をぜひお楽しみいただけますように、
皆さまのお越しをお待ちしております。
切り絵と草編み 濱田久美子・中村未来子 二人展
2022.1.22〜1.30 12〜18時
|
|
|
2022.1.21 |
切り絵と草編み |
切り絵と草編み、展示が明日より始まります。
摘んだ草を編む。
編んだ草を切り出す。
それぞれの世界を尊重し合い、生まれる調和。
植物の、ある姿。
たくさんの切り絵と草編みの作品をおつくりいただきました。
ぜひお楽しみいただけましたら幸いです。
明日の初日は、
濱田久美子さん中村未来子さんともに在店してくださいます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
切り絵と草編み 2022.1.22〜1,30 12〜18時
在廊予定日 1.22(土)・27(木)・30(日)
|
|
|
|
2022.1.20 |
切り絵と草編み |
大寒、
真っ白な壁、アトリエの二階。
ここに、どんな風景が広がるでしょう。
みくさんの草編みと、はまさんの切り絵が届きました。
明日は、この場所に二人の世界が映ります。
切り絵と草編み、展示は22日より始まります。
作家の濱田久美子さん、中村未来子さんの在廊は、
22日・27日・30日を予定しております。
その他の在廊日は、決まり次第お知らせいたします。
切り絵と草編み 濱田久美子・中村未来子 二人展 2022.1.22〜1.30
|
|
|
2022.1.17 |
窓の月 |
満ちる月を見上げている。
良いこともそうでないことも、その重なりが奥行きとなる。
これからの空を見ていこう。
窓の月、という名の椿。
|
|
|
2022.1.16 |
犬枇杷 |
イヌビワの向こうに見える景色。
絡まる蔦、茂る緑。
まるで時が止まったようなこの場所に、
それでも木々は息付いている。
睡蓮鉢の水を鳥たちがつついていて、可愛いな。
今日は、無音のエンドロールで。
|
|
|
2022.1.16 |
黄烏瓜 |
小さく咲き始めた万作の花、
サンシュユと、蝋梅。
春は、黄色から。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
|
|
|
2022.1.15 |
押し花 |
いつか野山で摘んだ花を押し花にして、
朴の木で額装したもの。
淡い黄色のささやかな花と、力強い根っこ。
淡いは、強い。
この場所に在って、嬉しかった。
於 茶室 李舟
|
|
|
2022.1.15 |
木蓮 |
暮れた時間、
古いビルの片隅、
遮光瓶に生けられた木蓮。
躍動感とも違う、流れるような姿でした。
於 credenza
|
|
|
|
2022.1.14 |
青文字 |
葉が落ちて、蕾膨らむ青文字を生けました。
艶やかな草色のうつわ、
柔らかな窓からの陽射し。
於 utsuwa11
|
|
|
|
2022.1.13 |
切り絵と草編み |
ふわりと風を含んで舞い降りた羽根、
時間とともに変化を続ける龍のひげ、
お守りのようにこの場所に在る、切り絵と草編み。
季節ごとに二人で山に出かけ、
草を摘み、草を編み、紙に切り出す。
切り絵の濱田久美子さん、
草編みの中村未来子さん、
お二人の生み出す世界がアトリエに広がることを、
とても幸せに思います。
ぜひ皆さまにも感じていただけますように。
切り絵と草編み 2022.1.22(土)〜1.30(日)
濱田久美子 ・ 中村未来子
|
|
|
2022.1.12 |
扉 |
今日から、アトリエをオープンいたします。
はらはらと雪が舞い、
芽吹き始めた冬の木々、
次々と花開く水仙は、甘い香りを放っている。
大好きな冬の気配。
22日(土)からは、切り絵と草編みの展示も始まります。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
切り絵と草編み 濱田久美子・中村未来子 二人展
|
|
|
2022.1.11 |
チューリップ |
昨年生けたチューリップの、
果てる姿のうつくしきを眺めている。
白い壁を見ながら、行方不明の神代杉のことを思う。
お庭では、モズが雨宿り。
色々な、今が在る。
今日は、この場所に何を生けよう。
|
|
|
2022.1.10 |
球根 |
暖かな午後、
友人の営むお店で、
美味しいケーキをいただきながら過ごしている。
球根たちは、かたちも大きさもそれぞれに、
窓辺で日向ぼっこ。
ゆっくりと、光の方へ向かう。
Happy Birthday、
お庭の芽吹きも、あともう少し。
於 po
|
|
|
2022.1.9 |
壁 |
うっすらと色付いた壁。
大きなガラス窓に、テイカカズラ。
新しく生まれ変わった店内に、冬の蔓をしつらえました。
見上げたら、忍冬。
於 イマソラ珈琲
|
|
|
|
2022.1.7 |
窓話 |
この窓からの光は、特別。
どの時間にも、柔らかに表情を変える。
広くうつくしいこの場所に、三本の木を生けました。
ネズ、鶯神楽、雪柳、それぞれの今を。
於 窓話
|
|
|
|
2022.1.6 |
雪柳 |
小さく咲き始めて、はらりと舞う雪のよう。
雪柳の冬の姿を、生けました。
少しずつ少しずつ花は咲き、葉は生まれ、
いつの季節もうつくしい雪柳。
ゆっくりと、ゆっくりといこう。
於 六禾 / 料理屋くおん
|
|
|
|
2022.1.6 |
白木蓮 |
白木蓮を、生けました。
この場所に初めて木蓮を生けてから、もう一年。
季節は巡り、植物もまた巡る。
於 NOVA 珈琲と焼き菓子
|
|
|
2021.1.3 |
球根 |
柔らかな陽を浴びて、
アトリエの球根が芽吹き始めた。
寒さも闇も経験し、光に向かって伸びてゆく。
誰のもとにも、やがて光は訪れる。
|
|
|
2022.1.2 |
切り絵と草編み |
2022年1月、
切り絵と草編みの展示を開催いたします。
植物を切る濱田久美子さん、
植物を編む中村未来子さん、
お二人の表現する世界が、アトリエに広がります。
繊細な線、大らかな流れ、
繰り返される動き、
それぞれの手から生まれるうつくしいカタチ。
初めての二人展となります。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
切り絵と草編み 濱田久美子・中村未来子 二人展
2022.1.22(土)〜30(日) *26(水)お休み 12〜18時
|
|
|
|
|
2022.1.1 |
道 |
新年あけましておめでとうございます。
息白く、凛とした冷たい一日。
滝までの道を歩きながら、
昨日までのことを遠い昔のように感じている。
日々は塗り替えられていくのだから、
今は、今を歩いている。
誰のものでもない自らの道を、ゆっくりと歩いていく。
灰色の空に、真っ赤な藪椿。
2022年、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
|
|