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2021.12.31
大晦日

今年の最後に、根松を生けよう。



この一年を振り返り、

溢れそうな思いを胸に、花を生ける。



伝えたいことは、たくさんあります。

うまく言葉にできない気持ちが、たくさんあります。



今もこうして植物とともにいられることに、

ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。



植物を通して繋がってくださったたくさんの皆さまへ、

心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。




ほんの少しだけゆっくり過ごして、

読みたくて仕方なかった本を読もう。



自由へのエチカ。

きっと次へと繋がるだろう世界の話。



皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。

2021.12.28

真っ白な壁に、ささやかなお飾り。


緑地公園のアコルトさんへお届けしました。



次々と焼きあがるマフィン、甘い香り、訪れる人々。


愛されるお店には、

素敵な店主さんと、居心地の良い空間が在る。



見上げたら、まんまるな木の月。

2021.12.24
ever green

永遠に続くものは、ないのかもしれない。


終わることが始まりだとしたら、それを永遠と呼ぶのかな。



この世界で生きていることを、

ここでしか生きられない自分を、

そのままでいいよって言ってもらえたような、

そんな気持ち。




今朝、明るい空に微かに白い月を見ました。



年内のアトリエオープン日は、12月27日(月)までとなります。

常緑の木々、松や朱竹、日陰の蔓など入荷しております。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.12.21
雲雪

ころころと移り変わる空の色、



覆う雲と、初雪。



美しい風景と温かな人々、


大らかな言葉に包まれて、この数日を過ごしていました。




明日は冬至。


今夜の月がなんだかすごくて、


それでも大丈夫って、スピノザは言う。

2021.12.16
宿り木

今年もたくさんのヤドリギを、

皆さまのもとへお届けすることできました。


奇跡のような重なりで生まれるヤドリギは、

様々な神話をまとい、根ざした木で生きている。



ヤドリギの株は完売いたしましたが、

小枝を切りながら、引き続き販売させていただきます。



明日17日はアトリエをオープンいたします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.12.14
物語

午後の光。




いろんな思いが


心にひろがる、

どんな気持ちの波立ちも

気分の変化ものりこえて、

彼女はそれを大切にしてゆく


  「A Writer」 M・B・ゴフスタインより



届いたばかりの本、「円相」のページを開いて心が震えた。


かなえさんの描く小説には、いつも自分の一部が重なっていく。


これから先、どんな物語の中を歩いていくのだろう。



私たちは、どんな物語を生きるのだろう。



「円相」  高橋香苗  DOOR books

2021.12.12

永遠の環。



大切な日のために、


真っ白な花々と緑のリースを。

2021.12.10
織 大麻飾り

伊村夕子さんが、織 大麻飾りをおつくりくださいました。



きっとアトリエに似合うから。

そう言って大麻のお飾りを届けてくださったときから、

この場所を見守るように、ここに在ります。



この度夕子さんにお願いして、
うつくしいこのお飾りを数点、おつくりいただけることになりました。


アトリエにてお求めいただけますので、

伊村夕子さんのうつくしい手仕事、織 大麻飾りをぜひご覧ください。



背丈ほどある大麻の繊維を、

昔ながらの和機で丹念に織り込んだ大麻飾り。

大麻は古来より邪気を遠ざけ場を清める素材として、

神社仏閣に使われてきました。

Kfleursの金木犀枝葉で染めた経の麻糸。

花が散った後の金木犀から優しく香るような色が移りました。

黒文字の枝を添えて。



伊村夕子  織 大麻飾り

2021.12.3
宿り木

キラキラの実、ヤドリギが入荷いたしました。


桜に宿った木、12月の神話。



一枝ずつ切ってお分けいたします。


大きさや形状はそれぞれ異なりますが、

木に宿ったままの株の状態で飾っていただくのもお勧めです。



お取り置きも可能ですので、ご希望の際にはメールにてお問合せください。

kfleurs05@gmail.com



次回の入荷は、12月8日、14日頃となります。

2021.12.2

冬空の下、満開の柊の花。


甘い香りに気づいたのは、空を見上げたときでした。




大らかに、風景を包みこむ。


大らかに、心を抱き締める。


忘れられない11月を過ごして、12月が始まりました。




終わりのさみしさは、始まりへの序章。

2021.11.26

種は、宇宙。



ハンさんはそう言いました。




掬い上げた小さな両手、


きらきらした瞳。





Han Yun Liang展  at norm  2021.11.20〜11.28 

2021.11.24

冬の赤、常緑の木。



景色は十二月へと向かい、空気が変わる。




焙煎の香り漂う店内に、冬の木々を生けました。




於  Nova   珈琲と焼き菓子      

2021.11.21
パームリーディング

12月1日、くろさわじゅんこさんをお招きして、

パームリーディング鑑定会をおこないます。


じゅんこさんにお越しいただくのは今回が二度目となります。



自分の中にある光に気づく。


それぞれの良きタイミングとなりますよう、

アトリエの植物とともにお待ちしております。



お席にはまだ空きがあります。

皆さまのご予約を心よりお待ちしております。


くろさわじゅんこパームリーディング鑑定会  2021.12.1(水)

2021.11.19
process of...

Han Yun Liang展が、normさんにて明日より始まります。


空間に山々の景色を、作品を包み込む大らかさを、

そんな思いで植物をしつらえました。



「終わりと始まり

 それは切り離すことのできないひと続きのこと

 私たちはただそれを繰り返す

 その二つの間にあることこそ意味をもつもの

 彼女の作品はそのことの象徴のようだ」



自然から受け取った感覚を、


生も死もそっと掬い上げ、そしてまた生まれる。



ハンさんの世界を、ぜひご覧ください。



Han Yun Liang展 「process of...」 2021.11.20(土)〜11.28(日) at norm

2021.11.18
akkord

美味しいマフィンのお店akkordさんが、


緑地公園近くのビル5階から1階へ、移転オープンされました。



大きな硝子窓からは、いっぱいの光溢れる気持ち良い店内。


窓の外に、草木の植え込みをさせていただきました。


一番のお気に入りは、梓の木。


すらっと伸びた華奢な枝に、ほんの少しだけ残った葉。


来年の春には、新しい芽が生まれます。




新たな始まりを迎えられたアコルトさんへ、


心からおめでとうございます。



akkord   akkord501.com

2021.11.16
shop card

アトリエのショップカードが新しくなりました。



名もなき花の、ささやかな姿。



お手に取っていただけましたら幸いです。




design   Takuya Hayashi

drawing      Hitomi Sugie

2021.11.13
睡蓮

水面に、睡蓮の花。




まるで絵画のような景色を眺めながら、


繋がっていくことの不思議を思う。



すべてが必然だとしたら、不思議なことなどないのだろう。


必要な出来事だけを、私たちは経験しているのだから。

2021.11.12
伊豆

山道からずいぶん下っていくと、大きな滝が現れた。



蒼く、透きとおる水。



水は記憶する。


「水は答えを知っている」



水の神秘を思う。




トンネルの向こうへ、行こうとして戸惑った。


遠い時間の重なりと、それが故の重たさ。



歩いても歩いても、たどり着かない場所。

2021.11.12
パームリーディング鑑定会

光を、そっとつかむ。



手のひらは黄金の羅針盤。


それは果てしない可能性。



ぎゅっと握りしめた両手を、ふと緩めてみたら、


軽やかな言葉に導かれるように、


こんなにも光は溢れていた。




12月の始まりの日、


くろさわじゅんこさんをお招きして、

パームリーディング鑑定会をおこないます。


今回が二度目となります鑑定会。

太陽のようなじゅんこさんにお会いできること、

今からとっても楽しみです。



今年の終わり、12月の始まりの日に、

それぞれの良きタイミングとなりますように、


皆さまのご予約をお待ちしております。


くろさわじゅんこ パームリーディング鑑定会  2021.12.1

2021.11.11
植物のこえ

植物のこえ、展示は終了いたしました。



この七日間、生けた植物は様々に表情を変え、


太陽の光も、薄暗い時間も、


人々の気配をまとい、空間とともに在る。



生まれることも果てることも、


その一瞬はすべてうつくしいのだと、


植物は教えてくれました。




遠いこの場所にご縁をいただいて、


あの山の植物とともに過ごした時間と、


たくさんの方々にお会いできましたこと、


毎日が感謝の気持ちでいっぱいでした。



三年前にお声をかけていただいてから、

展示のために心を尽くしてくださいましたsoraの店主大石さん、


展示に寄り添い、うつくしい焼き菓子「植物のカケラ」をつくってくださった菓宵の田村亜沙子さん、



展示にお越しくださいました皆さまお一人お一人へ、


遠くから心を寄せてくださいましたすべての方々に、


心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。





三島の地、

大いなる富士の山と清らかな水の流れに包まれた
時間は、

これからも私自身を支えてくれることでしょう。

2021.11.10
植物のこえ

植物のこえ、展示は残り二日となりました。


時間とともに移りゆく風景を、お楽しみいただけましたら幸いです。



明日の最終日には、終日在廊させていただきます。


皆さまのお越しを心よりお待ちしております。



植物のこえ   2021.11.5〜11.11    at sora

2021.11.9
梅花藻

ここ三島は、うつくしい水の街。


散策すると、いたるところに清らかな水の流れがあります。



梅花藻を見つけて、心が躍りました。



富士山の雪解け、透明な湧き水。


清らかな冷水に咲く、梅花藻の花。




植物のこえ  2021.11.5〜11.11  at sora

2021.11.8
植物のこえ

展示は四日目を終え、折り返しとなりました。


日々お運びいただきまして、ありがとうございます。



soraの空間は、一日の中で様々に表情を変えています。


射し込む光も、一瞬の闇も、


躍るように揺れる影、


向こうに映る山々と、植物のこえ。



展示は残り三日となります。


ここに在る風景を、ぜひご覧いただけましたら幸いです。



植物のこえ  2021.11.5〜11.11   at sora

2021.11.6
植物のこえ

展示二日目が終了いたしました。


お会いできました皆さま、本当にありがとうございました。



植物は少しずつ姿を変え、


soraの空間にうつくしく在ります。



移りゆく風景を、引き続きお楽しみいただけましたら幸いです。



植物のこえ   2021.11.5〜11.11    at sora

2021.11.5
新月

静岡のsoraさんにて、展示初日が終了いたしました。


たくさんの方々にお越しいただきまして、

本当にありがとうございます。



森の中に迷い込んだかのように、

植物の声に耳を傾け、

ゆったりと過ごしてくださる皆さまの姿に、

胸がいっぱいになりました。



soraの空間に山々の植物はうつくしく映え、

一瞬の光に、心は躍る。



明日も終日在廊しております。


皆さまのお越しを心よりお待ちしております。



植物のこえ  2021.11.5〜11.11    at  sora

2021.11.3
植物のこえ

初めて花鋏を握ったのは、まだ十代の頃でした。



おぼつかない手元で、


切ることを恐れ、


切ることに迷い、


それでも、切ることを選んだ。



手折る痛みを引き受け、植物は必要な人のもとへといく。



明日は、soraの風景に山々の植物を生けます。


静岡にて、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。



植物のこえ  2021.11.5〜11,11   at  sora

2021.11.3
金木犀

前髪を切りすぎた朝、


満開の金木犀に、おはよう。



甘い香りを、深呼吸。



明日からは静岡へ。




植物のこえ  2021.11.5〜11.11  at  sora

2021.11.2
植物のカケラ

「植物のカケラ」 granola



菓宵の田村亜沙子さんが、

展示のための焼き菓子をつくってくださいます。



山の奥、森の中、

思い思いに拾い集めた植物のカケラたち。



期間中、静岡のsoraさんにてお求めいただけます。



植物のこえ  2021.11.5〜11.11   於 sora

2021.10.29
植物のこえ

深い山の奥へ、



冬へと向かう植物の、凛とした姿を。




生きてこそ、朽ちてなお




植物のこえ   2021.11.5〜11.11   於 sora

2021.10.24
sora

初めて静岡のsoraさんを訪れたとき、


凛と静かで厳かな気配を感じていました。



真っ白な空間と、窓の向こうに映る緑。



いつかどこかで出会ったことがあるような錯覚と、


遠くに聴こえる声が重なる。




11月、soraの風景に山々の植物を生けます。



このうつくしい場所に、植物のこえを。




植物のこえ  於 sora  2021.11.5〜11.11 

在廊日 11/5・6・11

2021年.0.22
枯蓮

続、鍛冶屋のいえ


HOUSEHOLD INDUSUTRY 武田さんの展示が、

normさんにて明日より始まります。



ご一緒させていただいた二年前の展示から、

今回は「鍛冶屋のいえ」集大成となる圧巻の景色です。



立ち枯れした蓮の細やかな描写に、想いが宿っている。



normの空間は、

今回も大らかに山々の植物を受け止めてくれました。




「続、鍛冶屋のいえ」 HOUSEHOLD INDUSTRY exhibision

2021.10.23 sat〜10.31 sun  於 norm

2021.10.18
植物のこえ

11月、

静岡県三島市のsoraさんにて、展示をさせていただきます。



静かな山の奥、

野生の植物に包まれ、

その圧倒的な存在を前に、沁み渡る感覚がある。


大いなる木々も、足元の小さな草花も、

冷たい気配も、儚き声も。



冬に向かう山々の植物を、

その一片を、感じていただけましたら幸いです。




透明な記憶が

遠い風景を呼び覚ます


息するもののうつくしさ


果てる姿の神々しきは

立ち込める霧の如く



生きてこそ、朽ちてなお



植物のこえ  於 sora   2021.11.5(金)〜11.11(木)

2021.10.16

水仙、クロッカス、ムスカリ、ヒヤシンス、チューリップ、


烏瓜、雀瓜、ノササゲ、青葛藤・・



球根と、秋の実り色々。



今日と明日はアトリエをオープンいたします。


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.10.14
二つの自然

僕らの周りには、二つの大切な自然がある。



身近な自然と、遠い自然。


一生涯行けないかもしれない遠い自然は、


そこに在るだけで、想像できるだけでとても豊かなことである。



遠い遠いアラスカの、


信じられないほど過酷な地の、存在のうつくしきを眺めた日。



「悠久の時を旅する」   星野道夫






ここは身近な瀬戸内の、静かな自然の海だった。

2021.10.10
秋の菓 仄

秋の菓 仄、終了いたしました。


ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。



陽射しの強い一日となりましたが、


秋の実りをゆっくりとお召し上がりいただきながら、


豊かな時間を共に過ごすことができました。




そこにあるのだけれど、

消え入りそうなかすかな瞬間を皿にうつせたら。


窓話よっちゃんの言葉が、一皿一皿に沁み渡ります。



人も植物も自然の一部なのだから、境界の無い自由を。



秋の菓 仄、


心を尽くし美しいデザートをつくってくださった窓話のよっちゃん、

傍で支えてくださったスタッフのじゅんさん、

ご参加くださった皆さまと、

気にかけてくださいましたすべての皆さまへ、

心より感謝申し上げます。


本当にありがとうございました。



秋の夜、仄灯りの下で。

2021.10.4
金木犀

アトリエの金木犀が、咲き始めました。


入口の扉を覆い隠してしまうほどに大きく育ち、

今年もまた、甘い香りに包まれている。



10月の予定に変更がありましたので、ご確認ください。

次回のオープン日は、10月13日(水)となります。


日に日に深まる秋へ。


atelier

2021.10.2
山の便り

十月の山の便り、発送いたしました。


慎ましい秋の草花と、


実りの蔓、木々色々を、香りとともに。



山の便り

2021.10.2
ホトトギス

ホトトギスを植えました。


ささやかなお庭に、ささやかな秋の花。



冷たい土に、触れる。



於   刻家

2021年9.29
お知らせ

お車でお越しの方へ、

iphone内蔵のナビやグーグルナビにおきましては、

アトリエのある建物の裏側を案内されてしまうようです。


建物の裏側は入り組んだ住宅街となっておりますので、

駐車場のあります建物表側へは、

弘済院歩道橋横の一方通行の道を直進ください。


その道路沿い右手に、D26棟二階建ての小さな建物があります。


D26棟建物前の、1番の駐車場をご利用ください。


迷われました場合は、お電話にてお問合せください。

080-6185-1214


どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021.9.28
タラ

春に美味しいタラの芽が、秋には愛らしい実と生る。




丁寧に丁寧に、実りゆく。



十周年、おめでとうございます。



於     料理屋くおん / 六禾

2021.9.27

遠く離れているのに、


こんなにも近くに感じられる。



目まぐるしく変化した時間を、振り返ることはもうしない。


幸せな想い出も辛い事がらも、すべてが自分自身の一部となる。



黒いアゲハが、ひらひらと目の前を舞っていたから、

ありがとう、って心で言った。

2021.9.26
沢蓋木

沢フタギの実が色付きました。


深い深い、藍色。



10月のオープン日に変更があります。

生け込みやイベントが続きますため、
アトリエオープン日が少なくなってしまいますが、
ぜひお越しいただけましたら幸いです。



今日は、9月最後の日曜日。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.9.21
山の便り

9月の山の便り、発送いたしました。



生り始めた青い実、


色付きかけた葉、


深まる秋へと向かう山々の植物を。



次回の発送は、10月1日となります。


山の便り

2021.9.20

部屋の中で、秋の虫が鳴いている。


外? きっと、中。



薄い硝子一枚で隔てられた、中と外。


窓の向こうに茂る緑も、部屋の中を彩る緑も、


曖昧な境界線に、隔たりは感じられない。




私のそれって、何だろう。


ゆらゆらとゆれる細い糸に、思いを巡らせる。



相反する二つの事がらの、答えの無い問いについて。



「糧」   河合悠

2021.9.19
秋の菓、仄

実る秋の十月に、


和歌山より窓話さんをお招きして、秋の菓子会を開催いたします。



和歌山の農家さんが大切に育てられた旬のお野菜や果物を使用し


独自の感性で美しいお料理やデザートを作られている、
窓話のよっちゃん。




訪れる度に感動を覚え、

いつかこの小さな植物のアトリエで、


会を開いていただきたいと願っていました。



その想いが、叶います。


秋の菓、仄。


実りの秋のデザートをコースにてお召し上がりいただきます。

ぜひ皆さまにも感じていただけましたら幸いです。



秋の菓、仄(ほの)  窓話×Kfleurs


昼夕の部ともに満席となりました。

ご予約いただきました皆さま、ありがとうございます。

引き続きキャンセル待ちをお受けいたしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

2021.9.19
秋月

ナツハゼの実が色付いて、


季節は実りの秋となる。



満ちるほんの少し前の月と、余白のお話し。



於   イマソラ珈琲

2021.9,18
ネジ木

今にも消え入りそうなささやかなネジキが、


こんなにも天高き大らかな空間に、


そっと風を吹かせてくれた。



久しぶりに常設の店内でゆっくりと過ごしていたら、


とっておきの光に出会いました。





和歌山で過ごした、特別な一日のこと。



於   norm

2021.9.17
野イバラ

愛らしいのに、鋭利な棘。


枯れているけど、うつくしい。


終わりがあるから、愛おしい。



九月は、祈りの月です。




20時までの営業は、本日までとなります。


秋の夜、

仄灯りに映る植物のある風景をお楽しみいただけましたこと、

心より感謝申し上げます。


来週からは通常どおり12時から18時までとなりますので、

どうぞよろしくお願いいたします。

2021.9.17
たまご

三年目のノッキンロールは、たまご。


今年もまた、植物をそっと添えさせていただきました。



たまご

生命のイレモノ

予感の宿る場所


内に孕んだ
はじまりの輝きも
おわりの虚しさも
すべてをひっくるめて
ころころと
ころころこころ


今日も万物は流転す



於   宇

2021.9.16
貝塚の樹

風景にさわる。



縄文復元画家、安芸早穂子先生の出店作品にて、

木のしつらえで参加させていただきました。


ふれあうことが困難になってしまったこの時に、

「触れる」ことの尊さを。



ユニバーサルミュージアム、さわる 「触」 の大博覧会

第二章  風景にさわる 

「貝塚の樹」〜手ざわりに満ちた風景への回避〜 安芸早穂子


於  国立民族博物館   2021年9月2日〜11月30日

2021.9.15
穂ツツジ

自由に伸びたままの華奢な枝、


枯れかけた葉も、花の終わりも、


何一つ手を加えず自然なままを受け止めてくれる、


静かでうつくしく寛容な場所。




明日より、新たなかたちで営業を再開されるそうです。

とっても楽しみ。




於   豆椿

2021.9.12
面高

オモダカを生けました。



針のない剣山に包まれて、


白い花咲く水生植物。




明日もアトリエをオープンいたします。

15時から20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.9.11

喜びは喜びを呼ぶし、


悲しみは悲しみを呼ぶ。



だとしたら、大切な人の幸せのために、


ずっと笑顔でいられる自分でいたい。



与えられた試練も苦しみも、


すべてを慈しみ、大らかに受け入れる。



決してぶれることのない大木の、神々しい幹の如く。

2021.9.9
重陽の節句

西日射す苔の庭、慎ましい佇まい。



久しぶりに訪れたら、


やっぱり気持ち良い場所だった。




今日はささやかに、野紺菊を生けよう。

2021.9.7
ソビ

茂りすぎた草を間引き、


木の足元に、ソビの花。



夏から秋、そして冬へと、移りゆく風景を。



於   刻家

2021.9.6
とうもろこしの島

きっと好きだよって教えてもらって、


観てみたら、とても好きな感じの映画だった。



言葉少なく、感情が流れている。



夕方には蝋燭を灯し、静かに秋をお迎えしています。


9月17日(金)まで、

15時から20時のオープン時間とさせていただきます。


9月20日(月)以降は、通常通り12時から18時までとなります。

どうぞよろしくお願いいたします。

2021.9.5
木通

大きなアケビの実が生っている。


山柿、ナツハゼ、ズミ、ウドの花・・

秋の植物色々。




今日と明日は、アトリエをオープンいたします。


15時から20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております

2021.9.5
ほどろ

ネジ木が枯れて、


新しい葉は生まれ、


色々は、巡り繋がり輪廻する。



感覚とか感情とか、

個の内面に深く広がる世界を、

自由に行き来しながら辿り着いていく場所。



在ると無いの、両方。



於   ハマ・ノ・テlabo       空間  岡野香

2021.8.31
555

5時55分に目覚めた朝。



思い立って出かけた場所で、


ヒヨドリ草を見つけた。



だから今日は、幸せな一日。

2021.8.26
男郎花

小さなものはうつくしく、



少ないことが豊かだと、



いつも植物は教えてくれる。




白く可憐な、オトコエシ。

2021.8.26
夏櫨

ナツハゼの実は赤から黒へ、


蔓リンドウが咲き始めて、


名残の暑さと秋の気配。



於   六禾 /  料理屋くおん

2021.8.25
鳥の巣

鳥の巣、

という名前の針のない剣山。



しなやかにかたちを変え、草花をそっと包みます。



お待たせしておりましたが、入荷いたしました。

2021.8.23

あの山の木が



時空を超えて




ここに立つ




途絶えた息が、蘇る。



大らかな姿ぶれない軸。



木は、光




ユニバーサルミュージアム  さわる`触'の博覧会 

2021.9.2〜11.30   於 国立民族博物館

2021.8.20
青葛藤

この場所に来て、もう何年になるだろう。


あの日の蔓の、今の姿。



甘い香りに包まれながら、年月とともに味わいを増す。




秋の終わり、

新たに始まる風景に、どんな植物を生けよう。



於   akkord

2021.8.20
木通

アケビの蔓をしつらえました。



雨の一日、秋の実り。



於   stance dot

2021.8.19

窓一面に緑溢れる場所へ、


山の草木をしつらえました。



ガンピ、ニシキギ、藪ミョウガ、ウド・・・


秋の気配と、山の香りとともに。



於  hiyori

2021.8.18
女郎花

草原に、黄色い花を見つける。


月という名の女の子。


映画の結末は、いつだって自分次第。



黄色いオミナエシは、秋の七草。


この長雨は、いつまで続くのかな。


明日も20時まで、お待ちしております。

2021.8.16
アメジストセージ

ハノンの単調さが退屈だったから、


練習するのをやめた。



憧れは、小さなものへの想いへと続く。



セージの清らかな香り。




孤独が、人を聡明にする。

2021.8.11
カリガネソウ

不思議な形の花が、


独特の匂いを放っている。



蓮の花も、入荷いたしました。


今日も20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.8.10
紫夏藤

夏の藤。


今年も元気に咲いてくれて、嬉しかった。



立秋を過ぎ、


陽射しが少しずつ和らいでいくように感じている。


あともう少し、かな。



於  料理屋くおん

2021.8.7
夏櫨

真っ白な空間に、夏の緑。



生けたナツハゼが、空から降る光に見えた。



うつくしい場所。




ここに舞い降りた仔猫の茶茶は、キラキラの光そのもの。


可愛すぎて、もう会いたい。




於  shop  ulu

2021.8.7
ホオズキ

鬼百合が咲いて、



ホオズキが色付き始めた。



ほんの少しだけ、秋の気配。




息苦しさも生きにくさも、全部を味わう。

2021.8.6
陰影

一日の中の、ほんの一瞬。



些細なことの積み重ねで、


日々が在るとしたら、


生かされている今は、あまりにも尊い。

2021.8.4

お庭の蓮の蕾が立ち上がり、


たった一輪が、


きっと今日花開きます。



本日も20時まで、お待ちしております。

2021.8.3
夏藤

さっきまでの気まぐれな雨と、


ようやく馴染んできた春のことを想う。




真夏に咲く花の、健気な姿。


夏藤を生けました。



於   料理屋くおん / 六禾

2021.7.31
仄灯り

真夏の夜に、蝋燭を灯す。



灯りに照らされた木々と、映る影。




明日も20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.7.31
藤空木

7月最後の日。


今日と明日は、アトリエをオープンいたします。



ブッドレア、ユウスゲ、夏の緑色々と、


15時から20時まで、皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.7.30
仙人草

爽やかな緑は、真夏の涼。



窓から降る陽射しと、仙人草。



穂ツツジ、マタタビ、ブッドレア・・




うつわのある風景に、彩りを添えました。




於  utsuwa11

2021.7.29

雲行きのあやしい空は、


泣いたり笑ったり。



きっかけは、泉のようにあふれているから、


心の中で大きく叫ぶ。


小さな声で、大きく叫ぶ。

2021.7.24
仙人草

蝉の声が賑やかな朝、


仙人草は、涼やかに花開きました。



今日と明日は、アトリエをオープンいたします。


尚、今日から八月末までの間、

営業時間を15時から20時までとさせていただきます。



夏時間を、どうぞゆったりとお出かけください。


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.7.23
深山ガマズミ

まるでずっとそうだったかのように、

新しい風が吹いている。



空を見上げたハマさんは、

ある監督の映画には、

必ず入道雲が描かれていることを教えてくれた。



真夏の空に、もくもくと絵に描いたような入道雲。


変化を象徴するかのようで、本当はずっとそのままだった。



椿の実と深山ガマズミ、

そして大きな木を生けました。




於  ハマ・ノ・テlabo

2021.7.20
夏ハゼ

昨日のナツハゼが、

素敵に生けられていて嬉しかった。



風景に寄り添い、表情を変える植物の不思議。


とびっきり美味しいお料理とともに。



於  ciccino

2021.7.19
夏時間

真っ青な空、

蝉の声、じりじりと照りつける陽射し、


植物も人にも、暑さ厳しい季節を迎えました。


そこで、しばらくの間は真昼の時間帯を避け、

営業時間を変更することにいたします。


期間は、7月24日(土)から8月末まで、

オープン時間は、15時から20時までとさせていただきます。


少しでも涼やかに、

植物のある空間をゆっくりとお楽しみいただけましたら幸いです。


夏時間へ、どうぞよろしくお願いいたします。

2021.7.18
野大角豆

黄色い蕾は、ノササゲの花。


花のあとの実が、とてもうつくしいのです。




今日と明日は、アトリエをオープンいたします。

涼やかな山々の植物とともに、

皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.7.17
お知らせ

7月のオープン日に変更があります。


急な都合により、28日水曜日はお休みさせていただきます。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、

どうぞよろしくお願いいたします。

2021.7.16
ムクゲ

ピンクの壁に、ピンクのムクゲ。


あつみさんは、ピンクの装い。



儚い一日花を、たくさんの蕾が見守っている。



於   宇 noki

2021.7.16
黒文字

クロモジの木に、小さな実。



実る季節の始まりに、香り高き黒文字を。




於  六禾 / 料理屋くおん

2021.7.14

一つずつ一つずつ、


晴れるといいな。



霧がかった一日。

2021.7.11
流れ

うつくしいと、


しあわせを、


何度も繰り返し言葉にしていた。



流れのままに流れていたら、

目の前には見たい景色が広がっている。



無意識の自分自身が描くそれとも、重なって見えるだろうか。

2021.7.10
ムクゲ

紫陽花を選んだ彼女は、朝顔かなって言って、


私は、ムクゲの花は朝顔に少し似ているって思った。



夏の茶花。



苦手な季節の、始まり始まり。

2021.7.9
クララ

クララ、という名の薬草。



さやの愛らしさを、小さな器に生けました。



うつわに描かれた自然と、初夏の植物の涼やかさ。



於   utsuwa11

2021.7.8

青ツヅラフジ、アケビ、テイカカズラ、

初夏の青い蔓色々をしつらえました。



窓の外には、大きな木。



緑溢れる
新しい始まりの場所へ。



於  hiyori

2021.7.6
山吹ショウマ

ヤマブキショウマが咲いていた。



梅雨空の下、



夏の始まりの花々が、繋げてくれた場所。

2021.7.5

暗闇の中、


ゆらゆらと手のひらの上に舞い降りて、



つかめそうでつかめない、小さな光。




今にも消えそうに儚い光を、いつまでも見ている。

2021.7.4

小さな島の、多くの祈り。




風、水、土と木々。




ほんの一部でしかないささやかな声を、


壮大な空に投げかけてみる。

2021.7.3

曇り空と、静かな水面。




凪ぎの時間。




降ったり止んだり、


溜まっては、流れていく。



流れ着いた先には、どんな景色が見えるだろう。

2021.7.1
大賀蓮

蓮の葉に、雨の滴。



鉢から溢れんばかりに伸びゆく葉を、

数えようとして、途中で止めた。




ちょっとだけ、深呼吸。

2021.7.1
馬の鈴草

湿気を含んだ朝、


しっとりとして好きな気配。



きっと今日も良い日になる。



七月の始まりの日、


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.6.30
断面

緑茂る山の桜と、ガンピの木をいけました。



葉枯れのあとに見える姿を想像しながら、


空間に木々を添える。



色付き始めた実も、木の断面も、


すっと風が吹いたみたいに。



於  NOVA 珈琲と焼き菓子

2021.6.30
上溝桜

色とりどりの、ウワミズ桜の実。



本日6月30日は、都合により13時からのオープンとなります。


ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2021.6.29

紫陽花の季節は終わりに向かい、


ノリウツギが咲いていた。



山々の植物は、立ち止まることなく進みゆく。



命あるものは植物の化身だと、

その言葉を守るみたいに花は咲く。




向こう岸の蛍、


生まれたてのモリアオガエル、



魂の灯。

2021.6.25
半夏生

半夏生が咲いた。



夏至を過ぎ、

七夕を迎えるまでのこの時期に、花は咲きます。


半分、白い。



満ちた月が笑うから、今日も良い一日だった。

2021.6.25
姫エニシダ

何だかぼんやりとした朝。


眠れなかったのは、月のせい?



うっすらと陽は射し込み、

エニシダのさやがフワフワと揺れている。



今日と明日は、アトリエをオープンいたします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.6.24
岩がらみ

イワガラミを生けました。



木々にしっかりと絡みつく、

その姿を山の奥で見ていたのは先月のこと。



時間も空間も超えていく。




於  イマソラ珈琲  「時の流れ」 シマシマポタリ陶展

2021.6.21
夏至

朝のお散歩。


きらきらの一日の始まり。



苦手な夏はやって来るけど、

きっと大切な季節なんだと思う。




車窓から、ぼんやりと物語を眺めている。


行く先は、オールを手放し流れるままに、

改めて、もう一度。

2021.6.20
ダルマエビネ

ダルマエビネが咲きました。



姫のエニシダはさやを付け、


羽化したアゲハ蝶は、空へと飛び立つ。




今日と明日は、アトリエをオープンいたします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.6.19
ドクダミ草

今年もまた、

ここで八重咲きのドクダミ草に会えた。


蛍袋、紫陽花、青ツヅラフジの花の蕾、


poさんのお庭は六月の花盛り。




柿の花は青い実と生り、

今年の梅の実はちょっと少なめ。


ダークチェリーのタルトと、実りのお話。



梅雨が明ける頃には、どんな景色に会えるかな。

2021.6.19
藪紫

四年目のヤブムラサキの木が、大きく育っていました。


雨に濡れた葉も蕾も、真っ直ぐに空へと向かっている。


根付いていることの力強さ。



四年前と、今。


物語の行方は、きっと自分自身の中にある。

2021.6.18

巣から落ちた、ツバメの雛に出会った。

飛べない燕。




子どもの頃の記憶が蘇る。


野生を選んで生まれてきたとしたら、


籠の中に留めてはいけない。


記憶の中の痛みを思いながら、小さな鳥を見守っている。




羽をいっぱいに広げ、

空へ向かって飛び立とうとする姿に、
思わず声が溢れた。



人も鳥も動物も、きっと植物も、


誰だって、自由に空を飛べる。

2021.6.16
紫陽花

きっと今年最後の、

山紫陽花、小紫陽花。




雨の日は、紫陽花がよく似合う。



今日はアトリエをオープンいたします。


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.6.15
セージ

セージの苗、色々入荷いたしました。


ホワイトセージ、ロシアンセージ、アメジストセージ・・



爽やかな香りに包まれながら、ふと思い出す。



呼吸は、青のエーテル。

2021.6.14
ヤシャブシ

素朴なヤシャブシが、

静かな風景に寄り添っていて嬉しかった。



朴の木は印象的で、


蔓紫陽花は季節感を、


キブシも磯の木も山法師も、


在ることを受け止めてくれる素敵な空間に、

山々の植物を生けました。



於   ZAWA  珈琲とたまごかけごはん 


写真は、店主のざわさんより。

2021.6.13
笹百合

ササユリが咲きました。



湿気を含んだ空気が、甘い香りを強くする。



好きな匂い、好きな気配。



雨が降りそうで、降らなさそうな日曜日。


ゆっくりと、皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.6.12
亜麻

麻を刈り取った、そのままの姿。



ここに在ることが幸せって、いおりさんは言いました。



明日から、shop uluにてリトアニアリネンの販売会が始まります。



於  shop ulu

2021.6.12
鶯神楽

三月に生けたウグイスカグラが、根を出していました。


時々起こる、小さな奇跡。



嬉しい気持ちに包まれながら、


ナツハゼ、エゴノキ、蛍袋、笹百合、



六月の瑞々しい植物を生けました。



於  stance dot

2021.6.11
かたつむり

明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。



明日12日(土)は、午前中生け込みのため13時からとなります。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。



六月の植物とともに、皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.6.10
新月

窓を開け放ち、


部屋の真ん中に、大きなネジ木を生けた。



アゲハの蛹は色を変え、

今か今かと見守っている。




髪を切った。



不思議な動きある一日、生まれたての月へ。

2021.6.9
夏櫨

まだ寒い冬の時期に植えたナツハゼが、


しっかりと根付いていて嬉しかった。



足元の小さな芽吹きも、ささやかな幸せ。



於  刻家

2021.6.8
クマシデ

風とか音とか香りとか、



そのままを感じられたらいいな。



そこに立っているように、クマシデの木を生ける。




於   料理屋くおん / 六禾

2021.6.2
山紫陽花

山紫陽花、


カシワバ紫陽花、


山野草の苗など入荷いたしました。



六月の始まり、明日はアトリエをオープンいたします。


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.6.1
山の便り

六月の山の便り、発送いたしました。



緑濃く、


山々は紫陽花の花盛り。



瑞々しい六月の風と薫りが、どうか届きますように。



次回の発送は、6月15日となります。

皆さまのお申込みお待ちしております。


山の便り

2021.5.31
呼吸

ブナの原生林、



湧き出る泉、



鳥たちのさえずり、



木々に包まれて、息をする。




足元の崖、



頂上の空。




何かを目指して歩いているのではなくて、


ただ歩きたいから歩いている。



これからも、そうでありたい。

2021.5.27
11年

蓮の葉に、雨の滴。


いつものように扉を開けて、今日一日が始まりました。



山から届いた瑠璃草、


花を生けることの愛おしさ、


ここで出会えたたくさんの方々との繋がりに、


心からの感謝を思います。



アトリエを始めて、今日で11周年となります。


この場所に初めて出会えた日、


この扉を開けた瞬間に、今に繋がる風景が見えました。



床に染みついた年月は、私の全て。



思い描いた世界は、きっともっと先にある。




今当たり前に思えることも、

明日はもう当たり前ではなくなるのかもしれない。



在ることが命だとしたら、

無いことはどんな意味を持つのだろう。



今を大切に、この瞬間を大切に。



明日から、十二年目が始まります。


繋がってくださるすべての皆さまへ、

本当にありがとうございます。

心新たに、これからもどうぞよろしくお願いいたします。



これまでも、これからも、植物とともに。 



2021年5月27日   

2021.5.26
コナラ

あの山の木々を、この場所に生けました。



コナラ、姫空木、松房、接骨木、




まとう気配もそのままに、


初夏の風が吹いている。



於  Nova   珈琲と焼き菓子

2021.5.25
夏櫨

夏の始まりに、ナツハゼの紅い蕾。



そこに木が立つように、


そこに花が咲くように。




於  六禾 / 料理屋くおん

2021.5.24
紫陽花

山紫陽花、


小紫陽花、


蔓紫陽花、


あじさいの季節の始まり。



今日はアトリエをオープンいたします。


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.5.23
山法師

山法師を生けました。



長野の自然に囲まれた場所で作陶されている岡野さんの、

清らかな色が印象的なうつわたち。



息する植物の、

息そのものがそこに静かに在りますように。



於  イマソラ珈琲   岡野里香 個展

2021.5.20
天秤

整ったり、揺れたり、


微妙なバランスで、曖昧なラインで、



こんな感じでいいんじゃない?



受け取ったことばの欠片が、


遠くでゆらゆら揺れている。



アンバランス。



雨に会いたい。

2021.5.18
芍薬

咲くかな、


咲かないかな。


咲いても咲かなくても、愛らしい。




ピンクの壁と、ピンクの芍薬。



於   宇 noki    APRONS    

2021.5.17

長谷川奈津さんの陶に、花を生けました。



自然な表情のうつわに、植物が静かに咲いて、


一つの風景となる。




長谷川奈津 陶展    うつわ穂垂

2021.5.16
ドクダミ草

アトリエの入口のドクダミ草が咲き始めました。



今年もまたこの季節がやってきて、


変わらないことと変わりゆくこと、


その両方を受け入れながら、



それでも日々は咲いていく。

2021.5.15
山の便り

5月の山の便り、発送いたしました。



紅ドウダンツツジ、吊り花、天南星、芍薬、伊吹シモツケ・・


瑞々しい草木と、彩りの花々。


初夏を迎えた山の便り、

次回は6月1日の発送となります。


皆さまのお申込みお待ちしております




山の便り

2021.5.15
ヤブデマリ

その時を待って、風は吹く。


いつだってそうだったから、これからもきっとそう。



風薫る五月。



今日と明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。

緑溢れるこの場所で、皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.5.13
オランダガラシ

小川のクレソン、



満開の藤の花、



足元の小さな息吹。





大いなる自然界の、ほんの一片。

2021.5.9
母子草

本日はたくさんの方々にお越しいただきまして、

ありがとうございました。


お待たせしてしまいましたこと、

お花をお選びいただけなかった方には、

本当に申し訳ありませんでした。




人それぞれの想いのカタチ、


感謝の気持ちに包まれた温かな一日となりました。



母子草、遠い空へ。

2021.5.8
新緑

テーブルの上は、新緑と光が溢れている。



深呼吸。


四回深く呼吸をして、


今日と明日は、アトリエをオープンいたします。



入口のドクダミ草は、もうすぐ咲きそう。



皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.5.3
小真弓

傷つけてやっと

気づくやさしさがあって


すれ違いの末に

わかり合えることがあって


朝を迎えるために

夜が更けていくみたいに



好きなフレーズを、何度も繰り返して聴いている。



小真弓って、小さなクロス。

2021.5.1
山の便り

五月の山の便り、発送いたしました。



イブキシモツケ、サツキ、吊り花、藤、ツクバネ空木・・


新緑の木々と、花の色。




透き通るような五月の風を、きっと植物が届けてくれる。



次回のお届けは、5月15日となります。


皆さまのお申込みお待ちしております。




山の便り

2021.5.1
三葉空木

ミツバウツギを生けました。


たっぷりの若葉と、白い蕾。



ラショウモンカズラ、姫フウロソウ、ムベ・・・


小さな花々は初夏へと向かい、今日から五月の始まり。



於   料理屋くおん

2021.4.29
ムベ

昨日の雨と、今日の雨。


気持ち良いほど流れていく。



雨上がりの空に、大きな虹を見れたから、

きっともう大丈夫。



目の前に映る景色こそが、今のすべてなのだから。

2021.4.28
朴の木

朴の木を生けました。



風が吹いたみたいに、すっと空気が入れ替わる。


循環していく、流れていく。



居心地良さそうに、ナツハゼ、カマツカ、藤の花。




於  NOVA 珈琲と焼き菓子

2021.4.25
山芍薬

くろさわじゅんこさんの、

パームリーディング鑑定会が終了いたしました。

お越しくださいました皆さま、本当にありがとうございました。



時折り強い風が吹き、

明るい陽が射しこむ時間。


植物に見守られながら、

じゅんこさんの軽やかな言葉とともに、

夕暮れへと向かう一日。



人は自分自身を生きるためにこの世に生まれ、


誰の中にも光は在る。


すべての人々が光に導かれ、


心豊かに生きられる世界となりますように。




お一人お一人と丁寧に向き合いながら、

貴重な時をともに過ごしてくださったじゅんこさんと、

ご参加くださいましたすべての皆さまに、

心から感謝申し上げます。



山芍薬がふわっと咲いて、ゆっくりと静かに終わっていく。

2021.4.24
ウグイスカグラ

大きな窓から降り注ぐ陽射しは、


もう初夏のそれのよう。



カマツカ、ウグイスカグラ、キブシ、天南星・・


新緑の、瑞々しい若葉色。



於   イマソラ珈琲

2021.4.21
躑躅

アトリエの入口のツツジが、


色鮮やかに満開となりました。



きっともうすぐドクダミ草も。




今日と明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.4.20
深山ガマズミ

深山ガマズミを生けました。



白い小さな花々は、秋に真っ赤な実りとなる。



アケビの花の、愛らしさ。



於   六禾

2021.4.17
木通

雨の土曜日。



窓からの静かな光は、


浴びるよりも優しくて、



花を眺めている今は、今でしかない。

2021.4.16
瓜楓

風景の中に、花を生ける。



地を這うような瓜楓、


たおやかな藤、



花器には木々の影。



すべてを包み込む、この場所の大らかさ。



於   norm   二階堂明弘展

2021.4.16
山吹

山吹の花を生けました。



鮮やかな黄色と、明るい午後。



ウワミズ桜、深山ガマズミ、花イカダ・・


緑柔らかな若葉色。



於   utsuwa11

2021.4.14
勿忘草

forget-me-not


勿忘草


愛らしくて、切ない花。



明日は、都合により14時からのオープンとなります。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

2021.4.10
摘む

イカリ草、


菫、


ギョウラクツツジ、


春の野山で花を摘む。



小川の流れに、委ねていく。


水は、流れていく。

2021.4.7
pink

四月のピンク色を、お届けしました。


蕾のジャスミン、三葉ツツジ、アケビの花・・



咲く前も、散ったあとも、


愛らしい色々。




於   shop ulu   think pink シンク・ピンク展

2021.4.6
ガマズミ

深山ガマズミを生けました。


瑞々しい若葉が、新しい空気を運んでくれる。




加藤さんの日記帳を、眺めるように読んでいる。


珈琲の香りと、
気持ち良い風景。



於   ハマ・ノ・テlabo    加藤智哉日記帳展

2021.4.4
カラシ菜

雨の日曜日。



伸びて、曲がって、自由な姿で咲いている。




旅立ちの春、かな。

2021.4.2
豆桜

ピンクの壁と、豆桜。



影もいいし、夜もいい。


光は見えるし、朝は来る。




於   宇 noki

2021.4.2
シャガ

シャガの花と、散り椿。



春の香りに包まれて、


今日と明日はアトリエをオープンいたします。


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.4.1

藤の木が芽吹いていた。



古い枝葉を思い切って剪定してから、


まるで生まれ変わったようで気持ち良い。



木が、生きている。




於  料理屋くおん

2021.4.1
花水木

花水木の花が咲き始めたから、


今日は、この木を生けよう。




感じたら、ひらめきを信じよう。


信じたままに、行動しよう。



いつだって、自分の心に正直でいよう。

2021.3.31

両手を広げて


空を仰いでみたら


眩い光に包まれていた




手渡された言葉が、そっと背中を押してくれる。


小さなきっかけは、

きっと大きな始まりとなる。



パームリーディング くろさわじゅんこ鑑定会 (満席)

2021.3.30
大賀蓮

蓮の植え替え作業を、ご一緒させていただきました。



神聖な蓮の花の、始まりの神秘。




亜麻の花咲くお庭、


シモクレンの花茶、


うつくしい大麻敷布、




植物に包まれた幸せな午後。



株分けしていただいた蓮根が、夏には花開くといいな。

2021.3.29
満月

果てしなく澄んだ世界へ。



見上げた空が、


どうかそうでありますように。




満月の日に、祈りを込めて。

2021.3.28
虫狩り

ただいま、って扉を開けたら、


ムシカリの花が咲いていた。




ほんの数日の空白。

2021.3.27

桜と、青空。




大丈夫。


きっと、大丈夫。

2021.3.25
黒文字

そよそよと、黒文字が咲いた。



花々のリレーは、山桜へと続く。




ただただ、植物のようでありたい。

2021.3.23
母子草

御形は、春の七草。



木通の蔓には、小さな芽吹き。




明日と明後日は、アトリエをオープンいたします。

春の花々とともに、皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.3.23
パームリーディング

手のひらは、黄金の羅針盤。



それは果てしない可能性。




ぎゅっと握りしめた両手を、


そっと緩めてみたら、


軽やかな言葉に導かれるように、


こんなにも光は溢れていた。




パームリーディング くろさわじゅんこ鑑定会

2021.3,22

こんなところにスミレが咲いていて、


あまりの愛らしさに泣けてきた。



嬉しい出会い。



雨が教えてくれたこと。

2021.3.21
feel

feel、終了いたしました。

お越しくださった皆さま、ありがとうございました。



春分の日の光と、二日目の雨。


息する植物を感じながら、

感覚の向くままに、

心地良いときを共に過ごすことができました。


本当にありがとうございました。




植物は、うつくしい。

人は、うつくしい。


これからも、流れのままに。



feel    月の海

2021.3.19
feel

オランダガラシ、


feelのためのしつらえを。




明日は春分、新しい始まりの日。



feel

2021.3.18
鶯神楽

ウグイスカグラ、山グミ、青文字、コショウの木・・



春の花々と、春色のお洋服。



彩り溢れる場所へ。



於  イマソラ珈琲

2021.3.18
接骨木

山桜、ニワトコ、虫狩り、ヨウラクツツジ・・・


もうすぐ花開く山々の植物を生けました。



暖かな陽射し、


春の気配は、ここに在ります。




於   NOVA  珈琲と焼き菓子

2021.3.17
コゴミ

光を浴びて、

コゴミがぐんぐんと伸びていく。


つくしの背比べ。



植物のエネルギーを、心から讃えたい。



feel

2021.3.15
時空

きっと今日は良い日になる。



何か気配を感じて二階に上がってみたら、

木蓮の花弁が、目の前で音を立てて散っていく。


終わりの瞬間に、呼ばれたのかもしれないな。



想いが先で、現実は必ず後をついて来る。



朝の光に感じたこと。

2021.3.13
wind flower

雪柳の花が咲き終わり、


ニワトコの花が咲き始めた。



今を選んで、ただ咲いているだけの花々。



光、風、水。




春分の日、

感じたままに、風のような花束を贈ろう。


feel

2021.3.12
貝母百合

貝母百合が咲き切って、


春の始まりは、もう終わりへと向かっている。



陽射しの暖かさと、風の冷たさ。



明日3月13日・14日・15日は、アトリエをオープンいたします。


眠りから目覚めた植物の息吹とともに、


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.3.9

水の流れる声を聴きながら、


梅の花が枝垂れるように咲いている。






流れの中に身を於いて、在るがままに流れていく。



feel

2021.3.7
木蓮

木蓮が悲しい二月の花だという記憶は、


いつのまにか消えてしまった。



大山蓮華を好きになったのも、


田虫葉に出会えたことも、大切な繋がりの行く末。




香り高きマグノリアへ。

2021.3.6
田虫葉

小鳥たちが巣から一斉に飛び立つみたいに、


田虫葉は咲いていました。



自由に、もっと自由に。



於  credenza

2021.3.4
啓蟄

小さな球根の花々と、


土の中でうごめき立つ生命と、



今日と明日は、アトリエをオープンいたします。


皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.3.1
stance dot

コブシの木を生けました。



凛と立つ、一本の木。



小さな鳥が飛び交うように、白い花々は咲く。



ウグイスカグラ、木瓜、馬酔木、からし菜、

春の色、いろいろ。



於   stance dot      1st anniversary of relocation

2021.2.27
feel

木々が風に揺れるように


草の香りに耳を澄ます



ささやかな花々は


ただそこに咲いている




ありのままでいることのうつくしさを


響き合うことの尊さを




feel  月の海 / Kfleurs

2021.3.20(sat)・3.21(sun)

2021.2.26
ミモザ

記念日のためのミモザを、


自分自身への贈りもの、


それぞれのミモザを束ねる。




明日は満月。

2021.2.25
蕗の薹

フキノトウの蕾が、膨らみ始めました。


春告草、いろいろ。




26日、27日、28日はアトリエをオープンいたします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2021.2.24
鶯神楽

ウグイスカグラを植えました。


三年目のジューンベリーが、伸びやかに空へと向かう。




住まう方の気配とともに。

2021.2.21
水面

凪ぎの時間、


穏やかな水面。



想いは先へ、雪解けのとき。

2021.2.20
投影

苦しみを誰かのせいにするのは簡単だけれど、

それが自己の投影だとしたら、

そのことに気づくことができたなら、

きっと争いなどなくなるのだろう。



すべては自分自身の在りよう。


心穏やかでいられたら、幸せは連鎖する。




ただ降り積もる雪のように、


ただ咲いている花のように、


ただ空を舞う鳥のように。

2021.2.17
開花

リュウキンカが咲いて、

サンシュユが咲きました。


黄色い花々のリレーは続き、彩りが増していく。



伸び過ぎた月桂樹と、青い空。




今日と明日は、アトリエをオープンいたします。


芽吹きに満ちた植物とともにお待ちしております。

2021.2.15
Happy Birthday

一日の終わりへと向かう空へ、




おめでとうと、ありがとうを。

2021.2.14
アダン

巡り巡って、今が在る。





遠い遠い南の島の、遠い昔の物語。

2021.2.13
球根

騒がしさが遠のいて、


一日の余白の中にいる。



土の香り、葉の動き、

衣を脱ぐようにひなげしの花は咲き、

根は日に日に伸びて、

椿はその花首を、ぽとりと落とした。




無になれる時間は、こんなにも尊い。

2021.2.12
卜半

深い赤、

ボクハンという名の椿。



風景の中、

ただ静かに咲いているだけの花。



描いているものは、

いつも植物の姿にある。

2021.2.8
草道具

その向こうに、山の風景が見える。



風とか、匂いとか、音とか、


自然と調和していくこと、


肌に近い感覚で、共に在ること。



植物が、植物を包み込む。



「草道具」   川井有紗

2021.2.7
蝋梅

ロウバイが咲きました。


甘い香り。



春一番の、黄色い花。

2021.2.6
木蓮

今にも羽ばたきそうな花の蕾。



あつみさんの大好きな木蓮を、生けました。



座っても、見上げても、


包まれている幸せ。



於   宇  noki

2021.2.5
チューリップ

目覚めた朝の、チューリップ。



寄り添ったり離れたり、

上向いたりうつむいたり、


まるでダンスしているみたい。

2021.2.4
蕗の薹

真っ赤な蕗の薹。


いつかの山の便りが、

ここに根付いていました。



小麦の苗を踏みしめながら、

まだ小さな林檎の木と、空を仰いだ日。



於   lichette

2021.2.3
立春

雨が恋しい朝。


風の冷たさと、陽射しの暖かさ。



眠ったままの内側は、エネルギーに満ちていて、


今にも叫び出しそうで。




思いが違うところへ飛ぶと、手元を見失ってしまうから、


親指の傷が疼いて、きっと眠れそうにない。

2021,2,2
白木蓮

木蓮が、


一段と艶っぽく見える。



花開いたら、どんなふうに感じるだろう。



於  RICORD

2021.2.1
山の便り

2月の山の便り、発送いたしました。


膨らみ始めた木々色々、

ピンク色の太郎冠者、

蕗の薹も芽吹いています。


次回の便りは、2月15日となります。


山の便り

2021.2.1
三葉ツツジ

昨年のウグイスカグラが、

小さく咲いていました。


今年の始まりには、三つ葉ツツジ。

ゆっくりと、鮮やかな色が咲きます。


花咲く前も、花のあとも。



於  ハマ・ノ・テlabo

2021.1.29
雪割一華

風が強い日、

雪割一華が咲きました。




行きに見た赤い夕焼け、帰り道の満月と闇。



空はどこまで広いのだろう。




太陽と月、陰と陽、光と陰、生けるもののすべてを。



満月に突き動かされ、今日も良い一日だった。

2021.1.28
球根

チューリップの球根、


水仙、ヒヤシンス、ムスカリ、


エネルギーの塊が、蠢いている。



31日まで、連日アトリエオープンしております。


尚、31日日曜日は16時までとなります。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2021.1.26
鶯神楽

ウグイスカグラを生けました。


木蓮と、花水木。



始まりの場所へ。





於  Nova 珈琲と焼き菓子

2021.1.26
ミツバツツジ

ミツバツツジを生けました。



鮮やかなピンクの花が、きっともうすぐ咲くことでしょう。



於    六禾 / 料理屋くおん

2021.1.24
雪柳

昨年生けた雪柳が、綺麗に咲いていました。


小さな雪の粒のよう。



時計草とスイカズラ、蔓の冠。



於  イマソラ珈琲

2021.1.23
黄色

ヒヤシンスの花が開き始めた。


春を呼ぶ黄色。



今日からアトリエをオープンいたします。


芽吹きの植物とともにお待ちしております。



また1月25日月曜日は、都合により16時までとなります。

ご迷惑をおかけしますが、どうぞご了承ください。。

2021.1.22
ネズ
昨年のネズの木が、


すっと生けられていました。


うつくしい立ち姿。




五年前の夾竹桃は、

絡まった根っこに支えられながら、

今も真っ直ぐに立っていて、




植物は、生ける人の気配をまといながら在る。



於   credenza
2021.1.20

鳥の巣を見上げ、


鳥の声を聴きながら、


鳥は飛び交い、


弱って倒れた鳥も見た。


鳥のことを想い続けた一日。



真昼の白い月、

帰り道のオリオン座。



月の海は、

いつも何か必要なメッセージを与えてくれる場所だと思う。

2021.1.19

しんしんと、


真っ白な世界。



静かで、うつくしい。




迷い込んだアオガラは、いつかきっと帰ってくる。

2021.1,17

雪の上、


生けるものの足跡。



私もまた、春を探して歩いている。

2021.1.15

少し温かな一日の、夕暮れどき。


映るすべては、自分自身。



もっともっと、軽やかでいたいな。

2021.1.14
クスノキ

大きなクスノキに見守られた場所。


やさしいお料理が、心と身体にゆっくりと沁みました。



より自然に近い場所へ、

大好きなお二人のこれからが、ますます楽しみです。


於   米ディナンバー1

2021.1.14
山の便り

1月の山の便り、発送いたしました。



ミツマタの蕾が、玉雪のように見える。


冬の白。


山の木々は芽吹くエネルギーに満ち、

春を迎えに行くようです。



次回の山の便りは、2月1日となります。


皆さまのお申込みお待ちしております。




山の便り

2021.1.11
一日一花

植物を通して、繋がっていられること。



一日一つのお話と、


「生ける光の影」



また始めてみよう、と決めた日。

2021.1.9
帰還

散りばめられた言葉に、

心がぎゅっとなる。



物語の行方に、

どこか懐かしいような記憶が蘇り、

何度も訪れる不思議な感覚。



言葉の尊さを、

響き合う感情のうつくしさを、

その向こうの世界の広さを。




一年に渡り、毎月楽しみに読み続けていた「帰還」という本。



かなえさんに感謝の気持ちを伝えたいのに、

うまく言葉が見つからない。



いつか手紙を書こう。

拙い言葉だとしても、きっと伝えた方がいい。



帰還 kikan       DOOR books  

2021.1.7

今日は、真っ白な一日だった。



繋がっていくことを遠くで感じながら、


凛とした冷たさも、

好きな世界だ。

2021.1.6

部屋の真ん中に、大きな万作の木を生けた。


万作の木立。



声について、考えている。

考えるというか、感じている。


心惹かれるうつくしい声、うつくしい言葉。


ふと思ったから、書き留めよう。


言霊のような、

植物の声。

2021.1.6

五葉松、白梅、朱竹を生けました。



梅擬きの鮮やかな赤と、


しなやかな結び柳。




於  らんらん

2021.1.5
ネズの木

ネズの木を生けました。



常緑の豊かさを、


新春の植物とともに。



 
於   六禾 /  料理屋くおん

2021.1.2

五葉松、朱竹、結び柳、



きらきらと光る、自然薯の蔓。




於  宇

2021.1.1
謹賀新年

あけましておめでとうございます。



たった数時間前とはまるでちがう今を、

穏やかな気持ちで過ごしています。



車窓から見える景色をぼんやりと眺めながら、


物語の中をゆったりと歩きながら、


時々立ち止まり、足元の小さな花を摘む。




本年もどうぞよろしくお願いいたします。