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2016.8.22
夕時

夕方の陽射しに、
季節の移ろいが見える。

苦手な夏も、
終わる時はいつもさみしい。

汗ばんだ肌、日焼けの痕、夏の余韻。


見ようとしなかった、伸びすぎた草。

白い小鳥が群れで飛び交い、
小さなお庭に、夢を見る。


言葉にすれば、叶うのかな。

2016.8.17
山桃

艶のない深緑の葉。
自由で、動きのある枝。
力強い、常緑の木。

大きな山桃の木を眺め、
生ける姿を想像し、
息を潜めて、鋏を入れる。

いただいた命を、大切に生ける。

2016.8.12
梅花藻

きらきらと、水面に透ける小さな蕾。

清流に咲く白い花を、

いつか見てみたい。

2016.8.11
百合

見上げた空に半月が浮かび、
その百合は、花開く。

夜の闇は静かに凪いで、
遠くに見える景色は、微かに音を消す。


手放した欠片だけを拾い集めて、
言葉を全部抱きしめる。


風が季節を運ぶみたいな、
暑い夏の、ほんの一瞬。

2016.8.7
たとえば、そこにあるモノ

答えのない、

瑞々しい感性の、珠玉に触れる。

2016.8.3
伊吹山

霧の中、
夏の草花が一面に広がる山で、息をする。

大きなものに抱かれた場所で、学ぶこと。


境界線は、どこだろう。

2016.7.26
深呼吸

空に向かう木々、
木漏れ日の中。

鎌倉の森で、深呼吸。


葉山の海の、
静かな時間。



美しい声の、美しい人。

左手には、白い貝殻。


透き通るような時間の中で、
深く深く、呼吸をする。


与えられたものは、目には見えないものだから、
だから心で受け止めている。


夏の日の、美しい風景。

2016.7.25
お知らせ

7月29日(金)は、
仕入れの都合により12時からのオープンとなります。

また、8月のオープン日に変更があります。
atelierのページにてご確認ください。
尚、ご注文などに関しましては随時承りますので、
メールかお電話にてお問合せください。

また、夏の間お休みをいただいておりますお花の日につきまして、
9月からを予定していましたが、
都合により10月からの再開となります。
楽しみにお待ちいただいております皆さまには、
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
次回のお花の日は、10月18日となります。
秋の実りと共に、
皆さまとお会いできます日を楽しみにしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2016.7.19
始まりの日

終わりのリースをつくった時から、
始まっていたのかもしれない。

木々に見守られた美しい場所で過ごした、
清らかな時間。


ささやかな再生のセレモニー。


終わることは、はじまること。

命の輪廻。


たくさんの想いが繋がり、集まったハーブ達を、
一つ残らず全て束ねて、
夢のような二日間が終わる。


山のスコレー junichi ogawaさん、
410 かなこさん、
料理家 くしまけんじさん、

神聖な香りを添えてくれたWelt ゆきんこさん、

ご参加くださったすべての皆さまへ、
心から感謝いたします。


美しい時間と、素敵な気付き、
新しい自分へ。


始まりの日に。

夏の食卓

innocent summer table

料理家くしまけんじさんによる、夏の食卓。

夏の野菜とハーブをたっぷり使った、
美しい食の世界。

自然のエネルギーに満ちた香り高いハーブが、
魔法の手で優しく添えられる。

透き通るように、美しい時間。


小さなハーブの花束は、小さなお守りに。

私のinnocent 山のamulet

切る、こと。


髪を切る。

不要な想いを手放し、

新しい自分に生まれ変わる。


終わることは、はじまること。


木を切る。


新たな芽吹きを想像し、
いただいた一片を大切に束ねていく。

庭の草花を摘みながら、

想いは溢れる。


人も、植物も、自然の一部であるということ。


私のinnocent、山のamulet

2016.7.18
山のスコレー

鎌倉、山のスコレー。

私のinnocent、山のamulet。

始まりの日。


夏のエネルギーに満ちたお庭の植物を、
摘んでしつらい、

お客様をお迎えします。

2016.7.16
気根

ご縁が繋がり、
いただいた力強く香り高いハーブ達。

山のお守りを束ねるのは、気根。

自然界からの贈り物を、

鎌倉山へ、大切にお届けします。


鎌倉にて、素敵な夏のひと時となりますように。

2016.7.12
深呼吸

あの川で、深呼吸。

五月のこと、


それぞれの、これからのこと。

2016.7.7
山のお守り

初めて山のスコレーを訪れた日、
木々は静かに眠っていた。

ある冬の日のこと。


芽吹く前の、裸の木々。
息をひそめる草花。

神聖なその場所で、
植物の妖精たちに挨拶をするみたいに、
お庭を巡る。

ビワの葉を三枚いただいて、大切に持ち帰った。
その時の私に必要だった、山のお守り。


季節が巡り、眩しい陽射しが降り注ぐ中、
木々は勢い良く枝葉を伸ばし、
草花は、歌うように咲く。

植物が、エネルギーに満ち溢れる季節。

きらきらと緑溢れる夏のお庭で、
木に触れ、草花を摘み、深く深く呼吸をする。


大切なものをお守りに、

植物は、必要な時に、必要な人の元へ行く。


山のamulet

2016.7.5
山のスコレー

土に根付く木々や草花、
尊い植物に力をいただいて、
私たちは生きている。

目に見えない気配を感じ、
心豊かでいられること。

木に見守られ、そこに立っていられること。


山のスコレー。

何か大きなものに包まれたその場所で、
お庭を巡り、
草木を摘み、
想いとともに束ねます。

それはきっと、あなただけの大切なお守りに。

山のamulet 


私のinnocentでは、
髪を切り、新しい始まりを迎えられたあなたへの、
特別なブーケを贈ります。

summer innocent table 夏の食卓では、
お庭からいただいた植物でテーブルを飾り、
小さなハーブのお守りを束ねます。


緑に包まれた鎌倉山にて、
山のスコレー Junichi Ogawaさん、
410 Kanakoさん、
料理家 くしまけんじさん、
Weltさんの香りとともに、


素敵な夏のひと時となりますように。


私のInnocent 山のAmulet

2016.7.4
紫陽花

植物の記憶、終了いたしました。

たくさんの方にお運びいただきまして、
本当にありがとうございました。

植物のある場所で、
小さく咲いた花々は、
これからもずっと咲き続けることでしょう。

島根より、

きらきらの笑顔と素敵な作品を届けてくれた、
作家の三原美保さん。
支えてくださったすべての皆さまに、
心から感謝いたします。

紫陽花の季節の終わりに。

2016.7.1
植物の記憶

植物の記憶、
連日たくさんの方々にお越しいただきまして
ありがとうございます。

植物に寄り添うように、
ジュエリーは佇みます。

作品の数は少し減っておりますが、
ご覧いただき、受注をお受けできるものもあります。

作家、三原美保さんの在廊は昨日まで、
本日より、微力ながら私がご案内させていただきますので、
どうぞお気軽にお声かけください。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2016.6.30
山のスコレー

梅雨もすっかり明け、
夏の陽射しが強くなる頃、
410Kanakoさんとともに、

鎌倉山の緑溢れる素敵な場所、山のスコレーを訪れます。


Cut of innocent
Your amule
Summer innocent table・夏の食卓


これからのあなたへ、
素晴らしい始まりの日となりますように。


私のInnocent 山のAmulet

2016.6.28
紫陽花

植物の記憶、
本日より始まりました。

雨模様の一日、
お越しくださいました皆さま、ありがとうございます。

しっとりとした気配の中、
小さな紫陽花は、そこここに咲いています。

作家、三原美保さんの在廊は、
明日と明後日までとなります。

皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

植物の記憶

2016.6.26
植物の記憶

花の一片を、
優しく摘み取ったような、

大切に包まれた一つ一つに、
彼女の中にある静かで熱い想いが見えます。


種の時から、枯れる時まで、

草花の在りようをくみ取る。


島根のアトリエにてジュエリーの制作をされている、
作家の三原美保さんによる初めての個展が、
明後日より始まります。


植物のある場所で、
木々を見上げながら、
野山を散策するように、
草花を摘むみたいに、ぜひ手に取ってご覧ください。



尚、作品につきましては、
お持ち帰りいただけるもの、受注をお受けするもの、
後日発送させていただくものがあります。


作家、三原美保さんの在廊日は、
6月28日、29日、30日となります。

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。


植物の記憶  2016.6.28〜7.4

2016.6.23
植物の記憶

生まれるカタチ、

溢れるもの。

少しずつ、近づいていく。


植物の記憶

Miihara MIho Accessories

2016.6.22

雨の日の、森の中。

山ぶどうの、環の下。

七月のこと。

2017.6.20
夏至

山の紫陽花は繊細で、

笹百合は美しく、

甘い香りは梔子の花。

六月のお花の日にお越しくださった皆さま、
ありがとうございました。


カランセさんでの、
月に一日のお花の日を始めて、半年が過ぎました。


四季を通して木々は移ろい、
咲く花はカタチを変え、

木々を愛でるように、
一輪のお花を摘むみたいに、

そんなふうに楽しんでくださる姿を、
とても嬉しく感じています。

7月と8月はお休みをいただきまして、
次回のお花の日は、9月20日となります。

秋の気配とともに、
皆さまとお会いできます日を楽しみに。



帰り道の空に、真ん丸の月。

2016.6.20
花の日

明日は、六月のお花の日。

緑深い山の木々と、
たくさんの山紫陽花、
初夏の草花をお届けいたします。

尚、7月と8月のお花の日はお休みさせていただきます。
次回は、9月20日となります。

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

お花の日

2016.6.16

こんな日は、

雨音と、影で遊ぶ。

2016.6.14

それでも変わらないものは、

広い空と、

メタセコイアの木。

2016.6.12
植物の記憶

蕾のようで、

花のようで、

あの日の一片のようで。


植物の記憶

2016.6.10
睡蓮

そこにいて、そこにいない。

水の女神は、
明日の朝に咲く。

2016.6.9
紫陽花

花言葉は、移り気。

ちょっと切ない。

2016.6.8
ことば

頭の中で見ている景色と、
心にある感覚を、
言葉に置き換える作業。

伝わるかな。
伝わるといいな。

きっと、届きますように。

細い三日月が、綺麗な夜。

2016.6.4
豆本

言葉を探して、
言葉を探る。

今伝えたいことは、
今伝えたい。

鳥が歌を忘れたみたいに、
梢に届かない滴のように、

本当の手前を、
それでも探している。


小さな革に包まれて、
宝物のような言霊は、きらきらとした光に満ちる。

2016.6.3

向かう時と、帰り道。

まるでちがう青の色。

ただ見上げるしかできない空の、ほんの一瞬。

空を支えるみたいに立つ木は、
全部知ってる。

2016.6.2
植物の記憶

種の時から、枯れる時まで、
植物の在りようをくみ取る。

植物の記憶。


島根のアトリエにてジュエリーの制作をされている、
作家の三原美保さんによる展示をおこないます。

草花の一片を、かたちに。


植物の記憶
2016/6/28〜7/4  
Miho Mihara Accessories

2016.6.1

ふわふわと、

必要な人のところへといく。

植物のふしぎ。

2016.5.29

うつむいて咲く花は、
うつむいたまま、終わりに向かう。

たった一日しか咲かない花の、
圧倒的な美しさ。

2016.5.28
呼吸

ポーランドの森のアトリエ。

草木と革が、呼吸する場所。

心地良い風景。


LA BAUME in 410
2016/5/27〜6/5

2016.5.27
深山レンゲ

その花の向こうに、風景が見える。

風を感じ、
香りを放ち、
景色をまとう。

たった一輪の花。

たった一本の木。


伝えたいことがあるとして、
伝えられる言葉が見つからない。

だからただ、花を想う人でいよう。


この場所から始まり、
今日で六年となりました。


明日からは、七年目。

ここに居られること、支えてくださる皆さまに感謝をし、

これからもずっと、植物とともに。


大切な白い花が、ふわっと咲いた。

今日のこと。

2016.5.23
ブローチ

ヒヤシンス、
ルピナス、

千日紅、
雪の下、
青桐、
苔も。

春に咲いた花々を、ブローチに。

まもなく十周年を迎えられるsorajiさんへ、お届けします。
どうぞよろしくお願いいたします。

shall we brooch 2016   soraji 10th anniversary
2016/5/27〜5/31

2016.5.21
大山レンゲ

きっと、咲かない花。
咲きたくても、咲けなかった花。

想いをそっと、閉じ込める。


今日の一番を、選んでくれた人。

綿毛に変わり始めた翁草に、静かに心寄せる人。
真ん丸な人参の花を、背中におぶって帰る人。
少し曲がったギガンアリウムと、手を繋いで歩く人。

花の声は、きっと誰かに届いている。

ここに居ることの意味。

真ん丸な月を時々見上げて、
少し走った帰り道。

2016.5.19
ドクダミ草

アトリエのドクダミ草が、
一斉に咲き始めた。

乾いた風の匂いが、
清潔な白の世界へと向かう。

心が溢れてしまったから、

笑顔のままで、泣いた夜。

2016.5.17
お花の日

風薫る、五月。

木々の緑に囲まれて、
気持ち良い一日となりました。


お花の日にお越しくださった皆さま、ありがとうございました。

ひと月で、木々はこんなにも姿を変え、
咲く花は移ろう。

聴くこと、見ること、感じること。

植物からの、学び。


いつもお越しくださる方々の笑顔が嬉しくて、
久しぶりにお会いできたことが嬉しくて、
思いがけず会えたことが、嬉しかった。

これからも、植物を通して、
たくさんの方々とお会いできますように。


六月のお花の日は、21日です。

きっと、山の紫陽花を連れて。

2016.5.16
花の日

明日は、五月のお花の日。

深緑の鉄楓、
咲き始めた山法師、
空木は白と紅の花が咲き、

眩しい木々の緑と、初夏の草花をお届けします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

お花の日

2016.5.12

なんでもない道を、

普通に歩いていられることは、

こんなにも幸せだった。

2016.5.9
風景

tipura studio ironworks exhibision
at credenza

期間中の二日間、
ハマ・ノ・テlaboさんの珈琲と、
植物と共に参加させていただきました。

たくさんの方々にお越しいただきまして、
本当にありがとうございます。


その場所で、
鉄は線を描き、
植物は寄り添い、
珈琲は香る。


あの日、共に過ごした川での静かな時間。

少しひんやりとした山の気配と、
木々の香り。
流れる水の音を聞きながら、
ただ感じたままに、時を過ごす。


それぞれの感性が交わり、繋がり、
一つの風景が生まれました。


母なる大地を生きる手本とし、
しなやかに、強く、優しく、美しく。

立ち上がる鉄の線。
自由な円。


tipura studio ちなつさんの生み出す世界は、潔く、美しい。


あの川の側のものを。

心と向き合い、
感じた気配をカタチに。

珈琲と、焼き菓子。


ハマ・ノ・テlabo ハマさんの、強く、真摯で、美しい世界。


それぞれの感性を受け止め、
自身のそれに重ね合わせ、


静かに、熱く、
一つ一つの事がらに向き合う credenza 堀さん。


自然界からいただいた尊い植物を、
できるだけそのままの姿で風景に添え、

その中で、
幸せな時間を共に過ごせたこと、
心から感謝いたします。

お越しくださった皆さまにも、
それぞれの想いを感じていただけましたら幸いです。


展示は、15日まで続きます。
引き続き、
tipura studio と credenzaの世界をお楽しみください。

2016.5.6
tipura studio

明日より、
tipura studio iron exhibition  at credenza
始まります。


思うのは 巡るということ
母なる大地を 生きる手本として 
しなやかに強く優しく 美しくありたいこと 

大地に育まれた植物たち 
大地から立ち上がる線を人びとと共感し 
つながる 時間となればと思います 


tipura studio iron exhibition

at credenza


8・9日の二日間、
植物と共に参加いたします。

皆さまのお越しをお待ちしております。

2016.5.4
ライラック

不要なものを削ぎ落とし、
心も身体も軽くなる。

木々に包まれ、草の冠に守られ、
花に囲まれていることの幸せ。

これから始まる、いろいろなこと。

リラの花束と、みどりの日。

2016.5.3
母の日

母の日のお花の受付けは、終了いたしました。

ご注文くださった皆さま、ありがとうございました。

お届けの日まで、
お一つお一つ、心を込めておつくりさせていただきます。
もうしばらくお待ちください。

2016.4.30
青もみじ

聴竹居、新緑をめでる会。

大山崎の山の麓。

心地良い風が吹き抜け、
緑眩しい四月の終わり。

お越しくださいました皆さま、ありがとうございました。

山に根付く草木のこと、
自然と共に暮らすこと。

深く深く呼吸をして、もっと深い場所へ行こう。

大きなものに包まれて、


山から見上げる空の星も、
山から見下ろす街の灯りも、

かけがえのない、星だということ。

山に住まう方の、美しいことば。

2016.4.29
お知らせ

今年の母の日は、5月8日(日)です。

ご注文の受付けは、5月3日(火)までとさせていただきます。
尚、店頭でのお花のお受け取りは、
5月7日(土)までとなりますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

2016.4.27
木通

何か足りない気がして、
あるはずのない景色を見ている。


心に従って生きなければ、
人生は無意味。


映画の中の言葉が、静かに響く。

降り始めた雨に、強く響く。

2016.4.26
聴竹居

京都、大山崎、天王山の麓。

聴竹居。

木々に抱かれ、風が吹き抜け、
山と共に住まう場所。

聴竹居の一般公開に伴い、
入口手前のコトハコさんにて、山野草を販売いたします。

一人静。

二人静。

新緑を愛でながら。


聴竹居 新緑をめでる会。 2016年4月30日(土)10〜15時

2016.4.25
灯り

素敵な、始まりの場所。


きっと、繋がっていく場所。

2016.4.22
iron

鉄の線。

あの日見た景色のように。

寄り添ったり、離れたり、
交わって、絡み合う。

点と線、静と動、
音、香り、色、気配。


tipura studio exhibition  at credenza

2016.4.19
お花の日

四月のお花の日。

若葉青く、とても爽やかな一日となりました。

お越しくださったみなさま、ありがとうございました。

季節の移ろいを感じながら、
野原で草花を摘むみたいに。

夏ハゼに絡みついたアケビのこと、
いつかのツツジが咲いたこと、

山吹は、こんなにも素敵な花だった。

五月に出会える花々には、
どんな気付きがあるでしょう。

五月のお花の日は、17日です。

来月もまた、たくさんの笑顔に出会えますように。

2016.4.18
お花の日

明日は、四月のお花の日。

咲く花は、ひと月前とは違っていて、
花の終わりに芽吹く青葉。

眩しい季節の木々と、
四月の草花をお届けいたします。


皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

お花の日

2016.4.17
ことば

きらきらと、

光を纏い、

言葉は風に揺れる。

2016.4,16

変わりゆく景色を、
どんなふうに受け止めよう。

いつかの言葉が、
乾いた部分を潤すみたいに、

雨はすべてを洗い流す。

できれば細い月の夜に、

できるだけ細い月の夜に。

2016.4.14

白いスミレが咲く、

遠い風景。

2016.4.12
采振木

ザイフリボクが、満開となる。

少し寒くて、
境界線を、行ったり来たり。

曖昧な境目を、ぼんやりと歩いている。

2016.4.9
お知らせ

tipura studio ironworks exhibition  
2016年.5月7日(土)〜15日(日)   at  credenza

tipura studio ささたにちなつさんによる個展が、
credenzaにて開催されます。

鉄で線を描くように、
様々な作品を生み出すちなつさん。
credenzaの静かな空間に、どんな景色が生まれるでしょう。


期間中 8・9日の二日間、
作品に寄り添う植物を、お届けいたします。

鉄の線に絡む蔓、
静かでいて、強くもある。

同日、ハマ・ノ・テlaboさんの美味しい珈琲もお楽しみいただけます。

そこに広がる風景の中、
きっと素敵な時間となります。

皆さまのお越しをお待ちしております。

tipura studio ironworks exhibition  at  credenza

2016.4.7

浮き足立った春の気配を、
雨が静かに洗い流す。

冷たい壁に背中を預けて、
考えるよりも、感じてみる。

答えはきっと、無いのと同じ。

2016.4.6
ツツジ

桜の花が終わる頃、
山のツツジが咲き始める。

花をリレーするように、季節は巡る。

日々を生きることは、
まるで物語の中にいるみたい。

2016.4.5
君影草

可憐に咲く花よりも、
それを支える根に惹かれる。

今見えているものは、もっと向こう側の世界。

もう二度と、
読むことができない美しい言葉を、
それでもきっと探していて、

器用に生きられない人を、
愛おしいと思う。

2016.4.4
芍薬

感情に掴まれたまま、想いを手放せない。

皐月という名の、芍薬。


大切な、想い出の花。

2016.4.3

咲く前の、ほんの一瞬。

咲かずに終わる、かもしれない。


あの日の桜の、一枝のこと。

2016.4.2

どうしても、空を見上げたかった。

どんよりとした曇り空が、ため息を飲み込む。

帰り道、
見上げた空に、夜の桜。

明日は、雨かな。

2016.4.1
石斛蘭

音のない一日は、
鳥の声を聴いて過ごす。

お庭のエンレイ草が咲いて、
猩々袴が咲いて、
セッコク蘭が咲いた。

森の中のお別れ会に、お花の冠。

桜をお届けした場所に、穏やかな春。


遠くを見るように、足元を見る。