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2018.7.28 |
お知らせ |
8月は、アトリエをお休みをさせていただきます。
9月以降、色々を整えまして、
皆さまのお越しをお待ちしております。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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2018.7.14 |
花々 |
待ち合わせに向かう電車の中、
手の甲に蟻が歩いていて、
どこから一緒だったかな、と思う。
心に響く花々は、
生きにくさを背負っている。
人も、植物も、
土に包まれ、大気をまとい、
自然を完結するように、それでも生きる場所を選ぶ。
メメント・モリ。
ある時から、頭の中を巡り続けていることば。
だから、今を生きる。
急な予定変更が続き、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
尚、8月は一か月間お休みをさせていただきます。
勝手ばかりで申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。
暑い毎日が、どうか穏やかでありますように。
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2018.6.29 |
しののめ |
夜でもなく、朝でもない。
日々の魂を浄めるように、雨が落ちる。
物語の行方を、どこか遠くに感じながら、
誰もいない場所で、
人のものではないことばで、
霧に包まれた真ん丸な月と、
しののめの時刻に。
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2018.6.25 |
笹百合 |
光っているみたいに咲く、笹百合。
命は、
黙々と、在る
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2018.6.10 |
沈黙 |
繊細な線で描かれた菫の花が、
今にも消えそうで、切なくなる。
あの日、霧がかった山の中で、木に触れた。
自然とは、偉大なる沈黙。
この傷みを、忘れてはいけないと思う。
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2018.6.7 |
ネジ木 |
風景の一部に、木をいける。
風を受け、光に向かう、そのように、
木を、生ける。
キタの北ナガヤ
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2018.6.4 |
紫式部 |
都会の真ん中に、
紫式部を植えました。
ささやかな花々は、
いつか鮮やかな紫の実と生ります。
古い長屋が、新しく生まれ変わる場所。
キタの北ナガヤ
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2018.5.28 |
大山蓮華 |
白い花が咲いていて、嬉しかった日。
九年目の歩み。
伸ばした手の、その先へ。
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2018.5.22 |
午後に咲く食卓 |
卉奏の森を眺めながら、
午後に咲く食卓
黄昏に摘む
うつくしい時間でした。
食卓には、小さな山苺の花が咲き、
根も、土も、大地も、人も、
命を繋ぐかけがえのないもの。
あやちゃんのつくられるお料理には、
土の中で育まれた植物を感じながら、
いただいている感覚がありました。
食する植物も、
空間を彩る植物も、
森に生きる植物も。
ご参加くださった皆さま、
tokkikiのあやちゃん、卉奏のシノハラさん、スタッフの皆さまに、
心から感謝申し上げます。
卉奏の森は、初夏の緑に溢れています。
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2018.5.19 |
ヒカリトワ |
草木に染まる糸、
白樺の木、
五月の光に包まれて、
ヒカリトワ、終了いたしました。
期間中にも草木は育ち、
生まれるもの、朽ちるもの、
始まりも終わりもない、輪廻。
お越しくださった皆さま、
色とリズムようこさん、410のかなこさん、宇のあつみさんに、
心より感謝申し上げます。
光とは、
光と環、
ヒカリトワ。
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2018.5.15 |
新月 |
たった一人の大切な人へ、
今夜は、
ただ祈ろう。
見えない月へ、
深い場所へ。
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2018.5.14 |
白樺の会 |
五月の光。
空に向かう、白樺の柱。
メイポールに見守られ、
白樺の会、終了いたしました。
色とリズムようこさんに導かれながら、
白樺に染まる糸かけ。
清らかな波動、
うつくしい曼荼羅。
生まれたての黒い木が、
年月とともに白く染まる白樺の木のように。
白く、白へ。
ご参加くださった皆さま、
色とリズムようこさん、410かなこさん、
美味しいローケーキをつくってくださった宇のあつみさん、
うつくしい時間をありがとうございました。
「ヒカリトワ」の展示は、5月19日までとなります。
16日と19日は、植物の販売をさせていただきます。
光溢れる五月の植物を、お届けいたします。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
ヒカリトワ 2018.5.11〜5.19 at 410
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2018.5.11 |
ヒカリトワ |
ヒカリトワ、本日より始まりました。
柔らかな木漏れ日の中、
白樺の若葉は揺れる。
草木に染まる糸と布。
光の環、曼荼羅。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
ヒカリトワ at 410
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2018.5.10 |
白樺 |
空に向かう光の柱。
光と環
植物と叡智
永遠の光
光とは
ヒカリトワ 色とリズム×K fleurs 2018.5.11〜5.19 at 410
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2018.5.9 |
ヒカリトワ |
植物に染まる糸、
うつくしい曼荼羅、
光の環。
ヒカリトワ
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2018.4.22 |
ヒカリトワ |
静かに光る満月の夜、
草木に染まる糸をかけました。
光と環
植物と叡智
永遠の光
光とは・・・
新緑が眩しい五月、
中崎町410にて、色とリズムようこさんと共に、
草木染めと植物の展示を開催いたします。
植物のエネルギー溢れる五月。
光に包まれて、
向かう先へ。
期間中、
色とリズムさんによる糸かけのワークショップも開催いたします。
檜の会。
白樺の会。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
ヒカリトワ 2018.5.11〜5.19 at 410
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2018.4.15 |
豆桜 |
豆桜が、咲きました。
光に包まれて、
うつむきながら、
それでも前に。
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2018.4.13 |
at the table |
うつくしい時間が、
一瞬で過ぎてしまう。
夢のあとに、もう一つの夢を見た。
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2018.4.9 |
渓谷 |
崩れそうな足元を、
一歩ずつ確かめながら、ゆっくりと歩く。
圧倒的な自然を前に、
今できること。
今しかできないこと。
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2018.4.6 |
八重桜 |
散った一輪をそっと握りしめて、
笑顔で会いに来てくれた人。
優しさが、彩りとなる。
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2018.4.1 |
ことば |
木蓮の花便り。
届いたお手紙の、優しい文字。
遠い春のお庭の、赤い花びら二枚。
誰かと繋がっていることも、
誰かと離れていくことも。
静寂が生まれた時、
足もとの小さな花に気づく。
小さなイカリ草、
小さな貝母百合、
小さな岩鏡、
もうすぐきっと、二輪草。
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2018.3.14 |
貝母百合 |
卉奏の森は、
芽吹く植物のエネルギーに溢れていました。
枝先に生まれた小さな葉、
膨らみ始めた山葵の蕾、
梅花黄連の花の終わり。
柔らかな日差しが溜まる場所に、
貝母百合を植えました。
ここに生まれ、
ここに散る。
これから始まる営みを、
静かに眺めていたいと思う。
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2018.3.12 |
無 |
ことばが黒い森に広がり、
なぜという問いは、
木々の中に吸い込まれる。
騒がしさが遠のいた時、
世界は真っ白な無となる。
祈りの人へ。
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2018.3.11 |
木蓮 |
咲き始めた木蓮に誘われて出かけたら、
優しい笑顔に会えました。
混沌とした街に響きわたる音が、
ある一点に集まる瞬間。
風の冷たさと、
陽射しの温もりと、
ただ咲いているだけの花。
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2018.3.8 |
雨 |
無音で過ごす午後。
聴こえてくるのは、雨の音だけ。
ありのままの姿の、鶯神楽を生けました。
今を洗い流したら、きっと明日は笑っていよう。
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2018.3.7 |
シレジウス瞑想詩集 |
始めもなく 終わりもない
わたしがどこへ向かおうとも、
中心点もなく 円周もない
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2018.3.1 |
蕗の薹 |
山から下りてきたフキノトウが、
静かに咲き始めました。
土に触れた数日と、
根に触れた想いと、
いろんなものが交じりながら、
それでも春はやって来る。
誰のもとにも、必ず春は訪れる。
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2018.2.18 |
梅花黄連 |
白い花が咲き、
まるで余白に呼ばれたように、胸を撫でる。
息するものは心をもち、
たった一人で咲いていた。
一日の終わりに見上げる空が、
いつまでもそうであってほしいと思う。
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2018.2.15 |
光の在り処 |
光在る風景。
鶴田美香子さんの美しい作品は、
まるで空に舞うようで、
篠原智之さんの涙の花は、
儚くもうつくしく、凛と咲く。
足もとの森屑には、
木々に宿る虫こぶ、
葉脈が透けたさなぎ、
森で生まれた命の痕跡が、そこここに溢れています。
静かに光が射す朝も、
木漏れ日の午後にも、
闇の中に浮かぶような夕刻も、
蔵の重い扉を開けて、
静かに感じていただきたい風景です。
森屑降りて。
卉奏さんでの展示は、18日までとなります。
ぜひご覧いただけたら幸いです。
「森屑降りて」 at 卉奏 2018.1.28〜2.18
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2018.2.12 |
今日 |
今、感じたこと。
気づき。
いつもありがとう。
暖炉の傍で。
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2018.2.8 |
雪柳 |
白い花が咲いて、
静かに雪が降りました。
目くるめく今と、
あの日見た、月のこと。
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2018.2.7 |
声 |
壊れていく理性を、
一つ一つすくいあげる。
闇の声に耳を傾け、
大丈夫だよって、言ってあげたい。
たとえ世界中の人に非難されても、
たった一人きりでも、
そのままでいいよって、言ってあげたい。
心の叫びを、
抱きしめたい。
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2018.2.6 |
雨 |
浮遊した綿毛と、
春に近い陽射しと、
晴れた日の、モームの雨。
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2018.2.5 |
calling you |
聞こえますか
あなたを呼ぶ わたしの声が
I am calling you
Can't you hear me?
I am calling you
昔観た映画は、
乾いた風の匂いがして、
少しだけ、泣いた。
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2018.2.3 |
光の在り処 |
闇の中、
光射す場所に、
涙の花は咲く。
卉奏の蔵、光の在り処にて。
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2018.2.2 |
福寿草 |
大切なことは、
いつも静かに、心の中にある。
福寿草が、
笑うように咲いていて、嬉しかった。
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2018.1.28 |
森屑降りて |
卉奏のはじまりの日。
それぞれの森の屑は、
静かに共鳴し合いながら、風景を奏でています。
たくさんの人の想いが交わり、重なり、
一つの風景は生まれました。
その場所には森が在り、
光は満ち、
影をもまとう。
朽ちゆく欠片がもたらす小さな詩。
森屑降りて、はじまりました。
「森屑降りて」 at 卉奏 2018.1.28〜2.18
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2018.1.26 |
卉奏の森 |
卉奏の森に、
静かに雪が舞いました。
芽吹きを待つ冬の木々と、
未完成なはじまりの尊さ。
木々の重なりを想い、
豊かな土を願い、
ここから生まれる風景の始まりに。
明日は、
repairさんと西森千明さんによります、
「森屑の音楽会」が開催されます。
明後日28日からは、
卉奏セレクション作品展 「森屑降りて」が始まります。
卉奏のはじまりに、
皆さまぜひお出かけください。
「森屑降りて」 at 卉奏 2018.1.28〜2.18
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2018.1.21 |
球根 |
花の蕾と、生命の塊。
静かな光は、
一つ先へと向かっている。
今日は、何を想っていよう。
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2018.1.20 |
静思 |
春を待つ冬の木々は、
どこかざわざわとしている。
咲き始めた白い花も、
まだ眠っている小さな蕾も、
はじまりは、あしもとから。
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2018.1.19 |
苔 |
木々が風に揺れるみたいに、
そこに苔が生すように、
その先の風景を想像している。
短くなった前髪を撫でて、
見上げた空は澄んでいた。
流れるままに、流れていこう。
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2018.1.11 |
福寿草 |
福寿草の蕾が膨らんでいて、嬉しかった。
もうすぐ咲く黄色い花と、
木に包まれていることの意味。
植物のエネルギーに満ちた場所で、幸せなひと時。
大切なのは、今って思う。
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2018.1.9 |
キソウの森 |
苔生した石と、大きな木々。
小さな森から繋がる草花。
poppy sheedの是枝さんとともに、
卉奏さんの森づくりがはじまりました。
長い時を経た樹木は神々しく立ち、
寄り添うように重なる木々。
土の香りと、
向こうに見える山のような、
風が吹く森のような、
はじまりとか、終わりとか、
感覚も、感情も、
そんなことの交わりが、日々に重なり合う。
雪割一華が咲く頃、
卉奏の森のはじまりに。
「森屑降りて」 at 卉奏 2018.1.28〜2.18
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2018.1.8 |
ジューンベリー |
冷たい雨の一日。
真っ白な壁のおうちに、
大きなザイフリボクを植えました。
暖かくなる頃、芽吹きは始まり、
白い花は、いつか実と生る。
六月の実り。
木が、風景をつくる。
あたらしい始まりの日に。
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2018.1.4 |
土 |
新年あけましておめでとうございます。
木々に見守られながら、
穏やかな気持ちで新しい年を迎えています。
山から届いた裸の木々は、
小さな蕾を膨らませ、
これからを彩るために、ここに来てくれました。
あの日感じた根のことを、
触れた土の強さを、
いつも心に留めつつ、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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