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2010.5.31 |
仕入れ |
久しぶりに、花市場へ。
やっぱりここは、好きな場所。
好きな色、好きなカタチ、好きな空気感、
そんなものにピタリとはまる花を見つけると、
ほんとに嬉しい気持ちになる。
早速アトリエに持ち帰り、
どんな作品にしてみようか、
それとも自然なままの姿が美しいのか、
考えている時間もまた楽しい。
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2010.5.30 |
落書き |
忙しい長女に何とか時間を見つけてもらい、
ようやく最後の塗装を終えた。
場所によって白い色が微妙に違っていたり、
ムラだらけだったりするけど、
家族総出で手を加えた場所には、
また一つ思い入れが強くなる。
黒板には、花の絵。
そのうち、壁にも描かれていそうな。
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2010.5.27 |
薫風 |
五月になると、私を思い出すと言ってくれた友人がいて、
両親がつけてくれた名前に心から感謝をし、
いつも励まし、支えてくれる家族に感謝し、
私の周りにいる全ての方々に心から感謝をして、
今日、小さなアトリエはスタートした。
まだまだ未完成なこの場所だけど、
しばらくは製作に励みながら、
少しずつ準備をし、
夏が来る頃までには、
この場所で皆さまとお会いできますように。
少し肌寒い、風薫る五月のこと。
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2010.5.26 |
レヴクチュール |
sorajiのryokoさんと、noriさんとお出かけした先は、
とっても素敵な場所。
お花とブロカント、お隣はキルトのお店。
展示会を拝見して、
その発想の素晴らしさに感動したのは数ヶ月前。
念願のお店に、ようやく伺うことができた。
とっても素敵な店主さんにもお会いできて、感動。
お花のこと、お店のこと、お教室のこと、
いろんなお話を聞かせていただいて、とっても充実した時間。
私なんてまだまだだけど、
自分らしく頑張っていこうって、その方の笑顔を見て思った。
素敵に飾られていたモノ、
大切に飾らせていただこう。
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2010.5.25 |
古いモノ |
アトリエの大家さんからいただいた色々なモノ。
作業台に使わせていただいている、
しっかりとした重いケヤキの一枚板は、
錆びた取っ手がとっても可愛い。
古い物が好きだという大家さん。
話を聞かせていただくだけで、とっても楽しい。
今度は、東寺の骨董市に出かけてみようか。
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2010.5.24 |
暦 |
年末にカレンダーを買い損ねてしまい、
ようやく購入できたのはいいけれど、もうすでに暦は五月。
ずっと十二月のままだったカレンダーを貼り替え、
飾ることができなかった四月までの素敵な写真を眺めながら、
少し残念な気持ちになる。
それでも、
私にとっては、始まりの五月なのだ。
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2010.5.22 |
影 |
アトリエでの作業中、
お買い物途中に立ち寄ってくれた友人夫妻と、
しばしのお茶タイム。
・・と言ってもまだ何も揃っていないから、
ほんとにお茶だけ。
それでも、ちょっとしたカフェ気分で、楽しくお喋り。
まだ照明が足りなくて、
夕暮れ時は少し薄暗いけど、
ぼんやりと壁に映ったコバナズイナの影を見ながら思う。
やっぱり私は花が好きだ。
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2010.5.21 |
四天王寺骨董市 |
真夏のような暑さの中、
とりあえずは百円でエコバッグをゲットし、いざ出陣。
何百店も並ぶ骨董や古着のお店を、
とにかく、歩いて歩いて歩いて回る。
欲しいものを物色し、
初めての値段交渉などにもチャレンジ。
楽しいモノがいっぱいありすぎて、
ワクワクしながらお宝探し。
ほんとはもっと見て回りたかったけれど、
時間と体力が続かず、
楽しみはまた次へと残しつつ、
次回は、リュックとスニーカーと、万全の日焼け対策を心に決め、
とりあえず帰路へ。
持ち帰った戦利品を広げてみながら、
リーズナブルだし、可愛いし、
楽しかったなぁ・・と、思わずにんまり。
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2010.5.20 |
掃除 |
今日は、資材の搬入作業とアトリエの大掃除。
スーパー主婦として尊敬してやまない大切な友人が、
朝から手伝いに来てくれた。
長年積もりに積もって黒ずんでいたブラインドの汚れを、
とにかく一本一本拭き取っていく。
気の遠くなるような作業も、
ラジオを聴きながら、お喋りしながら、
だんだん白く綺麗になっていく様子を見ると、
とても気持ちよくて、嬉しくなってきた。
ラジオから流れてくる「トイレの神様」の歌を聴きながら、
なんだか胸が熱くなる。
お掃除は苦手で、あまり好きな方ではなかったけれど、
美しく使っていくことの大切さを、
改めて学んだ日。
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2010.5.17 |
傘の下 |
久しぶりに訪れたそのお店は、やっぱり素敵だった。
こんなにも引きつけられるのは何故なのか、
言葉に表すのは少し難しいけれど、
独特の空気感が、そこにはある。
シンプルなブリキのランプシェードを購入し、
早速取り付けてみた。
イイ感じ。
その時必要なモノに必ず出会えるこの場所で、
少しずつ集めてきたモノたちが、
ランプの傘の下でこうして並んでいることに、
不思議な縁を感じている。
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2010.5.16 |
「生き物は、つながりの中に」 |
自転車で、アトリエまで走る。
いつもは車で通り過ぎてしまう道も、
風を感じて、光を感じて、
新緑のトンネルをくぐり抜けると、
なんて気持ちのいい季節。
道草しながら摘んだ花を小瓶に生けたら、
心に風が吹いてきた。
次女が、深く感動したという教科書の一節には、
優しい言の葉が綴られていた。
あなたは生き物です。
だから、たくさんのつながりをもっています。
身の回りにある水や空気、
大勢の人々や生き物たちとはもちろん、
過去や未来ともつながっています。
あなたは今日もあなたであり、
明日もあなたであり続ける、
たった一つのかけがえのない存在です。
生きているものは、だから美しいのだ。
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2010.5.14 |
おうちカフェ |
おうちカフェを始めた友人のお宅でいただいた、
美味しいランチは、
一つ一つの素材にこだわった、
体に優しいお野菜たっぷりのフルコース。
大きな窓から見える新緑が眩しくて、
青い空は、まるで一枚の写真みたいで。
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2010.5.12 |
音とカタチ |
朽ちた古い木の棚と、
気泡の入ったガラス瓶、
そして、無機質な黒い箱。
それぞれに違ったカタチと質感。
そのどれもが好きで、
共に並べても反発し合うことなく、自然と交わっている。
黒い箱から流れてくる極上の音を聴きながら、
幸せな時間は流れ。
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2010.5.11 |
ボールリース |
sorajiさんへ納品したのは、
ryokoさんご提案の、あじさいのボールリース。
ゆらゆらと揺れるモビールと共に、
もこもこなボールが、存在感たっぷり。
こんな感じもおもしろい。
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2010.5.10 |
悩む。 |
sorajiさんからご注文いただいたリースの仕上げ作業をしながら、
その棚がやって来るのを待っていた。
しっかりと梱包されて届いた大きな棚は、
小さな階段を上ることができず、
とりあえずは、一階に置き去りに。
せめて棚板だけでも並べてみながら、
どうしたものかと、頭を悩ます。
ちゃんと思った場所に、
居てくれる日が来るといいのだけれど。
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2010.5.9 |
変わらないモノ |
落ち着いてじっくり見てみると、
あちらこちらに小さな発見が。
古い通気口だったり、何だかわからない穴だったり、
錆びて使えなくなったものだったり、
ずっと変わらないモノが、ここにはある。
母が一番気に入ってくれたのは、鉄枠の窓。
そして、真鍮のドアノブ。
古いからこそ、貴重なもの。
ちゃんと大切に使っていきたいと思う。
この場所で最初に作ったものは、母へ贈る小さなブーケ。
娘たちからのプレゼントは、ちょっと笑えるモノ。
母の日だからと言って、特別なことは何もなくて、
いつも変わらずそこに居てくれるだけで、十分に幸せなのだ。
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2010.5.7 |
パレット |
南船場の安栄ビルは、とても趣きのあるレトロな建物。
その奥の一室にある古道具のmukuさんへ。
小さなその場所には、素敵な雑貨がたくさんあって、
一目見て気に入ったのが、古いパレット。
きっと大切に使われ続けていたんだろうな。
これは、長女も気に入ってくれるはず。
偶然にも同じビルの二階の一室に、
以前一目惚れして購入したネックレスの作家さんのアトリエが。
扉の前に立つと、
コンコンコン・・と何かを叩いている可愛い音。
思い切ってノックしてみると、
中から出て来てくれたのは、あの日の素敵な作家さん。
ふんわりとした柔らかな雰囲気の、とっても可愛い人。
その時のことを、ちゃんと覚えていてくれたこと、
突然の訪問にも関わらず、快く中に入れてくださったこと、
こんな素敵なアトリエで、
日々作品と向き合っているんだなぁってことに、
ただただ感動。
直向に何かと向き合っている人は、羨ましいくらいに輝いている。
思っていた通りに、パレットを気に入った長女は、
使うのはもったいないからと、
せめて写真を携帯の待ち受けにするそうで。
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acru |
noriさんが作品を出展されている、acruさんへ。
カメラ好きなnoriさんの世界が、素敵に広がっていた。
さすがの人気で、
今朝一番に作品の補充に来ていたというnoriさんとは、
残念ながらニアミスで会えず。
あの日のあの板が、
素敵なディスプレィのアクセントになっていて、
その時のことを思い出して、一人にんまり。
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2010.5.6 |
アトリエにて |
アトリエに向かう小道で、
ピンクのシロツメグサを一輪摘んで、
小瓶に活けてみた。
とっても良いお天気だったので、
お掃除をしたり、お庭のアカシアの木を植え替えてみたり。
そして、まだまだ未完成なこの場所に、
sorajiのryokoさんが遊びにやって来てくれた。
美味しいお弁当ランチをいただきながら、しばしのお喋り。
いつも前向きで元気なryokoさんに、
いっぱいのパワーをもらい、
この場所から発信していきたい色んなコトに、思いを巡らす。
新緑の綺麗な五月中には、少しずつ始められたらいいな。
私らしく、ひっそりと。
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2010.4.30 |
戦利品 |
久しぶりの京都へ。
お目当てのハナミズキさんでは、
倉庫いっぱいに詰まったジャンクなモノ達に囲まれて、
ワクワクしながらのお宝探し。
noriさんは、明日からのイベントのディスプレイ用にと、
なにやら素敵なパーツをゲット。
kitoneとmustard、モーネ工房さんにも立ち寄って、
最後はdaysさんへ。
素敵なセレクトの数々に、あれこれ目移りしながらも、
気に入って購入したモノ、色々。
どんなふうに飾ってみようか、
考えている時間もまた楽しい。
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2010.4.29 |
spring field |
行楽日和の今日は、
緑地公園の野外コンサートへ。
暖かな太陽の下で、
緑色の芝生の上で、
細野さんのまったりとした歌声を聴き、
矢野さんの圧倒的なピアノの弾き語りと、
UAの可愛さに、うっとり。
真剣に聴いている夫と、
ピクニック気分でのんびり過ごす長女と、
なぜかサッカーボール持参の次女。
ゴールデンウィークの初日は、音と風を楽しんだ一日。
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2010.4.28 |
おそうじ |
昨夜の強風で、
ジューンベリーの木が折れてしまってはいないかと、
庭に置きっぱなしの資材が、
どこかに飛んで行ってはいないかと、
心配しながら扉を開けた。
よかった、大丈夫。
床の塗装が乾いて、
思っていたより色むらができていたので、びっくり。
まぁ、それもお愛嬌ってことで。
今日は、ポカポカ陽気のお掃除日和。
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2010.4.26 |
新緑 |
ジューンベリーの新芽が、顔を出した。
久しぶりの暖かな陽射しに、
嬉しそうな若葉色。
もうすぐそこには、大好きな季節が。
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2010.4.25 |
塗る。 |
慣れない手つきで、とにかく塗る。
娘の大活躍で、なんとか無事に第一段階終了。
明日は、床の仕上げ塗装。
外はぽかぽか陽気のお出かけ日和なのに、
我家はペンキまみれの週末。
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2010.4.24 |
秘密基地 |
次女が秘密基地作りに夢中になってからというもの、
毎週のように、
軍手と板と麻紐とおにぎりをリュックに詰め込んで、
朝早くから出かけて行く。
秘密基地だから、場所は教えられないと言う。
そして私もまた、
ようやく自分の基地作りを始めている。
自分でも驚くほどの速さで、いろんなことが急展開し、
一つ一つ心の中を整理する余裕がないほどに、
目まぐるしく毎日が過ぎている。
それでも、新しいことへの始まりに胸をときめかせながら、
リュックを背負って走ってゆく娘の後姿と自分自身を重ね合わせ、
いくつになっても、
自分の居場所には、特別な思いがあるのだと思う。
しばらくは、基地に少しずつ手を加え、
少しはアトリエらしくなるように、
製作に集中できる場所になるように、
皆さんにも実際に作品を見ていただけるように、
そして、またいつの日か、お教室が再開できますように。
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2010.4.23 |
再開 |
甲子園口にある雑貨屋nicoさんの新店舗へ。
温かくてキュートな雰囲気はそのままに、
以前には無かった作家さんの作品も増え、
新しいテイストが加わった、素敵な店内。
noriさんの針金たちも、可愛く彩りを添えていた。
オープンされて二日目の今日も、
お客さまが途切れることなく訪れてきて、
それはきっと、
mocchiさんの柔らかなお人柄と、
お店の再開を心待ちにされていた、
たくさんの方々の思いなのだと思う。
私もまた、そっとエールを送っていきたい。
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ガラス |
sorajiさんで開催されている、
ガラス作家のqualiaさんの個展へ。
色鮮やかで、個性的なフォルムの作品や、
優しくて、微妙な色合いのグラスやお皿など、
繊細な中にも力のある作品の数々が、店内を彩っていた。
ガラスには、たくさんの表情があることを知り、
偶然にも納品に来られた作家さんにお会いできて、嬉しかった。
個展は25日まで。
皆さまも、どうぞお出かけくださいませ。
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2010.4.22 |
弁当箱 |
お年頃の女子が使うお弁当箱と、それを包むおふきん。
それにしては、ちょっと渋すぎはしないかい。
本人が好きというのだから、
まぁいいんだけど。
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2010.4.21 |
灯り |
昨日は、sorajiさんへ春色リースを納品。
新しい作品もあれやこれやと試作中。
そのsorajiさんにて、
明後日からガラス作家さんの展示会があり、そちらも楽しみ。
明日には、甲子園口の雑貨屋nicoさんの新店舗もオープンされ、
次々と届く嬉しいお知らせに、
柔らかな灯りの下で、一人にんまり。
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2010.4.19 |
配水管 |
バフで見つけたウォッシュタブ。
たっぷりと水を溜められるから、花の水切りにも便利そう。
一番のお気に入りは、配水管の口。
残念ながら、排水溝へとつなげてしまうため、
もう見られなくなってしまう。
こんな隠れた部分が、妙に可愛くて。
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2010.4.16 |
君という花 |
白い息が切れるまで
飛ばして駆け抜けたあの道
丘の上から見える街に咲いた
君という花 また咲かすよ
友人が贈ってくれたその歌は、
まるで今の自分への応援歌のようで、
心に染みた。
そして今日、この場所から、新しい一歩を踏み出そう。
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2010.4.11 |
春の香り |
春は何かと心ざわつく季節で、昔からあまり好きではない。
暖かいと思ったら急に寒くなったり、
満開の桜は美しいのに、葉桜の方が好きだったり、
いつものんびり歩いているくせに、
急にかけ足になってみたり。
「今おこっている全てのことは必然で、
その一つ一つが自分自身の糧となり、必ず次に繋がっていくから」
そう娘と語り合いながら、
自称、超ウルトラポジティブな彼女の姿に、
じつは自分が励まされていたり。
山菜採りに出かけていた母からのお土産は、
春を知らせる青い香り。
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2010.4.8 |
岡本散歩 |
sorajiのryokoさんと、岡本散歩。
yoddyでランチをした後は、
新しくオープンされた、ロブシェキペピさんへ。
こちらはKicaさんの姉妹店で、古道具や古着、
色んな雑貨が所狭しと並べられた、素敵なお店。
まるで宝探しをしているようで、
わくわくしながら店内をうろうろ。
ryokoさんは、とっても素敵なお洋服を発見。
そして私は、新しい作品作りのヒントになるような可愛いものを購入。
素敵な出会いを満喫したのあとには、
ひとひさんで、ほっこりとお茶カフェ。
あれこれとお喋りをしつつ、
新作のイメージも生まれ、とっても充実した時間。
ゆらゆらと揺れる桜のモビールの下、
ちょっとしたお花見気分で。
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2010.4.7 |
サクラサク |
絶好のお花見日和だった週末を逃してしまい、
残念に思ってはいたものの、
近所にお買い物に出かけるだけで、桜を満喫できてしまう。
自分の住んでる町が、大好きに思える季節。
桜のトンネルをくぐったり、
桜吹雪に降られたり、
桜のじゅうたんをにぎにぎしたり。
どんよりとした曇り空の下、サクラサク。
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2010.3.31 |
ツバメ |
今日は、三月の最終日。
バタバタとした毎日を過ごしていて、
色々なことを、
ちゃんと皆さんにご報告しなければ・・という思いに駆られていたら、
友人が突然訪ねて来て、素敵なプレゼントを贈ってくれた。
それは、手作りの消しゴムはんこ。
ツバメがくわえた四葉のクローバーには、
さりげなくKの文字が。
先週、最後のレッスンを無事に終えることができた。
気がつくと、もう十年以上も続けてきた自宅でのレッスンは、
少しずつ少しずつ繋がってゆき、広がってゆき、
たくさんの方々と出会うことができた大切な場所となっていた。
迷ったり、悩んだりしたこともあったけど、
それは間違いなく、私自身にとって、大切な大切な時間だった。
区切りをつけることを決めた今、
脱力感のような、達成感のような、
それとも少し違った、なんとも言えない思いがある。
これは終わりではなくて、次への始まり。
ツバメのように、少し飛び立ってみたくなった。
お一人お一人にちゃんと向き合って伝えたかったけど、
上手くお伝えできなかった感謝の気持ちを、
今、精一杯に心を込めて、
長い間、本当にありがとうございました。
そして、明日からは始まりの四月。
いつの日か、また新しいカタチで、皆さまとお会いできますように。
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2010.3.27 |
絵画の庭 |
長女と出かけた絵画展。
斬新な世界感を持つ作者の方々の、それぞれの絵に触れ、
いくつかのお気に入りを見つけては、
立ち止まってじっくりと眺めてみたり、
お気に召さない作品は、軽くスルーしたり、
なんともわかりやすいやら。
帰りに奈良さんの絵画集を購入し、
表紙に描かれた睨みをきかせた女の子・・ではなく、
水色のような、緑色のような、
不思議で柔らかな色合いの地色に心惹かれた様子。
野球観戦に出かけていた夫と次女は、
劇的なサヨナラ勝ちの興奮冷めやらぬ様子で、かなり熱い。
静と動。
それぞれに楽しんだ、春休みの休日。
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2010.3.21 |
春分の日 |
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まるで、今日のお祝いの日を待ってくれていたかのように、
桜が咲いていた。
皆が笑顔でいられることが何よりの幸せで、
この幸せが、どうかいつまでも続きますようにと、
祈らずにはいられない。
今日は、心穏やかな春分の日。
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2010.3.20 |
両手 |
右手が空くと、すぐにさらさらと絵を描く娘。
メモ書きの裏に無意識に書いただけの、
ただの落書きなのだろうけれど、
これがどうしても捨てられない。
ベリーショートの素敵な女の子が絵を描くその手は、なぜか左手。
両手いっぱいに詰まった夢が、
きっといつの日か叶いますように。
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2010.3.17 |
蜂蜜 |
北摂の新しいお店を、色々はしご。
それぞれに思いの詰まった場所には、
独特の世界感がある。
お店作りのことや、商品のこと、
そこにたどり着くまでのお話を聞かせていただくだけで、
胸がわくわくしてくる。
人と出会うことも、その場所に巡りあうことも、
きっと全てが必然なのだ。
優しい香りのはぜの蜂蜜と、桜はちみつの石鹸。
今日は、ハチミツな日。
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2010.3.13 |
ユーカリ |
いっぱいのユーカリに囲まれて、
今日の我家は花屋さん。
幸せな香り。
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2010.3.10 |
二人で。 |
もりもりと、連日レッスンに励んでいる日々の中休み。
ノイカフェでランチしながら、
バフストックヤードでお茶しながら、
noriさんと、あれこれあれこれ打ち合わせ。
五月のイベントに向け、
少しずつイメージも固まってきた。
二人の妄想が、どんなふうにカタチになるのか。
ちょっと不安で、とっても楽しみで。
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2010.3.9 |
春よ来い |
そろそろ温かくなってきたことだし・・と思い、
髪を短く切った途端に、真冬のような寒さがやって来た。
冬のコートを着て、むき出しの首筋にマフラーを巻き、
真冬のいでたちで、sorajiさんへ。
納品したのは、春色のリース、色々。
今月号のリシェには、sorajiさんが掲載されていて、
北摂の素敵なお店も紹介されており、
またまた心はお出かけモードへ。
太陽が恋しい。
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2010.3.2 |
雑草 |
ローズマリーの脇に生えていた雑草が、
ぐんぐんと伸びている。
一生懸命なその姿が愛おしくて、
どうしても抜いてしまうことができない。
雑草だって、生きているのだ。
学校からの帰り道、長女が拾ってきたのは、
小さな黄色い雑草の花。
「道に落ちていたけど、あまりに可愛くて・・」
と言いながら、小さな小瓶にそっと活けていた。
もう三月。
春はすぐそこ。
目の前に落ちている小さな幸せに、
ちゃんと気がつく人でいたい。
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2010.2.28 |
リース |
誰かにそれを贈る時、
きっと喜んでいただけますように・・と、
いつも祈るような思いで作る。
だからこそ、自分が大好きな色を選んで。
いつも、どこにいても、その笑顔が絶えないように、と。
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2010.2.16 |
ミモザ |
気がつくと、ベランダのミモザが咲いていた。
まだまだ寒いこの時期に、
いつも元気をくれる、黄色いぼんぼり。
暑い夏を頑張って乗り切ってくれたモミの木が、
昨年末に枯れてしまい、
ついに凶器と化してしまう。
触ると痛いし、見ないふりをしていたけれど、
もう少し暖かくなったら、
モミがいたこの鉢に、ミモザを植え替えることにしよう。
春には、また新しい気持ちで。
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2010.2.14 |
恋のレシピ |
どこかに書き留めておいたはずのレシピが見当たらない。
だから、曖昧に思い出してみた。
愛情 1カップ
優しさ 大さじ一杯
嘘 ひとつまみ
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2010.2.12 |
風邪 |
随分長い間、お休みをいただくことになってしまった。
なかなか回復しない身体にムチを打ってでも、
色々とやるべきことはあったけど、
あえて無理をしないことにした。
悔しいけど、年齢には勝てそうもない。
たくさんの方に迷惑をかけてしまい、かなり落ち込んだりもした。
それでも、素敵な話は風に吹かれてやってくるもの。
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2010.2.2 |
らっきょ |
母が漬けた島らっきょう。
少し細めなラインも可愛く、
身体にも良いし、
もちろん美味しくって気に入っている。
瓶に密閉されているはずなんだけど、
なぜかほんのりとらっきょうの香りが。
気のせいだろうとしばらくは見ないふり・・というか、
匂わないふりをしていたけれど、
その香りはキッチンを通り越し、
ついに玄関からリビングにまで広がりつつある。
なんとか匂いを封じ込めようと、
瓶の上からさらに袋を二重にかぶせてみた。
全てのらっきょうを食べ終わるまでには、
まだまだ時間はかかりそうなので、
近々レッスンに来られる皆さまを、
ほんのりとらっきょうの香りでお出迎え・・なんてことのないよう、
ただ今、悪戦苦闘中。
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2010.2.1 |
雨 |
傘を持たずに出かけたら、
帰りはひどく雨に降られた。
ずぶ濡れになった身体を慌てて拭いて、
急いで温めたお湯にボ〜っとつかりながら、
天気予報をほとんど見ることがない自分を反省。
くすぶっている風邪が、これ以上ひどくなりませんように。
明日sorajiさんへ納品予定のリースを仕上げ、
灰色の空を見上げてみると、
少し光が見えていた。
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2010.1.25 |
杢キリン |
珈琲を二杯もいただいたのは、ほんとに久しぶりのこと。
美味しいのはもちろんだけど、
それだけこの場所は、居心地が良いのだと思う。
いくつかの本をパラパラと読んでみたり、
他愛もない話をしてみたり。
そんな二人の頭の中には、車輪がころころと回っている。
noriさんとのコラボ名は、sharin。
二人の呟きブログ、始めました。 **
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2010.1.22 |
芦屋 |
芦屋のくぅさんにて、お気に入りの作家さんの器展へ。
ずっと心待ちにしていた展示会。
昨年ここで出会ったその作家さんの箸置きに一目惚れして購入し、
シンプルなカタチや質感が気に入っている。
展示会では、違った雰囲気の作品も見られて嬉しかった。
商店街に新しくできたカフェにてランチ。
大きな窓から見上げる電車の車輪が何とも格好良くて、
いろんな部分にこだわりが見られる素敵な空間。
ben:chさんやBusketさんにも立ち寄って、
uffuさんでは新しい紅茶を購入して、
芦屋界隈を楽しんだ一日。
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2010.1.18 |
紫 |
黒に近い、深い深い紫色。
ベルベッドのような風合いの大輪のバラを、
真っ白な器に合わせてみた。
今年のレッスン初めは、
いつになくモダンなアレンジで、お出迎え。
少し何かを削ぎ落としてみたくなったり。
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2010.1.14 |
TRUCK |
移転されたばかりの、新しいTRUCKさんへ。
以前の大好きだった雰囲気はそのままに、
より広く明るくなって、思わず小さく叫んでしまう。
いつかは欲しいなぁ・・と思っているテーブルを何度も眺めては、
妄想の世界へ。
今はすっかり葉が落ちてしまった木々達も、
きっと春には緑でいっぱいになるはず。
その頃に、また違った表情のこの場所を見てみたいと思う。
お隣のカフェでは、噂のBIRDランチをがっつりといただいた。
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星霜 |
新TRUCKさんを満喫した後は、
美味しい珈琲をいただきに、喫茶星霜さんへ。
ここは、いつ来ても落ち着ける場所。
ミルクをたっぷりと入れていただく私とは違い、
「美味しい珈琲はブラックで」と、大人なnoriさん。
素敵な空間に居ると、
いろんな発想が生まれてくるから不思議。
二人であれこれと企んでいる楽しい計画のご報告は、
また後日。
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2010.1.13 |
新年会 |
お料理上手な友人宅でいただいた、新年会ランチ。
小ぶりなお重には、手作りのとっても美味しいお料理。
昨年一緒に出かけた先で買った素敵な棚には、
お正月のお飾りが。
鏡開きはもう過ぎてしまったけれど、
今日まで待ってくれていたこと、
いつも年末年始はバタバタと働きっぱなしだから、
こんなふうにもてなしてもらえることが、
とっても嬉しかった。
いっぱいお喋りしながらの楽しい時間。
今年もまた、お互いに良い年でありますように。
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2010.1.10 |
詩仙堂 |
年の初めには、必ず訪れる京都。
今年は、初めての詩仙堂へ。
決して派手さはなく、楚々とした居と手入れの行き届いた庭園。
和の空間には、やはり心が癒される。
今の時期は咲く花も少なく、少し淋しくもあるけれど、
そこにもまた、日本の四季を感じつつ。
帰りに立ち寄った恵文社では、
お目当てのカレンダーが完売していて、
そりゃそうだよな・・と思いながらも、
我家の暦はまだ12月。
早くお気に入りを見つけなくては。
長女が釘付けとなった一冊の本には、
彼女の好きな世界が広がっていた。
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2010.1.7 |
AALTO |
どうしてもどうしても欲しくって、
新年早々、清水の舞台から飛び降りた。
人混みが苦手だからバーゲンには行かないし、
冬物の服を買う予定もないし、
初詣で引いたおみくじは久しぶりの大吉だったし、
あれこれと意味のない言い訳をしながら、
思い切って、想い続けていた本を買った。
ずっしりと重いそれには、
憧れの世界が広がっていて、
眺めているだけで、心に風が通ってゆく。
今年は何かが変わっていきそうな。
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2010.1.4 |
新年 |
明けましておめでとうございます。
皆さまは、どんな年を迎えられたでしょうか。
私は・・といえば、何となく忙しいようで、
それでもいつもと変わらないお正月を過ごしながら、
この一年に馳せる思いを、色々と巡らせている毎日で。
昨年は、
ずっと花と向き合い続けてきた自分自身の歩みを休め、
少し立ち止まってみることを決めた。
そんな今も、呼吸している花が恋しくて仕方がない。
それは、多くの花を組み合わせて形を作ることではなく、
色を合わせることでもなく、
ただ一輪の花、一本の枝、一枚の葉、
その潔く凛とした姿が、たまらなく愛おしいのだ。
思えば自分の原点は、日本古来の生け花だった。
花の自然な立ち姿と、
風が通るような「間」の絶妙なバランス。
その頃は感じることができなかった感覚に、
今になって少し気がついたような思いがある。
これから、どんなカタチで花と触れ合っていけるのか、
まだ答えは見つからないけれど、
それでも長かったトンネルの出口は、
もうすぐそこにあるような気がしている。
新年早々、訳のわからないことを色々書いてしまったけれど、
そんなこんなの私ですが、
今年一年も、どうぞよろしくお願いします。
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