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2021.12.31 |
大晦日 |
今年の最後に、根松を生けよう。
この一年を振り返り、
溢れそうな思いを胸に、花を生ける。
伝えたいことは、たくさんあります。
うまく言葉にできない気持ちが、たくさんあります。
今もこうして植物とともにいられることに、
ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。
植物を通して繋がってくださったたくさんの皆さまへ、
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
ほんの少しだけゆっくり過ごして、
読みたくて仕方なかった本を読もう。
自由へのエチカ。
きっと次へと繋がるだろう世界の話。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
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2021.12.28 |
月 |
真っ白な壁に、ささやかなお飾り。
緑地公園のアコルトさんへお届けしました。
次々と焼きあがるマフィン、甘い香り、訪れる人々。
愛されるお店には、
素敵な店主さんと、居心地の良い空間が在る。
見上げたら、まんまるな木の月。
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2021.12.24 |
ever green |
永遠に続くものは、ないのかもしれない。
終わることが始まりだとしたら、それを永遠と呼ぶのかな。
この世界で生きていることを、
ここでしか生きられない自分を、
そのままでいいよって言ってもらえたような、
そんな気持ち。
今朝、明るい空に微かに白い月を見ました。
年内のアトリエオープン日は、12月27日(月)までとなります。
常緑の木々、松や朱竹、日陰の蔓など入荷しております。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.12.21 |
雲雪 |
ころころと移り変わる空の色、
覆う雲と、初雪。
美しい風景と温かな人々、
大らかな言葉に包まれて、この数日を過ごしていました。
明日は冬至。
今夜の月がなんだかすごくて、
それでも大丈夫って、スピノザは言う。
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2021.12.16 |
宿り木 |
今年もたくさんのヤドリギを、
皆さまのもとへお届けすることできました。
奇跡のような重なりで生まれるヤドリギは、
様々な神話をまとい、根ざした木で生きている。
ヤドリギの株は完売いたしましたが、
小枝を切りながら、引き続き販売させていただきます。
明日17日はアトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.12.14 |
物語 |
午後の光。
いろんな思いが
心にひろがる、
どんな気持ちの波立ちも
気分の変化ものりこえて、
彼女はそれを大切にしてゆく
「A Writer」 M・B・ゴフスタインより
届いたばかりの本、「円相」のページを開いて心が震えた。
かなえさんの描く小説には、いつも自分の一部が重なっていく。
これから先、どんな物語の中を歩いていくのだろう。
私たちは、どんな物語を生きるのだろう。
「円相」 高橋香苗 DOOR books
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2021.12.12 |
環 |
永遠の環。
大切な日のために、
真っ白な花々と緑のリースを。
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2021.12.10 |
織 大麻飾り |
伊村夕子さんが、織 大麻飾りをおつくりくださいました。
きっとアトリエに似合うから。
そう言って大麻のお飾りを届けてくださったときから、
この場所を見守るように、ここに在ります。
この度夕子さんにお願いして、
うつくしいこのお飾りを数点、おつくりいただけることになりました。
アトリエにてお求めいただけますので、
伊村夕子さんのうつくしい手仕事、織 大麻飾りをぜひご覧ください。
背丈ほどある大麻の繊維を、
昔ながらの和機で丹念に織り込んだ大麻飾り。
大麻は古来より邪気を遠ざけ場を清める素材として、
神社仏閣に使われてきました。
Kfleursの金木犀枝葉で染めた経の麻糸。
花が散った後の金木犀から優しく香るような色が移りました。
黒文字の枝を添えて。
伊村夕子 織 大麻飾り
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2021.12.3 |
宿り木 |
キラキラの実、ヤドリギが入荷いたしました。
桜に宿った木、12月の神話。
一枝ずつ切ってお分けいたします。
大きさや形状はそれぞれ異なりますが、
木に宿ったままの株の状態で飾っていただくのもお勧めです。
お取り置きも可能ですので、ご希望の際にはメールにてお問合せください。
kfleurs05@gmail.com
次回の入荷は、12月8日、14日頃となります。
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2021.12.2 |
柊 |
冬空の下、満開の柊の花。
甘い香りに気づいたのは、空を見上げたときでした。
大らかに、風景を包みこむ。
大らかに、心を抱き締める。
忘れられない11月を過ごして、12月が始まりました。
終わりのさみしさは、始まりへの序章。
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2021.11.26 |
種 |
種は、宇宙。
ハンさんはそう言いました。
掬い上げた小さな両手、
きらきらした瞳。
Han Yun Liang展 at norm 2021.11.20〜11.28
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2021.11.24 |
赤 |
冬の赤、常緑の木。
景色は十二月へと向かい、空気が変わる。
焙煎の香り漂う店内に、冬の木々を生けました。
於 Nova 珈琲と焼き菓子
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2021.11.21 |
パームリーディング |
12月1日、くろさわじゅんこさんをお招きして、
パームリーディング鑑定会をおこないます。
じゅんこさんにお越しいただくのは今回が二度目となります。
自分の中にある光に気づく。
それぞれの良きタイミングとなりますよう、
アトリエの植物とともにお待ちしております。
お席にはまだ空きがあります。
皆さまのご予約を心よりお待ちしております。
くろさわじゅんこパームリーディング鑑定会 2021.12.1(水)
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2021.11.19 |
process of... |
Han Yun Liang展が、normさんにて明日より始まります。
空間に山々の景色を、作品を包み込む大らかさを、
そんな思いで植物をしつらえました。
「終わりと始まり
それは切り離すことのできないひと続きのこと
私たちはただそれを繰り返す
その二つの間にあることこそ意味をもつもの
彼女の作品はそのことの象徴のようだ」
自然から受け取った感覚を、
生も死もそっと掬い上げ、そしてまた生まれる。
ハンさんの世界を、ぜひご覧ください。
Han Yun Liang展 「process of...」 2021.11.20(土)〜11.28(日) at norm
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2021.11.18 |
akkord |
美味しいマフィンのお店akkordさんが、
緑地公園近くのビル5階から1階へ、移転オープンされました。
大きな硝子窓からは、いっぱいの光溢れる気持ち良い店内。
窓の外に、草木の植え込みをさせていただきました。
一番のお気に入りは、梓の木。
すらっと伸びた華奢な枝に、ほんの少しだけ残った葉。
来年の春には、新しい芽が生まれます。
新たな始まりを迎えられたアコルトさんへ、
心からおめでとうございます。
akkord akkord501.com
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2021.11.16 |
shop card |
アトリエのショップカードが新しくなりました。
名もなき花の、ささやかな姿。
お手に取っていただけましたら幸いです。
design Takuya Hayashi
drawing Hitomi Sugie
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2021.11.13 |
睡蓮 |
水面に、睡蓮の花。
まるで絵画のような景色を眺めながら、
繋がっていくことの不思議を思う。
すべてが必然だとしたら、不思議なことなどないのだろう。
必要な出来事だけを、私たちは経験しているのだから。
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2021.11.12 |
伊豆 |
山道からずいぶん下っていくと、大きな滝が現れた。
蒼く、透きとおる水。
水は記憶する。
「水は答えを知っている」
水の神秘を思う。
トンネルの向こうへ、行こうとして戸惑った。
遠い時間の重なりと、それが故の重たさ。
歩いても歩いても、たどり着かない場所。
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2021.11.12 |
パームリーディング鑑定会 |
光を、そっとつかむ。
手のひらは黄金の羅針盤。
それは果てしない可能性。
ぎゅっと握りしめた両手を、ふと緩めてみたら、
軽やかな言葉に導かれるように、
こんなにも光は溢れていた。
12月の始まりの日、
くろさわじゅんこさんをお招きして、
パームリーディング鑑定会をおこないます。
今回が二度目となります鑑定会。
太陽のようなじゅんこさんにお会いできること、
今からとっても楽しみです。
今年の終わり、12月の始まりの日に、
それぞれの良きタイミングとなりますように、
皆さまのご予約をお待ちしております。
くろさわじゅんこ パームリーディング鑑定会 2021.12.1
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2021.11.11 |
植物のこえ |
植物のこえ、展示は終了いたしました。
この七日間、生けた植物は様々に表情を変え、
太陽の光も、薄暗い時間も、
人々の気配をまとい、空間とともに在る。
生まれることも果てることも、
その一瞬はすべてうつくしいのだと、
植物は教えてくれました。
遠いこの場所にご縁をいただいて、
あの山の植物とともに過ごした時間と、
たくさんの方々にお会いできましたこと、
毎日が感謝の気持ちでいっぱいでした。
三年前にお声をかけていただいてから、
展示のために心を尽くしてくださいましたsoraの店主大石さん、
展示に寄り添い、うつくしい焼き菓子「植物のカケラ」をつくってくださった菓宵の田村亜沙子さん、
展示にお越しくださいました皆さまお一人お一人へ、
遠くから心を寄せてくださいましたすべての方々に、
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
三島の地、
大いなる富士の山と清らかな水の流れに包まれた時間は、
これからも私自身を支えてくれることでしょう。
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2021.11.10 |
植物のこえ |
植物のこえ、展示は残り二日となりました。
時間とともに移りゆく風景を、お楽しみいただけましたら幸いです。
明日の最終日には、終日在廊させていただきます。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
植物のこえ 2021.11.5〜11.11 at sora
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2021.11.9 |
梅花藻 |
ここ三島は、うつくしい水の街。
散策すると、いたるところに清らかな水の流れがあります。
梅花藻を見つけて、心が躍りました。
富士山の雪解け、透明な湧き水。
清らかな冷水に咲く、梅花藻の花。
植物のこえ 2021.11.5〜11.11 at sora
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2021.11.8 |
植物のこえ |
展示は四日目を終え、折り返しとなりました。
日々お運びいただきまして、ありがとうございます。
soraの空間は、一日の中で様々に表情を変えています。
射し込む光も、一瞬の闇も、
躍るように揺れる影、
向こうに映る山々と、植物のこえ。
展示は残り三日となります。
ここに在る風景を、ぜひご覧いただけましたら幸いです。
植物のこえ 2021.11.5〜11.11 at sora
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2021.11.6 |
植物のこえ |
展示二日目が終了いたしました。
お会いできました皆さま、本当にありがとうございました。
植物は少しずつ姿を変え、
soraの空間にうつくしく在ります。
移りゆく風景を、引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。
植物のこえ 2021.11.5〜11.11 at sora
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2021.11.5 |
新月 |
静岡のsoraさんにて、展示初日が終了いたしました。
たくさんの方々にお越しいただきまして、
本当にありがとうございます。
森の中に迷い込んだかのように、
植物の声に耳を傾け、
ゆったりと過ごしてくださる皆さまの姿に、
胸がいっぱいになりました。
soraの空間に山々の植物はうつくしく映え、
一瞬の光に、心は躍る。
明日も終日在廊しております。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
植物のこえ 2021.11.5〜11.11 at sora
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2021.11.3 |
植物のこえ |
初めて花鋏を握ったのは、まだ十代の頃でした。
おぼつかない手元で、
切ることを恐れ、
切ることに迷い、
それでも、切ることを選んだ。
手折る痛みを引き受け、植物は必要な人のもとへといく。
明日は、soraの風景に山々の植物を生けます。
静岡にて、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
植物のこえ 2021.11.5〜11,11 at sora
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2021.11.3 |
金木犀 |
前髪を切りすぎた朝、
満開の金木犀に、おはよう。
甘い香りを、深呼吸。
明日からは静岡へ。
植物のこえ 2021.11.5〜11.11 at sora
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2021.11.2 |
植物のカケラ |
「植物のカケラ」 granola
菓宵の田村亜沙子さんが、
展示のための焼き菓子をつくってくださいます。
山の奥、森の中、
思い思いに拾い集めた植物のカケラたち。
期間中、静岡のsoraさんにてお求めいただけます。
植物のこえ 2021.11.5〜11.11 於 sora
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2021.10.29 |
植物のこえ |
深い山の奥へ、
冬へと向かう植物の、凛とした姿を。
生きてこそ、朽ちてなお
植物のこえ 2021.11.5〜11.11 於 sora
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2021.10.24 |
sora |
初めて静岡のsoraさんを訪れたとき、
凛と静かで厳かな気配を感じていました。
真っ白な空間と、窓の向こうに映る緑。
いつかどこかで出会ったことがあるような錯覚と、
遠くに聴こえる声が重なる。
11月、soraの風景に山々の植物を生けます。
このうつくしい場所に、植物のこえを。
植物のこえ 於 sora 2021.11.5〜11.11
在廊日 11/5・6・11
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2021年.0.22 |
枯蓮 |
続、鍛冶屋のいえ
HOUSEHOLD INDUSUTRY 武田さんの展示が、
normさんにて明日より始まります。
ご一緒させていただいた二年前の展示から、
今回は「鍛冶屋のいえ」集大成となる圧巻の景色です。
立ち枯れした蓮の細やかな描写に、想いが宿っている。
normの空間は、
今回も大らかに山々の植物を受け止めてくれました。
「続、鍛冶屋のいえ」 HOUSEHOLD INDUSTRY exhibision
2021.10.23 sat〜10.31 sun 於 norm
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2021.10.18 |
植物のこえ |
11月、
静岡県三島市のsoraさんにて、展示をさせていただきます。
静かな山の奥、
野生の植物に包まれ、
その圧倒的な存在を前に、沁み渡る感覚がある。
大いなる木々も、足元の小さな草花も、
冷たい気配も、儚き声も。
冬に向かう山々の植物を、
その一片を、感じていただけましたら幸いです。
透明な記憶が
遠い風景を呼び覚ます
息するもののうつくしさ
果てる姿の神々しきは
立ち込める霧の如く
生きてこそ、朽ちてなお
植物のこえ 於 sora 2021.11.5(金)〜11.11(木)
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2021.10.16 |
実 |
水仙、クロッカス、ムスカリ、ヒヤシンス、チューリップ、
烏瓜、雀瓜、ノササゲ、青葛藤・・
球根と、秋の実り色々。
今日と明日はアトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.10.14 |
二つの自然 |
僕らの周りには、二つの大切な自然がある。
身近な自然と、遠い自然。
一生涯行けないかもしれない遠い自然は、
そこに在るだけで、想像できるだけでとても豊かなことである。
遠い遠いアラスカの、
信じられないほど過酷な地の、存在のうつくしきを眺めた日。
「悠久の時を旅する」 星野道夫
ここは身近な瀬戸内の、静かな自然の海だった。
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2021.10.10 |
秋の菓 仄 |
秋の菓 仄、終了いたしました。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。
陽射しの強い一日となりましたが、
秋の実りをゆっくりとお召し上がりいただきながら、
豊かな時間を共に過ごすことができました。
そこにあるのだけれど、
消え入りそうなかすかな瞬間を皿にうつせたら。
窓話よっちゃんの言葉が、一皿一皿に沁み渡ります。
人も植物も自然の一部なのだから、境界の無い自由を。
秋の菓 仄、
心を尽くし美しいデザートをつくってくださった窓話のよっちゃん、
傍で支えてくださったスタッフのじゅんさん、
ご参加くださった皆さまと、
気にかけてくださいましたすべての皆さまへ、
心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
秋の夜、仄灯りの下で。
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2021.10.4 |
金木犀 |
アトリエの金木犀が、咲き始めました。
入口の扉を覆い隠してしまうほどに大きく育ち、
今年もまた、甘い香りに包まれている。
10月の予定に変更がありましたので、ご確認ください。
次回のオープン日は、10月13日(水)となります。
日に日に深まる秋へ。
atelier
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2021.10.2 |
山の便り |
十月の山の便り、発送いたしました。
慎ましい秋の草花と、
実りの蔓、木々色々を、香りとともに。
山の便り
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2021.10.2 |
ホトトギス |
ホトトギスを植えました。
ささやかなお庭に、ささやかな秋の花。
冷たい土に、触れる。
於 刻家
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2021年9.29 |
お知らせ |
お車でお越しの方へ、
iphone内蔵のナビやグーグルナビにおきましては、
アトリエのある建物の裏側を案内されてしまうようです。
建物の裏側は入り組んだ住宅街となっておりますので、
駐車場のあります建物表側へは、
弘済院歩道橋横の一方通行の道を直進ください。
その道路沿い右手に、D26棟二階建ての小さな建物があります。
D26棟建物前の、1番の駐車場をご利用ください。
迷われました場合は、お電話にてお問合せください。
080-6185-1214
どうぞよろしくお願い申し上げます。
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2021.9.28 |
タラ |
春に美味しいタラの芽が、秋には愛らしい実と生る。
丁寧に丁寧に、実りゆく。
十周年、おめでとうございます。
於 料理屋くおん / 六禾
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2021.9.27 |
蝶 |
遠く離れているのに、
こんなにも近くに感じられる。
目まぐるしく変化した時間を、振り返ることはもうしない。
幸せな想い出も辛い事がらも、すべてが自分自身の一部となる。
黒いアゲハが、ひらひらと目の前を舞っていたから、
ありがとう、って心で言った。
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2021.9.26 |
沢蓋木 |
沢フタギの実が色付きました。
深い深い、藍色。
10月のオープン日に変更があります。
生け込みやイベントが続きますため、
アトリエオープン日が少なくなってしまいますが、
ぜひお越しいただけましたら幸いです。
今日は、9月最後の日曜日。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.9.21 |
山の便り |
9月の山の便り、発送いたしました。
生り始めた青い実、
色付きかけた葉、
深まる秋へと向かう山々の植物を。
次回の発送は、10月1日となります。
山の便り
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2021.9.20 |
糧 |
部屋の中で、秋の虫が鳴いている。
外? きっと、中。
薄い硝子一枚で隔てられた、中と外。
窓の向こうに茂る緑も、部屋の中を彩る緑も、
曖昧な境界線に、隔たりは感じられない。
私のそれって、何だろう。
ゆらゆらとゆれる細い糸に、思いを巡らせる。
相反する二つの事がらの、答えの無い問いについて。
「糧」 河合悠
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2021.9.19 |
秋の菓、仄 |
実る秋の十月に、
和歌山より窓話さんをお招きして、秋の菓子会を開催いたします。
和歌山の農家さんが大切に育てられた旬のお野菜や果物を使用し
独自の感性で美しいお料理やデザートを作られている、
窓話のよっちゃん。
訪れる度に感動を覚え、
いつかこの小さな植物のアトリエで、
会を開いていただきたいと願っていました。
その想いが、叶います。
秋の菓、仄。
実りの秋のデザートをコースにてお召し上がりいただきます。
ぜひ皆さまにも感じていただけましたら幸いです。
秋の菓、仄(ほの) 窓話×Kfleurs
昼夕の部ともに満席となりました。
ご予約いただきました皆さま、ありがとうございます。
引き続きキャンセル待ちをお受けいたしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
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2021.9.19 |
秋月 |
ナツハゼの実が色付いて、
季節は実りの秋となる。
満ちるほんの少し前の月と、余白のお話し。
於 イマソラ珈琲
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2021.9,18 |
ネジ木 |
今にも消え入りそうなささやかなネジキが、
こんなにも天高き大らかな空間に、
そっと風を吹かせてくれた。
久しぶりに常設の店内でゆっくりと過ごしていたら、
とっておきの光に出会いました。
和歌山で過ごした、特別な一日のこと。
於 norm
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2021.9.17 |
野イバラ |
愛らしいのに、鋭利な棘。
枯れているけど、うつくしい。
終わりがあるから、愛おしい。
九月は、祈りの月です。
20時までの営業は、本日までとなります。
秋の夜、
仄灯りに映る植物のある風景をお楽しみいただけましたこと、
心より感謝申し上げます。
来週からは通常どおり12時から18時までとなりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。
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2021.9.17 |
たまご |
三年目のノッキンロールは、たまご。
今年もまた、植物をそっと添えさせていただきました。
たまご
生命のイレモノ
予感の宿る場所
内に孕んだ
はじまりの輝きも
おわりの虚しさも
すべてをひっくるめて
ころころと
ころころこころ
今日も万物は流転す
於 宇
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2021.9.16 |
貝塚の樹 |
風景にさわる。
縄文復元画家、安芸早穂子先生の出店作品にて、
木のしつらえで参加させていただきました。
ふれあうことが困難になってしまったこの時に、
「触れる」ことの尊さを。
ユニバーサルミュージアム、さわる 「触」 の大博覧会
第二章 風景にさわる
「貝塚の樹」〜手ざわりに満ちた風景への回避〜 安芸早穂子
於 国立民族博物館 2021年9月2日〜11月30日
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2021.9.15 |
穂ツツジ |
自由に伸びたままの華奢な枝、
枯れかけた葉も、花の終わりも、
何一つ手を加えず自然なままを受け止めてくれる、
静かでうつくしく寛容な場所。
明日より、新たなかたちで営業を再開されるそうです。
とっても楽しみ。
於 豆椿
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2021.9.12 |
面高 |
オモダカを生けました。
針のない剣山に包まれて、
白い花咲く水生植物。
明日もアトリエをオープンいたします。
15時から20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.9.11 |
樹 |
喜びは喜びを呼ぶし、
悲しみは悲しみを呼ぶ。
だとしたら、大切な人の幸せのために、
ずっと笑顔でいられる自分でいたい。
与えられた試練も苦しみも、
すべてを慈しみ、大らかに受け入れる。
決してぶれることのない大木の、神々しい幹の如く。
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2021.9.9 |
重陽の節句 |
西日射す苔の庭、慎ましい佇まい。
久しぶりに訪れたら、
やっぱり気持ち良い場所だった。
今日はささやかに、野紺菊を生けよう。
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2021.9.7 |
ソビ |
茂りすぎた草を間引き、
木の足元に、ソビの花。
夏から秋、そして冬へと、移りゆく風景を。
於 刻家
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2021.9.6 |
とうもろこしの島 |
きっと好きだよって教えてもらって、
観てみたら、とても好きな感じの映画だった。
言葉少なく、感情が流れている。
夕方には蝋燭を灯し、静かに秋をお迎えしています。
9月17日(金)まで、
15時から20時のオープン時間とさせていただきます。
9月20日(月)以降は、通常通り12時から18時までとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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2021.9.5 |
木通 |
大きなアケビの実が生っている。
山柿、ナツハゼ、ズミ、ウドの花・・
秋の植物色々。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
15時から20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております
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2021.9.5 |
ほどろ |
ネジ木が枯れて、
新しい葉は生まれ、
色々は、巡り繋がり輪廻する。
感覚とか感情とか、
個の内面に深く広がる世界を、
自由に行き来しながら辿り着いていく場所。
在ると無いの、両方。
於 ハマ・ノ・テlabo 空間 岡野香
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2021.8.31 |
555 |
5時55分に目覚めた朝。
思い立って出かけた場所で、
ヒヨドリ草を見つけた。
だから今日は、幸せな一日。
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2021.8.26 |
男郎花 |
小さなものはうつくしく、
少ないことが豊かだと、
いつも植物は教えてくれる。
白く可憐な、オトコエシ。
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2021.8.26 |
夏櫨 |
ナツハゼの実は赤から黒へ、
蔓リンドウが咲き始めて、
名残の暑さと秋の気配。
於 六禾 / 料理屋くおん
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2021.8.25 |
鳥の巣 |
鳥の巣、
という名前の針のない剣山。
しなやかにかたちを変え、草花をそっと包みます。
お待たせしておりましたが、入荷いたしました。
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2021.8.23 |
軸 |
あの山の木が
時空を超えて
ここに立つ
途絶えた息が、蘇る。
大らかな姿、ぶれない軸。
木は、光
ユニバーサルミュージアム さわる`触'の博覧会
2021.9.2〜11.30 於 国立民族博物館
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2021.8.20 |
青葛藤 |
この場所に来て、もう何年になるだろう。
あの日の蔓の、今の姿。
甘い香りに包まれながら、年月とともに味わいを増す。
秋の終わり、
新たに始まる風景に、どんな植物を生けよう。
於 akkord
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2021.8.20 |
木通 |
アケビの蔓をしつらえました。
雨の一日、秋の実り。
於 stance dot
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2021.8.19 |
緑 |
窓一面に緑溢れる場所へ、
山の草木をしつらえました。
ガンピ、ニシキギ、藪ミョウガ、ウド・・・
秋の気配と、山の香りとともに。
於 hiyori
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2021.8.18 |
女郎花 |
草原に、黄色い花を見つける。
月という名の女の子。
映画の結末は、いつだって自分次第。
黄色いオミナエシは、秋の七草。
この長雨は、いつまで続くのかな。
明日も20時まで、お待ちしております。
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2021.8.16 |
アメジストセージ |
ハノンの単調さが退屈だったから、
練習するのをやめた。
憧れは、小さなものへの想いへと続く。
セージの清らかな香り。
孤独が、人を聡明にする。
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2021.8.11 |
カリガネソウ |
不思議な形の花が、
独特の匂いを放っている。
蓮の花も、入荷いたしました。
今日も20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.8.10 |
紫夏藤 |
夏の藤。
今年も元気に咲いてくれて、嬉しかった。
立秋を過ぎ、
陽射しが少しずつ和らいでいくように感じている。
あともう少し、かな。
於 料理屋くおん
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2021.8.7 |
夏櫨 |
真っ白な空間に、夏の緑。
生けたナツハゼが、空から降る光に見えた。
うつくしい場所。
ここに舞い降りた仔猫の茶茶は、キラキラの光そのもの。
可愛すぎて、もう会いたい。
於 shop ulu
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2021.8.7 |
ホオズキ |
鬼百合が咲いて、
ホオズキが色付き始めた。
ほんの少しだけ、秋の気配。
息苦しさも生きにくさも、全部を味わう。
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2021.8.6 |
陰影 |
一日の中の、ほんの一瞬。
些細なことの積み重ねで、
日々が在るとしたら、
生かされている今は、あまりにも尊い。
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2021.8.4 |
蓮 |
お庭の蓮の蕾が立ち上がり、
たった一輪が、
きっと今日花開きます。
本日も20時まで、お待ちしております。
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2021.8.3 |
夏藤 |
さっきまでの気まぐれな雨と、
ようやく馴染んできた春のことを想う。
真夏に咲く花の、健気な姿。
夏藤を生けました。
於 料理屋くおん / 六禾
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2021.7.31 |
仄灯り |
真夏の夜に、蝋燭を灯す。
灯りに照らされた木々と、映る影。
明日も20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.7.31 |
藤空木 |
7月最後の日。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
ブッドレア、ユウスゲ、夏の緑色々と、
15時から20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.7.30 |
仙人草 |
爽やかな緑は、真夏の涼。
窓から降る陽射しと、仙人草。
穂ツツジ、マタタビ、ブッドレア・・
うつわのある風景に、彩りを添えました。
於 utsuwa11
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2021.7.29 |
雲 |
雲行きのあやしい空は、
泣いたり笑ったり。
きっかけは、泉のようにあふれているから、
心の中で大きく叫ぶ。
小さな声で、大きく叫ぶ。
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2021.7.24 |
仙人草 |
蝉の声が賑やかな朝、
仙人草は、涼やかに花開きました。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
尚、今日から八月末までの間、
営業時間を15時から20時までとさせていただきます。
夏時間を、どうぞゆったりとお出かけください。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.7.23 |
深山ガマズミ |
まるでずっとそうだったかのように、
新しい風が吹いている。
空を見上げたハマさんは、
ある監督の映画には、
必ず入道雲が描かれていることを教えてくれた。
真夏の空に、もくもくと絵に描いたような入道雲。
変化を象徴するかのようで、本当はずっとそのままだった。
椿の実と深山ガマズミ、
そして大きな木を生けました。
於 ハマ・ノ・テlabo
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2021.7.20 |
夏ハゼ |
昨日のナツハゼが、
素敵に生けられていて嬉しかった。
風景に寄り添い、表情を変える植物の不思議。
とびっきり美味しいお料理とともに。
於 ciccino
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2021.7.19 |
夏時間 |
真っ青な空、
蝉の声、じりじりと照りつける陽射し、
植物も人にも、暑さ厳しい季節を迎えました。
そこで、しばらくの間は真昼の時間帯を避け、
営業時間を変更することにいたします。
期間は、7月24日(土)から8月末まで、
オープン時間は、15時から20時までとさせていただきます。
少しでも涼やかに、
植物のある空間をゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。
夏時間へ、どうぞよろしくお願いいたします。
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2021.7.18 |
野大角豆 |
黄色い蕾は、ノササゲの花。
花のあとの実が、とてもうつくしいのです。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
涼やかな山々の植物とともに、
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.7.17 |
お知らせ |
7月のオープン日に変更があります。
急な都合により、28日水曜日はお休みさせていただきます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、
どうぞよろしくお願いいたします。
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2021.7.16 |
ムクゲ |
ピンクの壁に、ピンクのムクゲ。
あつみさんは、ピンクの装い。
儚い一日花を、たくさんの蕾が見守っている。
於 宇 noki
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2021.7.16 |
黒文字 |
クロモジの木に、小さな実。
実る季節の始まりに、香り高き黒文字を。
於 六禾 / 料理屋くおん
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2021.7.14 |
霧 |
一つずつ一つずつ、
晴れるといいな。
霧がかった一日。
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2021.7.11 |
流れ |
うつくしいと、
しあわせを、
何度も繰り返し言葉にしていた。
流れのままに流れていたら、
目の前には見たい景色が広がっている。
無意識の自分自身が描くそれとも、重なって見えるだろうか。
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2021.7.10 |
ムクゲ |
紫陽花を選んだ彼女は、朝顔かなって言って、
私は、ムクゲの花は朝顔に少し似ているって思った。
夏の茶花。
苦手な季節の、始まり始まり。
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2021.7.9 |
クララ |
クララ、という名の薬草。
さやの愛らしさを、小さな器に生けました。
うつわに描かれた自然と、初夏の植物の涼やかさ。
於 utsuwa11
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2021.7.8 |
蔓 |
青ツヅラフジ、アケビ、テイカカズラ、
初夏の青い蔓色々をしつらえました。
窓の外には、大きな木。
緑溢れる新しい始まりの場所へ。
於 hiyori
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2021.7.6 |
山吹ショウマ |
ヤマブキショウマが咲いていた。
梅雨空の下、
夏の始まりの花々が、繋げてくれた場所。
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2021.7.5 |
蛍 |
暗闇の中、
ゆらゆらと手のひらの上に舞い降りて、
つかめそうでつかめない、小さな光。
今にも消えそうに儚い光を、いつまでも見ている。
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2021.7.4 |
空 |
小さな島の、多くの祈り。
風、水、土と木々。
ほんの一部でしかないささやかな声を、
壮大な空に投げかけてみる。
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2021.7.3 |
凪 |
曇り空と、静かな水面。
凪ぎの時間。
降ったり止んだり、
溜まっては、流れていく。
流れ着いた先には、どんな景色が見えるだろう。
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2021.7.1 |
大賀蓮 |
蓮の葉に、雨の滴。
鉢から溢れんばかりに伸びゆく葉を、
数えようとして、途中で止めた。
ちょっとだけ、深呼吸。
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2021.7.1 |
馬の鈴草 |
湿気を含んだ朝、
しっとりとして好きな気配。
きっと今日も良い日になる。
七月の始まりの日、
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.6.30 |
断面 |
緑茂る山の桜と、ガンピの木をいけました。
葉枯れのあとに見える姿を想像しながら、
空間に木々を添える。
色付き始めた実も、木の断面も、
すっと風が吹いたみたいに。
於 NOVA 珈琲と焼き菓子
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2021.6.30 |
上溝桜 |
色とりどりの、ウワミズ桜の実。
本日6月30日は、都合により13時からのオープンとなります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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2021.6.29 |
蛍 |
紫陽花の季節は終わりに向かい、
ノリウツギが咲いていた。
山々の植物は、立ち止まることなく進みゆく。
命あるものは植物の化身だと、
その言葉を守るみたいに花は咲く。
向こう岸の蛍、
生まれたてのモリアオガエル、
魂の灯。
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2021.6.25 |
半夏生 |
半夏生が咲いた。
夏至を過ぎ、
七夕を迎えるまでのこの時期に、花は咲きます。
半分、白い。
満ちた月が笑うから、今日も良い一日だった。
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2021.6.25 |
姫エニシダ |
何だかぼんやりとした朝。
眠れなかったのは、月のせい?
うっすらと陽は射し込み、
エニシダのさやがフワフワと揺れている。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.6.24 |
岩がらみ |
イワガラミを生けました。
木々にしっかりと絡みつく、
その姿を山の奥で見ていたのは先月のこと。
時間も空間も超えていく。
於 イマソラ珈琲 「時の流れ」 シマシマポタリ陶展
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2021.6.21 |
夏至 |
朝のお散歩。
きらきらの一日の始まり。
苦手な夏はやって来るけど、
きっと大切な季節なんだと思う。
車窓から、ぼんやりと物語を眺めている。
行く先は、オールを手放し流れるままに、
改めて、もう一度。
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2021.6.20 |
ダルマエビネ |
ダルマエビネが咲きました。
姫のエニシダはさやを付け、
羽化したアゲハ蝶は、空へと飛び立つ。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.6.19 |
ドクダミ草 |
今年もまた、
ここで八重咲きのドクダミ草に会えた。
蛍袋、紫陽花、青ツヅラフジの花の蕾、
poさんのお庭は六月の花盛り。
柿の花は青い実と生り、
今年の梅の実はちょっと少なめ。
ダークチェリーのタルトと、実りのお話。
梅雨が明ける頃には、どんな景色に会えるかな。
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2021.6.19 |
藪紫 |
四年目のヤブムラサキの木が、大きく育っていました。
雨に濡れた葉も蕾も、真っ直ぐに空へと向かっている。
根付いていることの力強さ。
四年前と、今。
物語の行方は、きっと自分自身の中にある。
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2021.6.18 |
燕 |
巣から落ちた、ツバメの雛に出会った。
飛べない燕。
子どもの頃の記憶が蘇る。
野生を選んで生まれてきたとしたら、
籠の中に留めてはいけない。
記憶の中の痛みを思いながら、小さな鳥を見守っている。
羽をいっぱいに広げ、
空へ向かって飛び立とうとする姿に、思わず声が溢れた。
人も鳥も動物も、きっと植物も、
誰だって、自由に空を飛べる。
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2021.6.16 |
紫陽花 |
きっと今年最後の、
山紫陽花、小紫陽花。
雨の日は、紫陽花がよく似合う。
今日はアトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.6.15 |
セージ |
セージの苗、色々入荷いたしました。
ホワイトセージ、ロシアンセージ、アメジストセージ・・
爽やかな香りに包まれながら、ふと思い出す。
呼吸は、青のエーテル。
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2021.6.14 |
ヤシャブシ |
素朴なヤシャブシが、
静かな風景に寄り添っていて嬉しかった。
朴の木は印象的で、
蔓紫陽花は季節感を、
キブシも磯の木も山法師も、
在ることを受け止めてくれる素敵な空間に、
山々の植物を生けました。
於 ZAWA 珈琲とたまごかけごはん
写真は、店主のざわさんより。
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2021.6.13 |
笹百合 |
ササユリが咲きました。
湿気を含んだ空気が、甘い香りを強くする。
好きな匂い、好きな気配。
雨が降りそうで、降らなさそうな日曜日。
ゆっくりと、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.6.12 |
亜麻 |
麻を刈り取った、そのままの姿。
ここに在ることが幸せって、いおりさんは言いました。
明日から、shop uluにてリトアニアリネンの販売会が始まります。
於 shop ulu
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2021.6.12 |
鶯神楽 |
三月に生けたウグイスカグラが、根を出していました。
時々起こる、小さな奇跡。
嬉しい気持ちに包まれながら、
ナツハゼ、エゴノキ、蛍袋、笹百合、
六月の瑞々しい植物を生けました。
於 stance dot
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2021.6.11 |
かたつむり |
明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。
明日12日(土)は、午前中生け込みのため13時からとなります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
六月の植物とともに、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.6.10 |
新月 |
窓を開け放ち、
部屋の真ん中に、大きなネジ木を生けた。
アゲハの蛹は色を変え、
今か今かと見守っている。
髪を切った。
不思議な動きある一日、生まれたての月へ。
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2021.6.9 |
夏櫨 |
まだ寒い冬の時期に植えたナツハゼが、
しっかりと根付いていて嬉しかった。
足元の小さな芽吹きも、ささやかな幸せ。
於 刻家
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2021.6.8 |
クマシデ |
風とか音とか香りとか、
そのままを感じられたらいいな。
そこに立っているように、クマシデの木を生ける。
於 料理屋くおん / 六禾
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2021.6.2 |
山紫陽花 |
山紫陽花、
カシワバ紫陽花、
山野草の苗など入荷いたしました。
六月の始まり、明日はアトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.6.1 |
山の便り |
六月の山の便り、発送いたしました。
緑濃く、
山々は紫陽花の花盛り。
瑞々しい六月の風と薫りが、どうか届きますように。
次回の発送は、6月15日となります。
皆さまのお申込みお待ちしております。
山の便り
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2021.5.31 |
呼吸 |
ブナの原生林、
湧き出る泉、
鳥たちのさえずり、
木々に包まれて、息をする。
足元の崖、
頂上の空。
何かを目指して歩いているのではなくて、
ただ歩きたいから歩いている。
これからも、そうでありたい。
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2021.5.27 |
11年 |
蓮の葉に、雨の滴。
いつものように扉を開けて、今日一日が始まりました。
山から届いた瑠璃草、
花を生けることの愛おしさ、
ここで出会えたたくさんの方々との繋がりに、
心からの感謝を思います。
アトリエを始めて、今日で11周年となります。
この場所に初めて出会えた日、
この扉を開けた瞬間に、今に繋がる風景が見えました。
床に染みついた年月は、私の全て。
思い描いた世界は、きっともっと先にある。
今当たり前に思えることも、
明日はもう当たり前ではなくなるのかもしれない。
在ることが命だとしたら、
無いことはどんな意味を持つのだろう。
今を大切に、この瞬間を大切に。
明日から、十二年目が始まります。
繋がってくださるすべての皆さまへ、
本当にありがとうございます。
心新たに、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
これまでも、これからも、植物とともに。
2021年5月27日
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2021.5.26 |
コナラ |
あの山の木々を、この場所に生けました。
コナラ、姫空木、松房、接骨木、
まとう気配もそのままに、
初夏の風が吹いている。
於 Nova 珈琲と焼き菓子
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2021.5.25 |
夏櫨 |
夏の始まりに、ナツハゼの紅い蕾。
そこに木が立つように、
そこに花が咲くように。
於 六禾 / 料理屋くおん
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2021.5.24 |
紫陽花 |
山紫陽花、
小紫陽花、
蔓紫陽花、
あじさいの季節の始まり。
今日はアトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.5.23 |
山法師 |
山法師を生けました。
長野の自然に囲まれた場所で作陶されている岡野さんの、
清らかな色が印象的なうつわたち。
息する植物の、
息そのものがそこに静かに在りますように。
於 イマソラ珈琲 岡野里香 個展
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2021.5.20 |
天秤 |
整ったり、揺れたり、
微妙なバランスで、曖昧なラインで、
こんな感じでいいんじゃない?
受け取ったことばの欠片が、
遠くでゆらゆら揺れている。
アンバランス。
雨に会いたい。
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2021.5.18 |
芍薬 |
咲くかな、
咲かないかな。
咲いても咲かなくても、愛らしい。
ピンクの壁と、ピンクの芍薬。
於 宇 noki APRONS
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2021.5.17 |
陶 |
長谷川奈津さんの陶に、花を生けました。
自然な表情のうつわに、植物が静かに咲いて、
一つの風景となる。
長谷川奈津 陶展 うつわ穂垂
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2021.5.16 |
ドクダミ草 |
アトリエの入口のドクダミ草が咲き始めました。
今年もまたこの季節がやってきて、
変わらないことと変わりゆくこと、
その両方を受け入れながら、
それでも日々は咲いていく。
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2021.5.15 |
山の便り |
5月の山の便り、発送いたしました。
紅ドウダンツツジ、吊り花、天南星、芍薬、伊吹シモツケ・・
瑞々しい草木と、彩りの花々。
初夏を迎えた山の便り、
次回は6月1日の発送となります。
皆さまのお申込みお待ちしております
山の便り
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2021.5.15 |
ヤブデマリ |
その時を待って、風は吹く。
いつだってそうだったから、これからもきっとそう。
風薫る五月。
今日と明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。
緑溢れるこの場所で、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.5.13 |
オランダガラシ |
小川のクレソン、
満開の藤の花、
足元の小さな息吹。
大いなる自然界の、ほんの一片。
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2021.5.9 |
母子草 |
本日はたくさんの方々にお越しいただきまして、
ありがとうございました。
お待たせしてしまいましたこと、
お花をお選びいただけなかった方には、
本当に申し訳ありませんでした。
人それぞれの想いのカタチ、
感謝の気持ちに包まれた温かな一日となりました。
母子草、遠い空へ。
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2021.5.8 |
新緑 |
テーブルの上は、新緑と光が溢れている。
深呼吸。
四回深く呼吸をして、
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
入口のドクダミ草は、もうすぐ咲きそう。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.5.3 |
小真弓 |
傷つけてやっと
気づくやさしさがあって
すれ違いの末に
わかり合えることがあって
朝を迎えるために
夜が更けていくみたいに
好きなフレーズを、何度も繰り返して聴いている。
小真弓って、小さなクロス。
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2021.5.1 |
山の便り |
五月の山の便り、発送いたしました。
イブキシモツケ、サツキ、吊り花、藤、ツクバネ空木・・
新緑の木々と、花の色。
透き通るような五月の風を、きっと植物が届けてくれる。
次回のお届けは、5月15日となります。
皆さまのお申込みお待ちしております。
山の便り
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2021.5.1 |
三葉空木 |
ミツバウツギを生けました。
たっぷりの若葉と、白い蕾。
ラショウモンカズラ、姫フウロソウ、ムベ・・・
小さな花々は初夏へと向かい、今日から五月の始まり。
於 料理屋くおん
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2021.4.29 |
ムベ |
昨日の雨と、今日の雨。
気持ち良いほど流れていく。
雨上がりの空に、大きな虹を見れたから、
きっともう大丈夫。
目の前に映る景色こそが、今のすべてなのだから。
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2021.4.28 |
朴の木 |
朴の木を生けました。
風が吹いたみたいに、すっと空気が入れ替わる。
循環していく、流れていく。
居心地良さそうに、ナツハゼ、カマツカ、藤の花。
於 NOVA 珈琲と焼き菓子
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2021.4.25 |
山芍薬 |
くろさわじゅんこさんの、
パームリーディング鑑定会が終了いたしました。
お越しくださいました皆さま、本当にありがとうございました。
時折り強い風が吹き、
明るい陽が射しこむ時間。
植物に見守られながら、
じゅんこさんの軽やかな言葉とともに、
夕暮れへと向かう一日。
人は自分自身を生きるためにこの世に生まれ、
誰の中にも光は在る。
すべての人々が光に導かれ、
心豊かに生きられる世界となりますように。
お一人お一人と丁寧に向き合いながら、
貴重な時をともに過ごしてくださったじゅんこさんと、
ご参加くださいましたすべての皆さまに、
心から感謝申し上げます。
山芍薬がふわっと咲いて、ゆっくりと静かに終わっていく。
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2021.4.24 |
ウグイスカグラ |
大きな窓から降り注ぐ陽射しは、
もう初夏のそれのよう。
カマツカ、ウグイスカグラ、キブシ、天南星・・
新緑の、瑞々しい若葉色。
於 イマソラ珈琲
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2021.4.21 |
躑躅 |
アトリエの入口のツツジが、
色鮮やかに満開となりました。
きっともうすぐドクダミ草も。
今日と明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.4.20 |
深山ガマズミ |
深山ガマズミを生けました。
白い小さな花々は、秋に真っ赤な実りとなる。
アケビの花の、愛らしさ。
於 六禾
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2021.4.17 |
木通 |
雨の土曜日。
窓からの静かな光は、
浴びるよりも優しくて、
花を眺めている今は、今でしかない。
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2021.4.16 |
瓜楓 |
風景の中に、花を生ける。
地を這うような瓜楓、
たおやかな藤、
花器には木々の影。
すべてを包み込む、この場所の大らかさ。
於 norm 二階堂明弘展
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2021.4.16 |
山吹 |
山吹の花を生けました。
鮮やかな黄色と、明るい午後。
ウワミズ桜、深山ガマズミ、花イカダ・・
緑柔らかな若葉色。
於 utsuwa11
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2021.4.14 |
勿忘草 |
forget-me-not
勿忘草
愛らしくて、切ない花。
明日は、都合により14時からのオープンとなります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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2021.4.10 |
摘む |
イカリ草、
菫、
ギョウラクツツジ、
春の野山で花を摘む。
小川の流れに、委ねていく。
水は、流れていく。
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2021.4.7 |
pink |
四月のピンク色を、お届けしました。
蕾のジャスミン、三葉ツツジ、アケビの花・・
咲く前も、散ったあとも、
愛らしい色々。
於 shop ulu think pink シンク・ピンク展
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2021.4.6 |
ガマズミ |
深山ガマズミを生けました。
瑞々しい若葉が、新しい空気を運んでくれる。
加藤さんの日記帳を、眺めるように読んでいる。
珈琲の香りと、気持ち良い風景。
於 ハマ・ノ・テlabo 加藤智哉日記帳展
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2021.4.4 |
カラシ菜 |
雨の日曜日。
伸びて、曲がって、自由な姿で咲いている。
旅立ちの春、かな。
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2021.4.2 |
豆桜 |
ピンクの壁と、豆桜。
影もいいし、夜もいい。
光は見えるし、朝は来る。
於 宇 noki
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2021.4.2 |
シャガ |
シャガの花と、散り椿。
春の香りに包まれて、
今日と明日はアトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.4.1 |
藤 |
藤の木が芽吹いていた。
古い枝葉を思い切って剪定してから、
まるで生まれ変わったようで気持ち良い。
木が、生きている。
於 料理屋くおん
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2021.4.1 |
花水木 |
花水木の花が咲き始めたから、
今日は、この木を生けよう。
感じたら、ひらめきを信じよう。
信じたままに、行動しよう。
いつだって、自分の心に正直でいよう。
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2021.3.31 |
朝 |
両手を広げて
空を仰いでみたら
眩い光に包まれていた
手渡された言葉が、そっと背中を押してくれる。
小さなきっかけは、
きっと大きな始まりとなる。
パームリーディング くろさわじゅんこ鑑定会 (満席)
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2021.3.30 |
大賀蓮 |
蓮の植え替え作業を、ご一緒させていただきました。
神聖な蓮の花の、始まりの神秘。
亜麻の花咲くお庭、
シモクレンの花茶、
うつくしい大麻敷布、
植物に包まれた幸せな午後。
株分けしていただいた蓮根が、夏には花開くといいな。
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2021.3.29 |
満月 |
果てしなく澄んだ世界へ。
見上げた空が、
どうかそうでありますように。
満月の日に、祈りを込めて。
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2021.3.28 |
虫狩り |
ただいま、って扉を開けたら、
ムシカリの花が咲いていた。
ほんの数日の空白。
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2021.3.27 |
桜 |
桜と、青空。
大丈夫。
きっと、大丈夫。
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2021.3.25 |
黒文字 |
そよそよと、黒文字が咲いた。
花々のリレーは、山桜へと続く。
ただただ、植物のようでありたい。
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2021.3.23 |
母子草 |
御形は、春の七草。
木通の蔓には、小さな芽吹き。
明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。
春の花々とともに、皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.3.23 |
パームリーディング |
手のひらは、黄金の羅針盤。
それは果てしない可能性。
ぎゅっと握りしめた両手を、
そっと緩めてみたら、
軽やかな言葉に導かれるように、
こんなにも光は溢れていた。
パームリーディング くろさわじゅんこ鑑定会
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2021.3,22 |
菫 |
こんなところにスミレが咲いていて、
あまりの愛らしさに泣けてきた。
嬉しい出会い。
雨が教えてくれたこと。
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2021.3.21 |
feel |
feel、終了いたしました。
お越しくださった皆さま、ありがとうございました。
春分の日の光と、二日目の雨。
息する植物を感じながら、
感覚の向くままに、
心地良いときを共に過ごすことができました。
本当にありがとうございました。
植物は、うつくしい。
人は、うつくしい。
これからも、流れのままに。
feel 月の海
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2021.3.19 |
feel |
オランダガラシ、
feelのためのしつらえを。
明日は春分、新しい始まりの日。
feel
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2021.3.18 |
鶯神楽 |
ウグイスカグラ、山グミ、青文字、コショウの木・・
春の花々と、春色のお洋服。
彩り溢れる場所へ。
於 イマソラ珈琲
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2021.3.18 |
接骨木 |
山桜、ニワトコ、虫狩り、ヨウラクツツジ・・・
もうすぐ花開く山々の植物を生けました。
暖かな陽射し、
春の気配は、ここに在ります。
於 NOVA 珈琲と焼き菓子
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2021.3.17 |
コゴミ |
光を浴びて、
コゴミがぐんぐんと伸びていく。
つくしの背比べ。
植物のエネルギーを、心から讃えたい。
feel
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2021.3.15 |
時空 |
きっと今日は良い日になる。
何か気配を感じて二階に上がってみたら、
木蓮の花弁が、目の前で音を立てて散っていく。
終わりの瞬間に、呼ばれたのかもしれないな。
想いが先で、現実は必ず後をついて来る。
朝の光に感じたこと。
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2021.3.13 |
wind flower |
雪柳の花が咲き終わり、
ニワトコの花が咲き始めた。
今を選んで、ただ咲いているだけの花々。
光、風、水。
春分の日、
感じたままに、風のような花束を贈ろう。
feel
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2021.3.12 |
貝母百合 |
貝母百合が咲き切って、
春の始まりは、もう終わりへと向かっている。
陽射しの暖かさと、風の冷たさ。
明日3月13日・14日・15日は、アトリエをオープンいたします。
眠りから目覚めた植物の息吹とともに、
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.3.9 |
梅 |
水の流れる声を聴きながら、
梅の花が枝垂れるように咲いている。
流れの中に身を於いて、在るがままに流れていく。
feel
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2021.3.7 |
木蓮 |
木蓮が悲しい二月の花だという記憶は、
いつのまにか消えてしまった。
大山蓮華を好きになったのも、
田虫葉に出会えたことも、大切な繋がりの行く末。
香り高きマグノリアへ。
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2021.3.6 |
田虫葉 |
小鳥たちが巣から一斉に飛び立つみたいに、
田虫葉は咲いていました。
自由に、もっと自由に。
於 credenza
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2021.3.4 |
啓蟄 |
小さな球根の花々と、
土の中でうごめき立つ生命と、
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.3.1 |
stance dot |
コブシの木を生けました。
凛と立つ、一本の木。
小さな鳥が飛び交うように、白い花々は咲く。
ウグイスカグラ、木瓜、馬酔木、からし菜、
春の色、いろいろ。
於 stance dot 1st anniversary of relocation
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2021.2.27 |
feel |
木々が風に揺れるように
草の香りに耳を澄ます
ささやかな花々は
ただそこに咲いている
ありのままでいることのうつくしさを
響き合うことの尊さを
feel 月の海 / Kfleurs
2021.3.20(sat)・3.21(sun)
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2021.2.26 |
ミモザ |
記念日のためのミモザを、
自分自身への贈りもの、
それぞれのミモザを束ねる。
明日は満月。
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2021.2.25 |
蕗の薹 |
フキノトウの蕾が、膨らみ始めました。
春告草、いろいろ。
26日、27日、28日はアトリエをオープンいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております。
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2021.2.24 |
鶯神楽 |
ウグイスカグラを植えました。
三年目のジューンベリーが、伸びやかに空へと向かう。
住まう方の気配とともに。
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2021.2.21 |
水面 |
凪ぎの時間、
穏やかな水面。
想いは先へ、雪解けのとき。
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2021.2.20 |
投影 |
苦しみを誰かのせいにするのは簡単だけれど、
それが自己の投影だとしたら、
そのことに気づくことができたなら、
きっと争いなどなくなるのだろう。
すべては自分自身の在りよう。
心穏やかでいられたら、幸せは連鎖する。
ただ降り積もる雪のように、
ただ咲いている花のように、
ただ空を舞う鳥のように。
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2021.2.17 |
開花 |
リュウキンカが咲いて、
サンシュユが咲きました。
黄色い花々のリレーは続き、彩りが増していく。
伸び過ぎた月桂樹と、青い空。
今日と明日は、アトリエをオープンいたします。
芽吹きに満ちた植物とともにお待ちしております。
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2021.2.15 |
Happy Birthday |
一日の終わりへと向かう空へ、
おめでとうと、ありがとうを。
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2021.2.14 |
アダン |
巡り巡って、今が在る。
遠い遠い南の島の、遠い昔の物語。
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2021.2.13 |
球根 |
騒がしさが遠のいて、
一日の余白の中にいる。
土の香り、葉の動き、
衣を脱ぐようにひなげしの花は咲き、
根は日に日に伸びて、
椿はその花首を、ぽとりと落とした。
無になれる時間は、こんなにも尊い。
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2021.2.12 |
卜半 |
深い赤、
ボクハンという名の椿。
風景の中、
ただ静かに咲いているだけの花。
描いているものは、
いつも植物の姿にある。
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2021.2.8 |
草道具 |
その向こうに、山の風景が見える。
風とか、匂いとか、音とか、
自然と調和していくこと、
肌に近い感覚で、共に在ること。
植物が、植物を包み込む。
「草道具」 川井有紗
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2021.2.7 |
蝋梅 |
ロウバイが咲きました。
甘い香り。
春一番の、黄色い花。
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2021.2.6 |
木蓮 |
今にも羽ばたきそうな花の蕾。
あつみさんの大好きな木蓮を、生けました。
座っても、見上げても、
包まれている幸せ。
於 宇 noki
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2021.2.5 |
チューリップ |
目覚めた朝の、チューリップ。
寄り添ったり離れたり、
上向いたりうつむいたり、
まるでダンスしているみたい。
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2021.2.4 |
蕗の薹 |
真っ赤な蕗の薹。
いつかの山の便りが、
ここに根付いていました。
小麦の苗を踏みしめながら、
まだ小さな林檎の木と、空を仰いだ日。
於 lichette
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2021.2.3 |
立春 |
雨が恋しい朝。
風の冷たさと、陽射しの暖かさ。
眠ったままの内側は、エネルギーに満ちていて、
今にも叫び出しそうで。
思いが違うところへ飛ぶと、手元を見失ってしまうから、
親指の傷が疼いて、きっと眠れそうにない。
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2021,2,2 |
白木蓮 |
木蓮が、
一段と艶っぽく見える。
花開いたら、どんなふうに感じるだろう。
於 RICORD
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2021.2.1 |
山の便り |
2月の山の便り、発送いたしました。
膨らみ始めた木々色々、
ピンク色の太郎冠者、
蕗の薹も芽吹いています。
次回の便りは、2月15日となります。
山の便り
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2021.2.1 |
三葉ツツジ |
昨年のウグイスカグラが、
小さく咲いていました。
今年の始まりには、三つ葉ツツジ。
ゆっくりと、鮮やかな色が咲きます。
花咲く前も、花のあとも。
於 ハマ・ノ・テlabo
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2021.1.29 |
雪割一華 |
風が強い日、
雪割一華が咲きました。
行きに見た赤い夕焼け、帰り道の満月と闇。
空はどこまで広いのだろう。
太陽と月、陰と陽、光と陰、生けるもののすべてを。
満月に突き動かされ、今日も良い一日だった。
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2021.1.28 |
球根 |
チューリップの球根、
水仙、ヒヤシンス、ムスカリ、
エネルギーの塊が、蠢いている。
31日まで、連日アトリエオープンしております。
尚、31日日曜日は16時までとなります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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2021.1.26 |
鶯神楽 |
ウグイスカグラを生けました。
木蓮と、花水木。
始まりの場所へ。
於 Nova 珈琲と焼き菓子
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2021.1.26 |
ミツバツツジ |
ミツバツツジを生けました。
鮮やかなピンクの花が、きっともうすぐ咲くことでしょう。
於 六禾 / 料理屋くおん
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2021.1.24 |
雪柳 |
昨年生けた雪柳が、綺麗に咲いていました。
小さな雪の粒のよう。
時計草とスイカズラ、蔓の冠。
於 イマソラ珈琲
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2021.1.23 |
黄色 |
ヒヤシンスの花が開き始めた。
春を呼ぶ黄色。
今日からアトリエをオープンいたします。
芽吹きの植物とともにお待ちしております。
また1月25日月曜日は、都合により16時までとなります。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承ください。。
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2021.1.22 |
ネズ |
昨年のネズの木が、
すっと生けられていました。
うつくしい立ち姿。
五年前の夾竹桃は、
絡まった根っこに支えられながら、
今も真っ直ぐに立っていて、
植物は、生ける人の気配をまといながら在る。
於 credenza |
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2021.1.20 |
鳥 |
鳥の巣を見上げ、
鳥の声を聴きながら、
鳥は飛び交い、
弱って倒れた鳥も見た。
鳥のことを想い続けた一日。
真昼の白い月、
帰り道のオリオン座。
月の海は、
いつも何か必要なメッセージを与えてくれる場所だと思う。
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2021.1.19 |
白 |
しんしんと、
真っ白な世界。
静かで、うつくしい。
迷い込んだアオガラは、いつかきっと帰ってくる。
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2021.1,17 |
雪 |
雪の上、
生けるものの足跡。
私もまた、春を探して歩いている。
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2021.1.15 |
水 |
少し温かな一日の、夕暮れどき。
映るすべては、自分自身。
もっともっと、軽やかでいたいな。
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2021.1.14 |
クスノキ |
大きなクスノキに見守られた場所。
やさしいお料理が、心と身体にゆっくりと沁みました。
より自然に近い場所へ、
大好きなお二人のこれからが、ますます楽しみです。
於 米ディナンバー1
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2021.1.14 |
山の便り |
1月の山の便り、発送いたしました。
ミツマタの蕾が、玉雪のように見える。
冬の白。
山の木々は芽吹くエネルギーに満ち、
春を迎えに行くようです。
次回の山の便りは、2月1日となります。
皆さまのお申込みお待ちしております。
山の便り
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2021.1.11 |
一日一花 |
植物を通して、繋がっていられること。
一日一つのお話と、
「生ける光の影」
また始めてみよう、と決めた日。
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2021.1.9 |
帰還 |
散りばめられた言葉に、
心がぎゅっとなる。
物語の行方に、
どこか懐かしいような記憶が蘇り、
何度も訪れる不思議な感覚。
言葉の尊さを、
響き合う感情のうつくしさを、
その向こうの世界の広さを。
一年に渡り、毎月楽しみに読み続けていた「帰還」という本。
かなえさんに感謝の気持ちを伝えたいのに、
うまく言葉が見つからない。
いつか手紙を書こう。
拙い言葉だとしても、きっと伝えた方がいい。
帰還 kikan DOOR books
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2021.1.7 |
白 |
今日は、真っ白な一日だった。
繋がっていくことを遠くで感じながら、
凛とした冷たさも、
好きな世界だ。
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2021.1.6 |
声 |
部屋の真ん中に、大きな万作の木を生けた。
万作の木立。
声について、考えている。
考えるというか、感じている。
心惹かれるうつくしい声、うつくしい言葉。
ふと思ったから、書き留めよう。
言霊のような、
植物の声。
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2021.1.6 |
朱 |
五葉松、白梅、朱竹を生けました。
梅擬きの鮮やかな赤と、
しなやかな結び柳。
於 らんらん
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2021.1.5 |
ネズの木 |
ネズの木を生けました。
常緑の豊かさを、
新春の植物とともに。
於 六禾 / 料理屋くおん
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2021.1.2 |
光 |
五葉松、朱竹、結び柳、
きらきらと光る、自然薯の蔓。
於 宇
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2021.1.1 |
謹賀新年 |
あけましておめでとうございます。
たった数時間前とはまるでちがう今を、
穏やかな気持ちで過ごしています。
車窓から見える景色をぼんやりと眺めながら、
物語の中をゆったりと歩きながら、
時々立ち止まり、足元の小さな花を摘む。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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