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2011.6.29

人と人との繋がりは、
とても不思議なものだと思う。
きっと偶然ではない出会いに、感謝をせずにはいられない。
いつも前を向き、
決してとどまることを知らず、
心が柔らかくて、感受性が豊かで魅力的な人。
植物を通して、心を寄せ合っていきたいと思える人。
心に深く沁み入る小さな小さな本。
夏椿の銀色に光る蕾が、
とても優しく、そっと微笑んでいるように見えた。

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2011.6.25
変化

久しぶりに出かけたnoji+さんでは、
素敵なイベント開催中。
古本と、美味しいモノと、mukuさんの古道具。
とってもシンプルでカッコいい空間。
サルンポヮクさんでランチをいただいて、
新しく変わられた縁とsakka zakkaさんにも立ち寄る。
人の感性や向かって行く方向が、
少しずつ変わっていくことは、
自然な流れなのだと思う。

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2011.6.24
レッスン

連日、紫陽花のリース作りのレッスンが続いている。
微妙な色合い。
シンプルな丸。
同じモノを使っても、一つとして同じモノにならない不思議。
個性。
いつも感じることだけど、
お教室とは言いながら、
いろんなことを学ばせていただいているのは、
きっと私の方だと思う。

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2011.6.20
夏至

六月は素敵なイベントが多く、
オフの日には楽しくお出かけ。
sorajiさんは、めでたく五周年を迎えられ、
momospoolさんは、個展を開催。
それぞれのご活躍に、心からのお祝いを思う。
しっかり充電をしつつ、
今日は朝からせっせとお掃除。
先日hitofushiさんで購入したシュロのホウキは、
手になじみ、とっても優しい掃き心地。
苦手なお掃除が、不思議と楽しい時間に変わる。
ご依頼のアレンジを製作したり、
お教室の準備をしたり。
あまりの蒸し暑さに、今年初めてエアコンのスイッチを入れた。
明日は夏至。

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2011.6.16
雨の一日

雨の日のアトリエ。
なんとなくイメージしたものをお伺いして、
私なりにそれをカタチにしてみる。
ちょっとドキドキするけれど、
楽しい作業。
その先にある笑顔を思い浮かべると、
とても幸せな気持ちになる。
たった一輪の花が、
心に風を通してくれる。
伝えたいことは、ほんの些細なこと。
帰り際、郵便受けに、一通の嬉しいお手紙が。
自分がここにいる意味が、
少しずつ見えてくるような気がした。

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2011.6.13
茶花

急なオープン日にも関わらず、
朝から嬉しいお客さま。
ゆっくりとお話しながら、楽しい時間が流れていく。
午後からは、とっても可愛いお客さま。
小さくて柔らかな感性に触れ、
とっても幸せな気持ちになる。
お庭から摘んだばかりのお花をいただいたから、
小さな急須にあしらってみた。
可憐に咲いた花を眺めて、
また幸せな気持ちになる。

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2011.6.12
紫陽花

六月、梅雨、今日も雨。
優しい色の紫陽花。
花言葉は、移り気。
だからという訳ではないけれど、
ふいに思いたって、明日はアトリエオープンします。
雨の日のアトリエも、
しっとりとしていて好きだから。

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2011.6.6

初めて訪れたひだまり菓子店さん。
その日だけは、二階が丸ごとancreさん。
どちらもとっても素敵なお店。
お気に入りを見つけて嬉しくなって、
たくさんのお知り合いの方々に出会えて、またまた嬉しくなって。
acruさんでは、写真展。
柔らかくて、優しい空気感に包まれたhidamariさんの写真。
hitofusiさんでは、daysさんとご一緒にかご展。
普段は見られないような籠がたくさん見られて、
大きな窓からは緑が見られて、心地良い時間。
とても充実した休日を過ごしたのは、
一昨日のこと。
先週のブルーベリーがまだまだ元気で、
その姿に
とても癒されているとの嬉しいメールが届いたのは、
今日のこと。
お庭のジューンベリーはすっかり色付き、

新緑のブルーベリーと房すぐり、
緑いっぱいのアトリエで、
明日もたくさんの嬉しい笑顔に出会えますように。

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2011.5.28
記念日。

sorajiさんでのイベントが終了しました。
お越しくださった全ての皆さまへ、本当にありがとうございます。
たくさんの方々とお会いできたこと、
自分のことを再確認できたこと、
とても貴重な経験でした。
店内を彩ってくれていた木々をアトリエに持ち帰り、
薄暗い灯りの中で、
一人ぼんやりと考えていた。
そういえば、アトリエを始めてちょうど昨日が一周年の日。
大切な記念日をうっかり忘れていたのも、
私らしくていいのかな。
一年間、本当にたくさんの方々と出会い、繋がり、
そして誰かの大切な場所で居られたこと、
心から感謝しています。
これからもこの小さなアトリエで、一人静かに、
風と光と植物と共に、
皆さまのお越しをお待ちしています。

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2011.5.26
tree

tree・・・本日より始まりました。
朝からたくさんの方々にお越しいただいて、
本当にありがとうございます。
sorajiさんの店内を飾らせていただくのはとても楽しい作業で、
自分の中の、
いつもとは違った一面に出会えたような不思議な気持ちになり、
植物に教えられることはまだまだ多いことを実感。
森のような店内の、シンボルツリーは鬼ハゼ。
カッコいい姿がとても気に入っている。
noriさんの可愛い針金作品と寄り添いつつ、
あと二日間、皆さまのお越しをお待ちしています。

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2011.5.11
繋がる。

不思議なつながりを感じた二日間だった。
何度か足を運んでいた素敵なお店の店主さん、
そのお店のお客さま、
ご縁があった作家さん、
ブログを通してお知り合いだった方々、
この小さな場所で、
点と点が線となり、見えない場所にまで続いていく。
昨年の今頃は、
こんな自分が居ることなんて、想像すらしていなかった。
何も変わっていない自分と、
きっと少しずつ変わっている感性と、
人と人とが繋がっていく不思議と、
植物が持っている力、
たくさんの出会いと感謝の気持ち。
いろんな想いがいっぱい詰まった大切な場所。
アトリエを始めて、
もうすぐ一年を迎えようとしている。

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2011.5.7
tree

青い空。
風薫る五月。
眩しい緑。
季節の草花と木々と、
そしてlemon treeさんの針金と。
青い空に向かって伸びゆく木々を想い、
sorajiさんの素敵なお店にて、
作品展を開催いたします。
いつもとはまた少し違った自分にも出会えるかな。

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2011.5.6
ドライフラワー

「この花は、ドライフラワーになりますか?」
よく聞かれるこの質問に、
いつもしどろもどろになってしまう。
綺麗に加工されたドライフラワーとは違って、
自然なままに乾燥した花は、
色もくすんで、どこか儚げで、壊れやすい。
それでも、それがありのままの姿なのだから、
ただそれだけで美しい。
人の価値観はいろいろだから、
自分が好きならそれでいいのだと思う。
だからきっとこれからも、
一般的にドライフラワーになりやすいと言われる花はもちろん、
もしかしたら、そうとは言えないような花でも、
「多分なります・・」と、
曖昧に答えてしまうかもしれない。

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2011.5.4
アクアマリン

春は、いろんなことが駆け足で過ぎていく。
ペースはまだつかみきれないけれど、
それでも充実した毎日。
少しの時間を見つけては、行きたかったお店に出かけてみたり、
何度行ってもやっぱり好きなお店に、また足を運んだり。
EDANEさんで選んでいただいて、
その場でネックレスにしてくれたアクアマリンの石。
吸い込まれるような優しい色。
セージで浄化することの不思議に、
心もまた吸い寄せられる。
植物の力。

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2011.4.28
カーネーション

カーネーションのリース作りのレッスンを終えた。
お母さまに贈られる方、
ご自分のために作られる方、
大切なおばあさまへの贈り物。
それぞれの想いがたくさん詰まった、幸せのマル作り。
そして私は、ご注文いただいたリースを作る。
たくさんの花びらが寄り添って咲くカーネーション。
その一枚一枚に心を寄せ、
しっかりと、でも優しく摘むんでいく。
BGMは、ピアノのソルフェージュ。
素直な音色。
ピアノの練習が大嫌いだった昔の自分を思い出す。
小さい頃の習い事は、何も開花しなかったけれど、
生け花をたしなむことを薦めてくれた母に、
今はただただ感謝している。
カーネーションは、いろんな想いに気付かせてくれる花だと思う。

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2011.4.21
日向ぼっこ

楽しいレッスンの後、
あまりにお天気が良いので、
しばらくお庭で日向ぼっこ。
陽射しは気になりながらも、
椅子に座ってぼんやりと目を閉じる。
カッコいい藤づるに出会えたこと。
あのテーブルでのレッスン。
集ってくださった方々のお顔。
つるとの格闘に、いっぱい笑ったこと。
一つとして同じモノができない不思議。
個性。
ドキドキしたことも、反省すべきことも、
色々なことが頭を巡る。
何より楽しいと思えることが、一番の幸せ。

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2011.4.20
レッスン

アトリエでの初めてのレッスンは、
まだ柔らかい藤のつるを丸めて、
枝やつたをからめていくリース作り。
自然のカタチはそのままで美しいのだから、
できあがりもまた、作為なく流れるままに。
この時期だからこその緑色。
枯れてしまってもなお愛おしい葉。
お花や木々を前にして、
私がお伝えできることはほんの一握り。
そんな作業をレッスン・・と呼んでいいのかどうかわからないけれど、
共にお花に触れ、同じ時間を共有できることが、
とても幸せだと感じている。
お越しくださった皆さま、
本当にありがとうございました。
そして、これからお越しくださる全ての皆さまへ、
どうぞよろしくお願いいたします。

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2011.4.15
days

広い場所に移転されたdaysさん。
まだ内装をされる前の、
ガランとした店内を拝見した時、
この場所が、どんなふうにdaysさんの色に染まっていくのだろうと、
とても楽しみにしていた。
思っていた通り、
多分それ以上に素敵に変わった空間に感動すら覚え、
そこに並んでいる古道具たちは、
とても幸せだと思った。

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2011.4.13
ジャスミン

久しぶりにオープン日を迎えたアトリエ。
昨日も今日もたくさんの方々にお越しいただいて、
ずっとドキドキしていた。
とっても嬉しかったから。

ご遠方から、ご近所から、
初めましての方や、
いつもいらしてくださる方々。

この場所から始まったご縁に、
心から感謝の気持ちでいっぱいになる。
相変わらずに反省すべきことが多すぎて、
後で落ち込んだりもするけれど、
皆さんの優しい笑顔と、嬉しいお言葉、
そして植物の素晴らしさに支えられながら、
少しずつでも成長できたらいいなと思う。

ジャスミンをくるっと巻いてみただけのリース。
甘い香りと、
トヌー・ナイソーのピアノの音。
弾むように、心が踊った二日間。

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2011.4.12
看板

daysさんが選んでくださった鉄の板が、
新しいアトリエの看板に。
ずっしりと重いから、
もう風で吹き飛んでしまうことはないかな。
相変わらずに、ひっそりとわかりにくい場所ですが、
どうぞ、この小さな看板を見つけにいらしてください。
心よりお待ちしています。

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2011.4.11
アトリエ

ラナンキュラス、チューリップ、利休梅、木苺・・
春色のお花を、いつもより少し多めにご用意し、
明日は久しぶりのアトリエオープン日。
たくさんの笑顔に出会えますように。

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2011.4.4
to U

久しぶりに聴いた曲が、
胸の奥の、深い部分に染み渡る。

 瓦礫の街のきれいな花 健気に咲くその一輪を
 「枯らすことなく育てていける」と誰が言い切れる?
 それでもこの小さな祈りを 空に向けて放ってみようよ
 風船のように 色とりどりの祈り

 愛 愛 それは強くて だけど弱くて

 また争いが 自然の猛威が 安らげる場所を奪って
 眠れずにいるあなたに 言葉などただ虚しく
 沈んだ希望が 崩れた夢が いつの日か過去に変わったら
 今を好きに もっと好きになれるから
 あわてなくてもいいよ 

ancreさんのチャリティーイベントに、
微力ながら参加させていただきます。
自分ひとりでは何もできなくて、
お声をかけていただいたことに心から感謝をし、
どうか遠い場所まで、想いが届きますように。

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2011.4.1
restart

今日から四月。
アトリエには、嬉しいお知らせが届いていた。
いつもお世話になっているdaysさんが、
新しい場所で、心新たにスタートされる。
restart。
素敵な響き。
春には、色んなことが始まっていく。

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2011.3.29
再生

ムシカリの花がはらはらと散って、
少しずつ少しずつ、新芽が顔を出す。
終わりと始まりは背中合わせ。
儚く散っていく花も、
力強く伸びゆく葉も、
喜びも、悲しみも、
自然の輪廻には逆らうことができない。
それでも、再生する力を信じ、
人も、花も、自然の下で。

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2011.3.7
ハルマチノトキ

奈良の恵古箱さんで催されている、
手と音setsu+さんの個展へ。

一つ一つに長い時間を費やして、
大切に大切に作られた裂き織りのバッグ。
その向こうに見えるsetsu+さんのお人柄が、
きっと温かなモノを生み出されているのだろうなと、
そんなふうに感じた。
以前恵古箱さんを訪れたのは、
確か夏頃だったかな。
冬のこの場所も、やっぱり素敵だった。
雪のように真っ白なそのバッグが届く頃には、
きっと、待ち続けた春がやって来ますように。

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2011.3.5
きらきら

ご遠方から素敵な方々が来てくださって、
しばらくひっそりとしていたアトリエが、
とても華やかな雰囲気に。
それぞれに世界感を持っている人は、
とてもキラキラしている。
同じ一日なら、
同じ一年なら、
同じように一度きりの人生なら、
いろんなことを経験してみる方がいい。
きっとそう。
無駄なことなど一つもないはずだから。
少し咲き始めたヒヤシンスが、
とてもキラキラしていて、
力強く、太陽に向かって伸びている。

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2011.3.1
3月が眠る

ここ数ヶ月、
ずっとアトリエで流れている音楽。
その心地良さに、何度もリピートしては聴いている。
3月が眠る。
そんなタイトルだったことに、今気付いた。
今日から三月。
いろんなことが終わって、いろんなことが始まる月。
眠ってなんていられない。

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2011.2.28
蛇口

noriさんとの久しぶりのお出かけは、nicoさんへ。
小さな灯りがとても優しくて、
繊細な作品が並べられた店内には、
ゆったりとした時間が流れていた。
momoさんともお会いできて、
その後三人で向かった先は、苦楽園のbinさん。
こちらは、なんともカッコいいお店。
美味しいランチをいただきながら、楽しくお喋り。
時々横目で見ていたのは、そこに残ったままの蛇口。
君は、どんなふうに使われていたのだろう。
いろんな感性に触れた時、
また自分にも湧き出るものがあるようで、
とても充実した気持ちになる。

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2011.2.26
チューリップ

思いがけない素敵なお話をいただいて、
それはそれは、とても貴重な経験で、
光とか空気とか、
そんなことに目を留めてくださったことに、
感謝の気持ちでいっぱいになる。
この場所で笑っていた少女は、
まるでチューリップのようで。

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2011.2.17
製作中

二月はお休みをいただいて、
只今もりもりと製作中。
お庭の木が剪定されてから、
陽射しが明るく感じられ、
心も春に向かっている。
待ち遠しい季節は、もうすぐそこに。

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2011.2.16
ライラック

記念日の花束には、真っ白なライラック。
優しい気持ちが、ちゃんとお届けできますように。

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2011.2.13
スイートピー

スイートピーの花びらを、
プリンカップに入れただけ。
そんな小さなことだけど、静かに春を運んでくれる。

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2011.2.10
グリーンネックレス

ベランダのものをきれいに片付けたら、
なんだか気持ちがすっきりとした。
ガランとしたベランダは淋しいけれど、
暖かくなる頃には、
また緑でいっぱいになるのかな。
いつかのレッスンであしらったグリーンネックレスが、
今も元気に連なっている。

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2011.2.9

未来へ向かって、一歩一歩。
その扉を開くのは、自分自身なのだから。

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2011.2.4
立春

木蓮の蕾が膨らんで、
静かに静かに咲いていた。
長い長い冬の後にも、
必ず春は訪れる。

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2011.2.3
節分

アトリエに行くと、
お庭の木が、綺麗に剪定されていた。
お隣の敷地まで伸びてしまった枝以外は、
できるだけ残してもらうようにお願いして、
切り落としてしまった枝も、少しいただいては飾ってみる。
春になる頃には、
また新しい緑に出会えますように。
毎年恒例になっている、
我家のちょっと激しい豆まき。
皆が元気でこの日を迎えられることが、何よりの幸せ。

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2011.1.26
チカラ

この二日間も、アトリエにはたくさんの出会いがあった。
お一人お一人のお顔を思い浮かべながら、
感謝の気持ちでいっぱいになる。
不思議なご縁があったり、
自分の名前がまた好きになったり、
いつもの優しい笑顔に励まされたり。
出会った数だけ物語があり、
人生の節目の時に、
お花を通して何かをお伝えできることは、
とても幸せなこと。
たとえ自己満足だとしても、
一つ一つの物語に、ちゃんと向き合っていたいと思う。
お花には、きっとそんなチカラがあるはずだから。

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2011.1.24
チューリップ

花市場は、春真っ盛り。
チューリップ、ラナンキュラス、ヒヤシンス、こでまり、ゼンマイ・・
仕入れが終わり、帰ってからの水切り作業は、
手が凍りそうに冷たくて、
アトリエの中は寒いけれど楽しくて、
どんなふうに飾ってみようか考える時間は、もっと楽しい。
太陽に向かってぐんぐん伸びてゆくチューリップは、
元気をくれるオレンジの色。
待ち遠しい春は、きっともうすぐそこ。

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2011.1.20
平行

先日お邪魔したdaysさんの店内は、
少し模様替えをされていて、ますます素敵な空間に。
しっかりとした鉄の重石のようなものは、
平行さを計るものだと教えてくださって、
とても興味深く、早速いただいて帰る。
少し歪んだテーブルの上に置いてみると、
メモリは右にずれていた。
いつもこの机で作業しているからすっかり慣れて、
愛しささえ感じている歪み。
あえて平行でない方がいい時もあるし、
平行に保つことが難しいこともある。
ニュートラルでいられることは、奇跡なのかもしれない。

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2011.1.19
オレンジ色

一月が、あっという間に過ぎていこうとしている。
一日は、なんて短いんだろう。
いろんなことを考えたり、
考えたことを頭の中で整理してみたり、
やっぱり違うかなって思ったり。
久しぶりのパン教室。
無心にパンをこねている時間はとても楽しく、
先生お手製の柚子ピールや、
金柑といよかん入りのにんじんサラダは絶品で。
ガラス瓶に生けられたオレンジ色のチューリップは、
見るたびに少しずつ向きを変え、
まるでダンスをしているバレリーナ。
アトリエの金柑は、まだまだ元気でいてくれて、
頑張っているオレンジ色が、
いつまでも笑顔でいてくれますように。

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2011.1.6
憧れではなく目指すもの

時々、無性に読みたくなる詩集がある。
そして、数ある詩の中で、
そのとき心に留まるものは、なぜかいつも違っている。

chiririさんが撮ってくださったアトリエの写真が、
とても素敵な一月のカレンダーに。
嬉しい年の始まり。

「憧れではなく目指すもの」

根拠も保証も求めずに、やみくもに幸せを信じよう
祭りのような陽気さで
花の蜜を吸う虫たちのように一心不乱に
誠実なレンガ職人のように丁寧に
逆上がりの練習で手のひらにマメを作る子どものように汗をかいて
空の鳥を見上げる人のようなすがすがしさで
心から歌う人のように魂をふるわせて
耕す人のように誠実に

2011.1.3
新年あけましておめでとうございます

先月ひいてしまった風邪を引きずったまま、
年が明けた。
最低限のやるべきことだけをして、
あとは布団の中で、
まさに寝正月を過ごしていた。
新年早々こんなことでいいのだろうかと、
後ろめたさも感じながら、
それでも風邪には休養が一番の薬なのだ。
なぜか毛糸の帽子を深々とかぶったまま、
もくもくと机に向かっている長女と、
なぜかタンクトップに半ズボン姿で、
ひたすらサッカーボールを蹴っている次女。
家の中なのか外なのか、
真冬なのか真夏なのか、
なんとも不思議な光景を、ただぼんやりと眺めていた。
せっかくのお正月だから、
お頭付きの鯛を写真に撮ってと母は言うけれど、
なんだか絵にならない。
とにもかくにも、今年の目標は健康第一。
しばらくは足踏み状態が続きそうだけれど、
春の気配が感じられる頃には、
また少し、歩みを進めていこうと思う。

そんなこんなの私ですが、
本年も、どうぞよろしくお願いします。

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